7月7日にアップさせたイラストの制作過程を映像にした。透明水彩絵具による夏の海岸のランドスケープだから入道雲があるだろう。北の空だから色は内地とは違うかもしれない。といって私は夏の小樽の空を見たことがない。だから私の感性で描いてしまった。
北の空だから、気温は低いし少し冷たいのではないか。そこでコバルトブルー・ライトの絵具を使ってみた。発色がすこぶるよい絵具だが、使った結果は、内地の空との違いは表現したつもり。
透明水彩の命は水だ。だから筆洗は1枚描くと交換する。これは透明水彩画の大原則だろう。ただしバレットは洗わないで混色した色を残しておく。この水彩画の点景のように一寸だけ使いたい地味な色が結構便利に使えるからだ。
ドローイング764.海岸のランドスケープ HD 1080p