Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE74. 山の機材論

2010年09月23日 | field work

 今回の燕岳山行では、オリンパスペンライトに広角から望遠まで撮影できるズームレンズ1本だけを持参した。
 こういうときにあれこれと迷う必要のないシンプル・システムで、ボディとレンズとバッテリーを含めて600g程度と小型軽量であり、且つ従来レンズの焦点距離でいえば28mmから300mmまで撮影可能なペンシステムである。当然ザックも軽くてすむ。登山道は、北アルプス三大急登なのだから、荷物は軽くするのが鉄則である。
 登山の荷物は、できれば雨具と水1リットルとできるだけ軽い撮影機材と予備バッテリー2本だけを持参し、あとは持ちたくないぐらいだ。そのために燕山荘と同じ経営者である麓の宿舎有明荘では、前日に宿泊していれば無料で余分な荷物を預かってくれる。下山時に荷物をとりに行きがてら、ここの露天の温泉につかり、昼飯でもたべて、着替えて行けばさっぱりしていいではないか、というのが山小屋の主の発想なのである。
 そう考えると山では、機材が重いと、体力を消耗したあげく撮影意欲もなくなり、撮影範囲も限定されてしてしまうからだ。だから軽く小さいのにこしたことはない。

燕岳合戦尾根、撮影日2010年9月19日
OLYMPUS PEN E-PL1,M.ZUIKO DIGITAL14-150mm/F4-5.6
シャッター1/640,絞りf10,焦点距離150mm,ISO200,iFINISH

コメント
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