Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編107. ファインダー

2015年02月16日 | Nagoya city
 今日は、体が空中分解するような疲れを感じた。なんだろうか。物事が全て嫌になる感じだ。昨日の筆の勢いで書いた下書きでも貼り付けておこう。
 昨日の下書き・・・
 マクロプラナーは、こういう小さな被写体が得意だが、被写体深度はごらんの通り極めて狭い。これを室内で手持ち撮影でというのは難儀だが、やはり色と背景のボケ方は大変綺麗だ。
 撮影機材の要の一つは、ファインダーである。デジタルファィンダー(EVF)ならとやかく言う必要はないが、こと光学式アナログ・ファィンダーとなると機材によって差が大きい。
 特にデジタル一眼レフが登場しだしたときは、メーカーもファインダーには、井戸の底をのぞき込むような小さなイメージサークルのファィンダーを乗せるなど、これまでのフィルム機材から大いに後退するような仕様が大半であった。
 だからニコンD200をベースにしたFuji FinepixS5のファィンダーも小さい。そこで拡大鏡を取り付けてなんとかしのいでいる。マクロプラナーでは限界かな。
 ならばマニュアルレンズと互換性がよいニコンDfとなるが、まずこれはファィンダーをもう少しがんばって欲しかった。それにニコンの色にはあまり興味がないし。そこが調達に乗り気になれないところだ。
 デジタル化して撮影機材の光学式ファィンダーの性能は、フィルム時代と比較すればはるかに落ちている。ニコンF3のファィンダをのぞくと、これが普通なのだと思うぐらいストレスがなくクリアでみやすかった。
 であれば、光学式はやめてデジタルファィンダーでも良いと思う。そのほうが画像の拡大も容易だし、明解にピントが合わせられる。ニコンDfの次世代モデルも、ボディを小さくしてデジタルファィンダーにしてほしいね。そうするとニコンF3位の大きさになるだろうと思うが。
 そういうデジタルファィンダー(EVF)を積み、マニュアルレンズに相性が良いF3サイズのボディが登場するまで、カールツァイス・マクロプラナーの使用頻度は小さいだろう。
 他方でデジタル・ライカは昔のレンズもほぼ使えるけどな。ニコンも数多くのレンズをだしたと豪語するばかりではなく、それらのレンズがすべて今でも使えるようにして欲しいですね。それがニコンDfなのだが、このファィンダー性能が今一つ私には不足を感じる。特にマクロプラナーではね。まだしばらくはお蔵入りのシステムかな。

愛知県・足助町
Fuji FinepixS5pro,Carl Zeiss MACRO PLANAR100mm/F2.0
ISO400,露出補正-0.3,F/4.0,1/20
コメント
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