Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

京都暮らし317. 進々堂のタルティーヌ

2010年05月23日 | Kyoto city
 今日は、待望の雨、それも必要以上に大量の雨と風、むしろ嵐に近い。まあそれでも、待ちに待ったのだから午前中は、府立植物園へ出かけた。やはり雨に濡れた樹木は美しい。
 マクロレンズなので、ピントを合わせる位置決めが意外に難しい。被写界深度と絞りを想定しながら、撮影しては結果を見て、試行錯誤という案配の撮影なのだが、雨に濡れつつ、傘をさしつつ、そうそう思うようには撮影できない。腰を落ち着けてじっくり撮影する他なさそうである。
 昼ぐらいまで撮影していると、少し寒い。そこそこに切り上げて、植物園前にある進々堂に、かけこんだ。早速タルティーヌと暖かいミネストローネを注文した。本来はパン屋さんだし、ここの味覚は私の口に合っていることもあつて、フランス風サンドイッチは当然美味である。ここの昼飯にありつくと、いつも幸せな気分になる。
 進々堂で食事をしながら、大学の周りの昼飯環境の貧しさを思い出していた。私は土曜日も授業をしているのだが、土曜日はなじみの店が休みで苦労させられる。まあ少し歩いて王将か。もともと王将は京都の店だけど・・・。
 進々堂は、イノダ珈琲とともに京都人が好きな店である。京都人は美味しい物と美しい物が好きなんだと、いつも思う。それは土地柄でしょうね。

京都市・京都府立植物園,2010年5月23日撮影.
Fuji FinepixS5pro,Carl Zeiss Makro Planar f2/100mm,ZF.
シャッター:1/250,絞りf4.ISO1000,カラーモードF2.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする