Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1591.  小説:小樽の翆11. オキシトシンが分泌されるタイミング

2020年01月28日 | Sensual novel

 

 夕べは翆と激しく燃えたから、そのまま布団から手足を出して寝ていた。その寒さで眼が覚めた。二重窓から通りを見下ろすと、ニット帽にダウンジャケットを着てブーツをはいた小学生達が学校に行く。翆は隣で寝息をたてている。

・・・

珈琲をついでいたら、翆が起きてきた。飲む!?

翆「飲む!、今日はお店が休みですぅー・・・」

昼から朝里川温泉へゆこうか?、翆がいいね!、のサインをだす。

そのまえにもう一回やろうか?

翆「たつのーー?」

多分・・・・、

翆「朝里川温泉で部屋とってするのはどう?、場所かえると気分も変わるでしょう」

俺は、いいね!、のサインを送った。

翆「私達って、たぶんオキシトシンが分泌されるタイミングが一緒なんだよ」。

そうねえ・・、僕が翆のおっぱいをなてで、翆が僕のおちんちんをにぎってしごいてる、それで二人とも燃え上がるわけだ。まあラブラブの仲だね。

翆「ずっと小樽にいなよ!」

うん、それもありか・・・。

翆「ずーーと同棲暮らし!」

もし一人暮らしだったら老後はどうすんの?

翆「いまの珈琲屋の仕事のめどがついたら、看護師に戻るの。あそこ万年人手不足だから、それで定年まで仕事をして、そのあとはホームで暮らすの。老人達のお世話ボランティアをしながら、老老介護かなぁー(笑)、看護師の定番コース」。

そのころ息子のヒロユキ君は、50位だね、どうしているだろう?。

翆「あいつは大作家!!!で自立している(笑)!!!」

・・・

翆「人間は、その歳々でやりたいこと、やれることを目一杯するの、だから私も17の時に妊娠したら産みたいと思ったから産んじゃったよ。それ正解!。歳をとればできることもできなくなるんだから・・・、ウリャ!、ウリャ!、これでどうだ!!」

いたたたっ!!!、タマタマを握りつぶさないでよーー、あとで使うんでしょ、大切にしてちょーーうよ((^_^))。

男と女の仲をつなぐものって、やはりオキシトシンの分泌か。

翆「きっと一緒のタイミングでオキシトシンが分泌されるんだよ、それが相性というやつさ(笑)」。

 さてベーコンサンドにして朝飯、バスの時間をはと・・・。

翆「ポタージュスープもある、ホタテを加えよう・・・」

朝の小樽の時間が過ぎてゆく。久しぶりに陽が射してきた。

 

OLYMPUS E-P5,LEICA DG Elmarit Asph 45mm/F2.8

ISO500,焦点距離45mm,露出補正0,f/2.8,1/4000

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする