Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

20.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年04月10日 | Design&3DCG
 建築オブジェクトをStrataからVueへ読み込んだら、表は首尾良くできた。上々と思いながら、裏をみたらこの有様である。つまりVueのバグなのだろうか。制作していない、そしてあり得ない形状になってしまった。
 原因はわからないが、Vueは、塊としてstrataの3DCGを読み込んでいるはずだが、どこかに原因不明のバグがありこんな形になってしまった。こうなると少し原因究明と解決方法をさぐらなければならない。はみ出たオブジェクトは、ブーリアン減算で見えなくする方法もあるが、完全には消せないだろう。それにオブジェクトの表と裏がひっくり返っていては、直しようがない。
 Illustrator、Strata、Vueの間を行き来しながら、手を変え品を変え、何回も作り直したが、やはりだめ。こういうときは、散歩に行くほかない。少しの間だけ、この仕事を忘れよう。

制作:Vue5
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20.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年04月10日 | Design&3DCG
 建築オブジェクトをStrataからVueへ読み込んだら、表は首尾良くできた。上々と思いながら、裏をみたらこの有様である。つまりVueのバグなのだろうか。制作していない、そしてあり得ない形状になってしまった。
 原因はわからないが、Vueは、塊としてstrataの3DCGを読み込んでいるはずだが、どこかに原因不明のバグがありこんな形になってしまった。こうなると少し原因究明と解決方法をさぐらなければならない。はみ出たオブジェクトは、ブーリアン減算で見えなくする方法もあるが、完全には消せないだろう。それにオブジェクトの表と裏がひっくり返っていては、直しようがない。
 Illustrator、Strata、Vueの間を行き来しながら、手を変え品を変え、何回も作り直したが、やはりだめ。こういうときは、散歩に行くほかない。少しの間だけ、この仕事を忘れよう。

制作:Vue5
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19.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年04月09日 | Design&3DCG
 このブログも300回以上になると、アップロードするのにも時間がかかる。
 というのも、サイト名称が.macからMobileMeに変わってから、従来の「公開」コマンドだけでは、過去ログが1~2週間程度しかアップロードされていないことがあった。
 原因は、コマンドが違っており、「全てを公開」でアップロードする仕様に変更されていた。つまり毎回MIKAMI`S BLOGのフォルダーのすべてのデータをアップロードする必要があり、それには1時間近くかかるわけだ。今思うと月別とかテーマ毎にフォルダーを分けておけばよかったと思う。今回のテーマが終わってから、フォルダーを分ける事にしよう。
 さてヴァーチャルアイランドver2は、海に向かう階段沿いの民家の制作にとりかかった。古い民家群に挟まれた階段を下りてゆくと、正面に海が見えるといったイメージにしたい。
 前回ブログ同様に、壁構造で組み立てた。わかりやすく言えば、最初の勾配屋根がついた私がツーバイフォーと読んでいる家は、立面図を押し出して整形している。それに対して、ここであげた壁構造と読んでいる民家は、平面図を押し出して整形している。不整形な敷地に、建物を合わせてつくろうとすると、壁構造の方が容易である。ただし屋根は複雑になるので、陸屋根とした。
 壁構造でstrataにオブジェクトを読み込み、押し出し機能を使って立体にすると、少開口部脇の壁が膨らむような現象が起きた。原因は不明だが、ソフトの設定なり仕様かと思われる。どうせ古い民家だから、壁が膨らむのもリアリティがあってええだろう、という感覚で進めている。それに壁構造だと、2棟同時に制作できるので時間の短縮になる。
 こうしてできたオブジェクトを、OBJファイルに書き出せば、VueはOBJファイルを読み込むことができる。

制作:Strata3DCX5.5J
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18.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年04月08日 | Design&3DCG
 今日は窓を開け放っていてもすごせるぐらいに暖かくなってきた。桜は満開である。月曜日迄、大会論文に関わっていたので、あまりこちらの作業はしていない。
 さてヴァーチャルアイランドには、ときにカメラを入れて家の中を覗いてみよう。というのも人間が見ている風景は、家の中から外を見ることが結構多く、それがリゾートの印象をつくりあげることだってあるからだ。それにこのCGが完成したら、家具を配置してposerのフィギャーをいれて撮影しようなどということも考えている。今日は、階段室にカメラを設定してみた。床・壁・天井は大理石のテクスチャーを使用し、縮尺を1/10に縮小し、人間が見ているスケールの模様に合わせている。開口部は砂、建具はテクスチャーがないので、ゴールドでガラスを入れてある。開き戸なので2枚の建具を並べているが、隙間がなく、一体のオブジェクトとして読み込まれているのは残念だ。
 またCGが正しく組み合わさっているかを確認する点でも重要なのである。というのも、Vueはデータ量が多くなると、制作画面にオブジェクトが、アバウトでしか表示されない。つまりオブジェクトの最大寸法を取り合わせた立方体表示だけである。だからこの不整形な建築オブジェクトの開口部に、異なるテクスチャーの窓を正しい位置にセッティングしようとすれば、それはめくら作業同然である。試しに置いてみて、何回もレンダリングを行い確認しながら作業を進めるので時間がかかる。こうしてようやく一層の幾つかの窓が設定できたら、あとはグループ化して数値制御で窓を、上へ増やしてゆくことである。

制作:Vue5
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17.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年04月07日 | Design&3DCG
 時計も夜の9時を回るとさすがに仕事をするような時間ではない。肴を探しウィスキーなどに手をつける時間だ。今日は一人だから肴を探して近所のスーパーへ出かけた。運良くお寿司の半額セール(299円)に遭遇したりして、こういうときは結構幸せな気分になれるという辺りが庶民暮らしなのだろう。
 一息ついたところで、ブログを書いて今日は休もう。いつも一番最後の仕事にブログを書いている。だから日付が変わる頃にアップできて調度よいのだ。
 さて、前回隙間の建築をつくろうという話をしていた。そこでつくったのがこれ。うまく隙間の空間に納まったようだ。制作方法は、これまでのツーバイフォーから、壁構造とした。
つまり敷地図に準じて起こした平面図の四周、壁の部分と開口部のある部分をIllustratorで作成し、strataで押し出して整形し、下から上につみあげゆく方法である。適宜床などを配してできあがる。意外に簡単だが、strataの押し出し成形が結構甘く、膨らんだような壁になる。そのまま上へ立ち上がるので少し締まりの悪い建築だと思うが、それはそれでリアリティがあってええだろうという感覚で制作した。壁同士のつなぎ目には、モールディングを横に回して、建築意匠とした。
 余談だが、実は全ての建物に階段を入れてある。とくにこんなデータのかさばる物をいれなくてもよいのだが、どうもセカンドライフで仕事をした経験のなせる技だろうと思う。あとで階段から海を眺める風景でも撮影しようという目論見があったのかもしれない。
 こんなデータのかさばることをして、この先どうなるんだろう・・・などということは考えないで、気楽に進めている。

制作:Vue5
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16.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年04月06日 | Design&3DCG
 民家を並べてゆくのは、3DCGだから簡単でよいが、どうしても民家の形とは合わない、つまり長方形ではない敷地が発生する。といってそんな敷地を植栽でカバーするなどという幼稚な手法は使いたくない。そうやれば新興住宅地の風景になってしまう。ここではあくまで集落というのがコンセプトだ。
 それに同じ形の民家をばかりを並べても、デザイン的には全く面白くない。そこでVueの上面図で該当する敷地図を起こし、これに合わせてデザインの異なる民家を作成することにした。
 もともと最初の頃の平面プランと比較すると、少し建築がオーバースケールのように思われる。こうなると現物合わせで、作る他ないだろう。といってまったくスケールが無視されているわけではないので、その点は少し助かっている。だからVueの上面図から敷地図を起こし、これに合わせて建築をつくれば、不整形な敷地に納まるだろうという目論見である。
 実際にアマルフィーの図面などをみると、同じ建物は少ない。みんな斜面の狭隘な敷地に工夫しながら建てている。そこがこの集落の美しさなのだが、少しこれにあやかりたい気分である。

制作:Vue5
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15.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年04月04日 | Design&3DCG
 今日は、ようやく共同研究の大会論文の執筆が終わった。1年に一回毎年1日フルに使わされる。もっとも調査が終わっているので、1日の仕事としては、担当編の解析、執筆、編集なのだが。もちろん審査論文と比較すれば、大会というのもあり異例に短い作業時間であるが、イベントだな。これで今年も3人発表できるといいなと思われる。その後の酒が旨い!
 そんなわけで、プログ作業は進めていないので、今日はできもんでも貼っておこう。民家の制作をしつつならべてみたの続き。
 こんな案配で並ぶと、デザイン的になるかなと思ったりして。でもどこか新興住宅地の清楚な雰囲気でもあり、このままゆくとつまらない。もう少し集落的面白さをつくりださなければと考えている。
 間に合わせにVueのライブラリーから恐竜のモチーフを読み込みテクスチャーを金属質にして、モニュメントにしたてたが。やはり今一だな。ここでは、違うデザインの民家をつくらなければと、考えている。
 ところでモニュメントの台座の高さ寸法が約5mなのである。当初からvueにもっていったときのガイドラインとして、あらかじめ制作してはめ込んでおいたものである。Vueは、縮尺という概念が希薄で、こうした基本モジュールをどこかに設定しておかないと、後で目分量の配置になってしまう。特にposerからブィギャーを読み込んだときに、その適切なサイズをこのモニュメントの台座と比較しながら、設定するわけである。
 それにしても建築が少し大きいように思う。確かに敷地が当初より、手狭なのである。あとで調整しなければと思っている。なんやかんやと煩わしい作業である。

