相変わらずインバウンド達が多い京都だ。お寺も路地も、彼らで溢れている。私は彼らの間をすり抜けるように走り抜けた。
何故清水寺にこれだけ外国人達が集まるのだろうか?。
文化財なら東寺の方が国宝級もあるし建築だって古い。それでも多くの人達が集まるのは清水寺なんですね。そんなことを考えながら撮影していた。
それは清水寺の立地がありそうだ。清水寺から産寧坂、二年坂を経て祇園まで通じており、この界隈を歩きながら最も京都らしいところが堪能できる。
次いで参道商店街があり賑わっている空気がある。インバウンド達はきゅうりや抹茶アイスクリームをたべながら散策している。つまり商店街の中は食べ歩きが出来る。もちろんお寺は不可だけど。京都社寺で参道商店街が形成されているところは意外に少ない。そして山の中腹にある清水寺に上がると京都の街が一望できる。つくりランドスケープのよさに秀でている。
実際撮影していても、清水寺は被写体に事欠かない。小さな境内に多彩な要素が盛り込まれている。境内の随所から京都のランドスケープが垣間見え、そして二度と会うことはないインバウンド達の存在が大きい。それらが組み合わされば映像の被写体としては十分だ。
だから毎日足を運ぶことになる。
さてジンバルの練習は、広角ズームレンズを付けると息を吹き返したように格段に使い勝手がよくなる。このレンズが常用になりそうだ。今はこのタイプの新しいレンズが出でているので買い換えようと目論んでいる。解像度が高いし軽いのである。
Fieldwork920. Kyoto. Passing through the inbounds. HD 1080p
SONY FX30,E10-18mm/F4.0 OSS