アチキは、夕べ最終便で仕事先から小樽に戻ってきたんだった。最終電車で小樽に着き、人気の少ない入船通りを歩くのが心地よい季節になった。
風呂から上がりベッドにゆくと翠は熟睡していた。後ろから抱きかかえ翠の胯間に指を滑らせ刺激すると、ううーんと寝言のような喘ぎ越えが可愛かったな。少し潤っていたし・・・。
まあ帰ってきたよという挨拶なんだけど・・・。それに女は、寝ていても悶えて、夢の中で抱かれている夢をみているかもしれないと想像するところに男の好奇心があるけどねぇー。そう思いつつアチキも寝ちゃったけど・・・。
翠が鼻歌をしながら身支度をしていた。その物音でアチキも眼が覚めた。まだ外は暗いじゃないか。多分翠は抱かれている夢をみて心地よかったはずだというのは、男の幻想だけど・・・。帰ってきた、そして愛されている、位は感じたから鼻歌なのだろう。
翠「今日は夜勤。だから朝の散歩に行こうよ。それでモーニングを食べようよう!」
こんな朝早くでも、少し空気の冷たさを感じるが寒くはない季節だ。翠のケツを撫でながら海岸へ向かった。
海岸は澄んだ空気が遠くの山まで見えている。地中海の景色かもしれない。
「夕べは、抱かれている夢をみたかなぁー」
翠「ハハハ、アチキが帰ってきたのはしってるもん。半分うつろで感じていたもん(*^▽^*)」
「なんだぁー、起きてたか・・・」
抱かれている夢を見ながら悶えてくれたらと思ったのは男の幻想だったか。
さて、もうみせが開いているだろう。
ホテルのブッフェへでかけた。
そんな風に今週も小樽の暮らしが始まった。