Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編105. フェチの続き

2015年02月06日 | Nagoya city
 フェチの続き。Fujiの撮影素子と相まってカールツァイスのレンズは建物のエッジが小気味よく描写され大変シャープだ。であれば、フルサイズのボディでこのレンズをつけてみよと考えるとニコンDfボディとなる。であればまたFujiの撮影素子をつんだフルサイズボディを登場しないかと思い、ニコンDfには手を出さないようにしているのだが。
 撮影データをみるとISO100、1/100にF8だなんて、若い頃のフィルムカメラの撮影設定みたいだ。そうつまりカメラの基本的操作が、フィルム時代そのままにデジタル化された機材なのである。だから使い勝手もフィルム時代と全く変わらないところが良いのだが。
 でも最近の学生達はフィルムという存在自体を知らないようだ。スライドで講義していたら、それってどんな仕組みなんですか?、と訪ねて来る学生がいた。
 去年は、コダックのスライドプロジェクターの電球が切れた。当然ストックもないし、業者にそんなものがあるはずもない。大学の中を探し回ってようやく1台つかえるスライド・プロジェクターを見つけた。先生しかつかわないので、もってってくださいと言われた。本学最後のスライドプロジェクターである。
 スライドをデジタル化すればよいではないかと思うが、ストックしてあるスライド画像が1万枚を超えると、それも難しい。1枚千円でデジタル化すると、1千万円かかる。
 だからフィルムとは言わないが、せめて今のニーズに合わせてFujiの撮影素子をニコンDfボディに積んだフルサイズデジタル一眼レフを開発して欲しい。どうもニコンやFujiというメーカーは、なんでも待たされるのですね。待ったあげくに出ないということがあるからね。
 それがいやでオリンパスに逃避しましたけど。あの待たされる悪夢はもうごめんこうむりたい気分もある。悪夢だから忘れることにしているが。
 もしそんな仕様のボディが登場すれば、デジタル一眼レフとしては最も高品位な画像が撮影できるシステムになるんだど、まあ夢か。

愛知県・足助町
Fuji FinepixS5pro,Distagon25mm/F2.8
ISO100,露出補正-0.3,F/8,1/100
コメント
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