先日夢をみていた。
D社という大手広告代理店の若い社員がやってきて、「これから相談する時間を設けて頂きたい」。
実際にD社とは、過去に一緒に仕事をしたことがあるが、夢に登場した若い社員は初対面だ。
それも私の実家がある東京神楽坂での立ち話なのだ。
「じゃ、2時頃にしますか?」
D社「2時の前とか後とか・・!??、じゃその辺で、実際我々も忙しいので・・・・!×△・」
「場所は、名古屋の大学の研究室で」
D社「じゃ、それで・・・」
それで引き上げた。おいおい名古屋の大学の研究室といったって、ここからなら2時間以上はかかるぜ。夢だから距離感覚がない。
私が追いかけて若い社員を捕まえたら、そこに同僚がいた。見た記憶のある上品な年配のやり手営業マン風顔だが名前が思い出せない。
「時間と場所はどうしますか」
D社「2時なら短い時間で、4時半以降なら我々も時間が空きます」
「なら4時半に神楽坂で・・・」
一見落着して、そこで眼が覚めた。夢の中にまで登場するぐらいだから、なんともすごい広告代理店だ。
夢には、あなたの将来の夢は?、といった具合に意識できる夢と、寝ている間に見る無意識な夢とがある。ここでは、後者なのだが、特に寝ている間に脳細胞は、過去の情報をデリートしたり、整理したりしているのではなかろうか。そして眠りが浅くなってくると、そうしたデリートされつつある情報の断片が記憶に留められているのだろう。
だから夢をみたらスッキリした経験がある。あるいは夢に見なくても一晩寝たらスッキリしたという経験は誰にでもあるだろう。それは脳細胞の情報が寝ている間に整理されたりデリートされているからだろう。私達の脳もコンピュータ同様に動いているわけだ。
私の推論で言い換えると、脳細胞は、毎日そうした情報の整理をして身体のバランスをとっているのではなかろうか。無意識下だから、私にはわからない。だが目覚めが近づいてくる眠り方の浅い頃になると私達の記憶装置が働きだし、まだ整理し切れていないデリート情報の断片が記録されてしまうのだろう。そうした記録が夢だろうと考えている。そう考えると、夢などみないで熟睡しているのが、一番よさそうだ。
さて夢に合わせて画像も過去画像から調達した。名古屋の大学の私の当時の研究室、もう一つは東京・神楽坂。阿波踊りは夢の中には登場しなかったが一応神楽坂の代表的な催事であり、地元の連から撮影してくれと依頼されたときのもの。
過去画像だから、久しぶりにPEN LIFEがテーマだ。もちろんその後オリンパス機材は、キャップ1枚に至るまですべて売却処分してしまったから、もう夢の中に登場してもよい機材なのだが、不思議とこいつの夢は見ない。
1)名古屋市立大学三上訓顯研究室(当時)
OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG 7-14mm
2)東京・神楽坂阿波踊り
OLYMPUS E-M1,M.ZUIKO DG 17mm
ISO1600,焦点距離17mm,露出補正0.3,f/1.8,1/40