大学のデザインサーベイで、学生達と世界遺産白川郷に出かけた。山間の集落なのに、ビジター達がそこそこやってくるあたりは世界遺産たる所以だろう。
この小さな集落が、これまで多くの人間達に撮影されてきたので、もう新しいアングルはないといわんばかりであり、今更私が撮影してもしょうがないのだが、カレンダーのような画像でもアップさせておいた。
昔から、結(ゆい)というこの村独自の組織があり、屋根の葺き替をはじめ、この村の暮らしに必要なことは、村人達が協働で行うしきたりがある。それがこの風土でくらす人々の智恵だったのであり、今でも継承されている。だから特徴ある合掌造りの茅葺きの民家が数多く立ち並らぶ景観が今でも数多く維持され、この村の個性となっている。世界遺産に評価されたのも、この結という共同体組織の存在が大変大きいと聞いたことがある。
従って今でも村の暮らしがあり、その上に観光というフィルターが乗せられているのだから、それらがどのように帳尻を合わせて行くかは、なかなか大変なことだろうと思われる。
ともあれ新緑の大変美しいときに、私達が訪れることができたのは幸運だった。少し寒かったが森林浴の気分で、小さな村を散策していた。
岐阜県大野郡白川村,撮影日2010年5月13日
FUJI S5pro,AF-S Nikkor16-85mm/F3.5-5.6ED,VR
シャッター:1/250,絞りf11,焦点距離85mm,ISO640.
この小さな集落が、これまで多くの人間達に撮影されてきたので、もう新しいアングルはないといわんばかりであり、今更私が撮影してもしょうがないのだが、カレンダーのような画像でもアップさせておいた。
昔から、結(ゆい)というこの村独自の組織があり、屋根の葺き替をはじめ、この村の暮らしに必要なことは、村人達が協働で行うしきたりがある。それがこの風土でくらす人々の智恵だったのであり、今でも継承されている。だから特徴ある合掌造りの茅葺きの民家が数多く立ち並らぶ景観が今でも数多く維持され、この村の個性となっている。世界遺産に評価されたのも、この結という共同体組織の存在が大変大きいと聞いたことがある。
従って今でも村の暮らしがあり、その上に観光というフィルターが乗せられているのだから、それらがどのように帳尻を合わせて行くかは、なかなか大変なことだろうと思われる。
ともあれ新緑の大変美しいときに、私達が訪れることができたのは幸運だった。少し寒かったが森林浴の気分で、小さな村を散策していた。
岐阜県大野郡白川村,撮影日2010年5月13日
FUJI S5pro,AF-S Nikkor16-85mm/F3.5-5.6ED,VR
シャッター:1/250,絞りf11,焦点距離85mm,ISO640.