夕方べーヤンからお誘いのメールがきた。ほならオーセントホテルのラウンジへゆきますか・・・。程なく榊原さんもやってきたから3人で恒例の宴会だ。
ベーヤン「榊原、なんか格好いいじゃん!。」
榊原「そりゃあ、エアロビクスとウェイトトレーニングで、ダイエットに努力したもん。」
ベーヤン「日本で仕事をしていた時は、もっと太っていたよな。四角い身体でさぁー。」
榊原「その頃と比較すると14kg減量したもん。」
ベーヤン「歳をとると横に広がって体格良さそうな体型だけど、つまりは小太り状態で高血圧で病院通い。歳を取ったらそれが普通とみんな考えている。だけどこれは違うんだな!!!。人間の思い込みなんだよ。」
「世の常識は間違っているわけだ。榊原さん、なんか動機でもあったの?」
榊原「フィリピンの嫁が、私のイビキがうるさいと言われたのが減量の始まりかな。もう一つあってね。日本の空港の喫煙室で一服していたら、シャツ姿のJALパイロットが二人入ってきたわけ。体がものすごくしまっていて、ズボンなんか腰でゆるく履いているのよ。すっごい格好良くてさ。男はこうあらねばと思った。」
「聞くところによるとJALの健康管理は厳しいそうだよ。」
ベーヤン「だもん、彼らは格好いいはずだよ。」
榊原「だから歳をとると肥満との戦いなのです。何もしなければ四角い体型のまま病院通いでもするところでした。そうなったらとても嫁どころの話ではないですよ。」
「つまり、飽食は危険な兆候というわけだ。」
ベーヤン「YouTubeには、グルメ情報満載じゃん。そのまま美食に走ったらあかんわけだ・・。」
榊原「A級でも、B級でもグルメは一緒ですよ。それやったら病院行きの人ですよ。特にだめなのがファーストフードやラーメン、鶏の唐揚げの類い。アメリカ人の肥満はこれでしょう。」
「良いものは?」
榊原「昼ステーキでスタミナをつけて夜は野菜サラダかシリアルぐらいにすると大変良いです。これで夜も元気です🤭。」
ベーヤン「そこだよね。なんでも歳をとったことを言い訳にして、B級グルメに走る。そこが肥満の原因だよ。」
榊原「ステーキ以上の美食はないでしよう。日本は霜降り肉と言って脂肪分のある肉を出す店があるけど、それってあまり歓迎できないですね。肥満を是とする文化でもあるのかなぁー・・・!?。」
「じゃあ、今度は三幸のステーキでランチをしましょうよ。」
ベーヤン「そうだ!、うちのチームの昼休みを2時間にしよう。どうせ真っ昼間は太陽が上にあるからカメラ回せないしさ・・・。」
そんな会話をしつつ夜も更けていった。
・・・
夏の小樽である。