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毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

Landscape21. 京都・廬山寺,追儺式鬼法楽

2008年01月27日 | Kyoto city
Landscape21. 京都・廬山寺,追儺式鬼法楽
2008年1月27日日曜日
 
15:00-16:00 鬼法楽
 八坂神社節分祭の後は、3番目の行事なのだが、実は節分行事の多くが3日の午後に行われる。主なものをあげると・・・
平安神宮節分祭12:00〜終日
六波羅蜜寺節分会 14:00〜
松尾大社節分祭 13:30〜
千本釈迦堂 おかめ節分祭 15:00〜他等々である。
とても全部は回れないので、一つに絞るとしたら、廬山寺追儺(ついな)式鬼法楽が勧められる。
 廬山寺へは、四条河原町を少し北に上がったところにあるバス停から、3.4.17.205番で10分弱の府立医大病院前下車。調度下車した側の住宅街の真後ろに廬山寺がある。要は河原町通りの一筋西側の寺町通り沿いにあるので、バス停から下がり府立医療短大を巻くように、京都御所沿いに上がればよいだろう。
 廬山寺の狭い境内に入れば、この行事のいわれはたっぷりアナウンスされるので略す。太鼓が鳴ると三匹の鬼が登場し、しこを踏んだような鬼踊りをしつつ本堂に侵入する。本堂では護摩供が行われ、追儺師が「邪気払いの法弓」を放って鬼は退散し、「福は内!鬼は外!」福豆と福餅が撒かれる。また鬼のお加持という行事もあり、刀で頭を撫でてもらい厄払いをしてくれる。鬼という悪役の存在があってこそ、節分の面白さも増す。悪役は世の中の必需品だと思ったりもする。
 それにしても、乳首がついたメタボリック症候群のような鬼の姿が面白い。こういうコスチュームをつくる時って、遊び感覚だろうかね。大変寒く冬を実感するが面白い行事である。
 鬼法楽には、30分以上前に行くか、若しくは脚立必携である。特に撮影するのであれば、脚立がないと人垣で撮影できない。場所によっては豆撒きの時に、福餅などが飛んでくるので、御利益なんて思っていないで、素早く脚立を飛び降り後ろへ逃げること。前の観客がドッと後ろに押し寄せてくるので脚立毎倒されます。
 鬼法楽の次は壬生寺、次回のブログで紹介。
 
京都観光情報WEB
http://kaiwai.city.kyoto.jp/raku/sight.php
 
撮影データ
Canon EOS Kiss Digital
SIGUMA F3.5-5.6/18-125mm
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