木漏れ日射す森の道を描きました。もう少し光の表現ができると良いと思ったが、少し描き過ぎた感じもします。こうして風景では、まさに光そのものを描くというのがテーマになります。このあたりのテクニックは、経験を積むほかないですね。絵の方は少し描きすぎた嫌いもあります。
この程度の森なら小樽の周辺にもありそうだという気分で描いています。もちろん想像デッサンです。その場合は絵の中に空間があると思って描くしかないでしょう。
ここで紹介している水彩画も、基本的には空間を描くというのが基調としてあります。従って遠近感が大切になり、次に絵具の色味でしょう。空間を描くというのは、絵具の色味次第です。バレットの絵具も洗わないままなので、随分と濁った綺麗な色があるかもしれない。
こうした場合は、パレットが二つ必要です。一つは洗わないまま。もう一つは常に洗って新しい絵具を溶かすパレット、といった具合に。
ドローイング762 小説:小樽の翠幕間 HD 720p