

5月のコールデンウィークがあけて社会が動きだした。今日は、五月晴れだけど夕方以降は気温が下がり寒い京都である。
いつもの散歩にでかける。桜の頃からあれほど沢山いた外国人ビジター達の群れが、今はなくなっている。もちろん外国人はよく見かけるが、静かな京都の空気に戻りつつある。なんだったんだろうか?、あの喧噪は。
京都人にとってゴールデンウィークの頃は、やるせない気分になる。先ずバスに乗るにしても混んでいる。もちろん観光地などに出かけることはない。一寸近所の商店にゆこうにも閉まっている。ゆきつけの店はいつも満席だ。つまり毎日の京都ではないブラックシーズンである。それが過ぎ去りいつもの日常が戻ってきた安堵感がある。
それにしても一度に大挙して海外からやってきて、はたして京都で夕飯は食べられただろうかと思う。なにしろ突然キャパが増えるとパンクする日本である。普段からキャパシティがない京都の店舗ばかりなのだ。
それに一寸人気が出ると人の列が延々と続くそば屋があったりする。私は、あそこは蕎麦がまずいんだけどと思うのだが、不思議な事に遠来の観光客には長蛇の列をなす人気店だ。観光客の味覚を疑いたくなる場面でもあった。そうでなくても京都の店は小さく、すぐにお待ちくださいだの、やれ予約だのと面倒くさい。ジムも教室が再開される。まあ何時もの京都暮らしに戻るとホッとする。
今日は、機材とジンバルを持参したが、それらを固定する座金を忘れた。だからジンバルを使用しないで撮影した。そんなシチュエーションに遭遇するかもしれないので手持ち撮影の練習だが、やはり機材は動くな。ソフトの手ぶれ補正が盛大に効いている。
それにしても若い黒人女性の着物姿が大変魅力的だ。おもわずレンズが向いていまう。
Fieldwork821.京都・若葉寒 4K
SONYα6600,E18-135mm/F3.5-5.6