Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE1184. 白日夢

2015年06月22日 | Kyoto city
 ケチのつけ始めは、いつものリュックに撮影機材が皆無だったことだ。
 そのあたりから、「あれ!写真なんか撮っていた」というもう一人の自分が登場し、「だっていつもプログでアップさせているじゃない」、「えっ、ブログなんか書いていたっけ」、そんな調子でもう一人の自分が言い聞かせるように「今まで夢を見ていたんだよ」と言う始末だ。
 つまり自分からもう一人の自分へタイムスリップしたようなフィーリング。そんな気分のまま、治部坂峠まで車の練習をし帰って来たら、いつもいるはずの事務職員がいない。あれどうしたったけ。「そんなのいるバズないじゃないか」、ともう一人の自分が語りかける。
 いつもあるはずのものがなく、いつもいるはずの人間がいない。そんなの最初からいないのさ。でっ、えぇっー!だよ。白日夢なんだろうか。
 ならばiPhoneの情報が自分の存在を示してくれると思ったら、バッテリー切れになっていた。しゃあない帰りの新幹線で充電かと思っていたら、いつも持参していたケーブルがない。ホントにタイムスリップしちゃたんだろうかと思いながら帰宅した。
 つまり、機材とiPhoneのケーブルを忘れていただけなんだけどさ。いつもの日常に戻るべく、昨日撮影した画像でもアップさせよう。
 やれやれ、風呂に入って水割りをつくり、E-M5にいつものレンズとiPhoneのケーブルをリュックに詰め、ようやくもう一人の自分は消え去り、いつものペースに戻った。

京都市 高辻通
OLYMPUS PEN E-P5,M.ZUIKO DG12mm/F2.0
ISO200,露出補正0,f/5.1/500
コメント
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