制作:Vue5
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14.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年04月03日 | Design&3DCG
 Vueで3DCGができたら、ヴァーチャルアイランドに、配置してみよう。ここでは建築のコテージを4タイプ制作したので、並べてみた。配置するときに、島のスケールと建築の3DCGとのスケールを合わせるようにしよう。
 さて取りあえず並べてみた。どことなくスケールが合っているような、また当初の配置図と比較すると建築が大きく外れているような案配だが、まあ全体として美景観になればええだろう、といった具合でアバウトで作業を進めている。必要があれば、再度リスケールすればいいだろう。
 難題なのは、Vueの作業画面である。やってみればわかるが、ヴァーチャルアイランドは、オブジェクトの最大値の正方形でしか表示されないので、何回もレンダリングを繰り返しながら、スケールを合わせてゆくほかないだろう。こうした作業は、時間も今期も必要とされるし、やっている当人でなければわからないだろう。本来、こうした使い方を期待しての、ソフトではないのかも知れない。それにしても私の使い方が、強引なのかも知れない。
 オブジェクトの建築を加えると、アイランドに比べれば緻密な表現となるので、いきなり密度が高くなるようだ。こうした高密度で島を、覆い尽くそうという考えなのだから、まあ当初目的に適ってはいると思うが・・・。
 ここまでは、比較的順調に進むであろう。まだVueというソフトの特性がわからないので、ここでは様々に試してみるほかないだろう。というのもVueは、本来こうした建築オブジェクトを主体にして、制作するソフトではないのだから。
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13.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年04月03日 | Design&3DCG
 Vueで3DCGができたら、ヴァーチャルアイランドに、配置してみよう。ここでは建築のコテージを4タイプ制作したので、並べてみた。配置するときに、島のスケールと建築の3DCGとのスケールを合わせるようにしよう。
 さて取りあえず並べてみた。どことなくスケールが合っているような、また当初の配置図と比較すると建築が大きく外れているような案配だが、まあ全体として美景観になればええだろう、といった具合でアバウトで作業を進めている。必要があれば、再度リスケールすればいいだろう。
 難題なのは、Vueの作業画面である。やってみればわかるが、ヴァーチャルアイランドは、オブジェクトの最大値の正方形でしか表示されないので、何回もレンダリングを繰り返しながら、スケールを合わせてゆくほかないだろう。こうした作業は、時間も今期も必要とされるし、やっている当人でなければわからないだろう。本来、こうした使い方を期待しての、ソフトではないのかも知れない。それにしても私の使い方が、強引なのかも知れない。
 オブジェクトの建築を加えると、アイランドに比べれば緻密な表現となるので、いきなり密度が高くなるようだ。こうした高密度で島を、覆い尽くそうという考えなのだから、まあ当初目的に適ってはいると思うが・・・。
 ここまでは、比較的順調に進むであろう。まだVueというソフトの特性がわからないので、ここでは様々に試してみるほかないだろう。というのもVueは、本来こうした建築オブジェクトを主体にして、制作するソフトではないのだから。

制作:Vue5
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12.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年04月02日 | Design&3DCG
 3DCGソフトstrataから、Vueへオブジェクトを取り込むとこのようなコテージができる。前ブログでも書いたがテクスチャー毎にファイルを分け、OBJ形式で読み込み、Vue上で壁、建具、ガラス、屋根とテクスチャーを設定しながら、組み立てたわけである。
 壁とバルコニーは、大理石とし、質感の尺度を縮めて設定した。ところでVue上のテクスチャーに木目といものがない。従って建具は、金属のそれもゴールドの質感とした。そしてゴールドの建具にガラスを入れた。屋根は、これまた屋根材のテクスチャーがないので、錆びた金属の質感をあてた。近似的であろう。この程度の近似であれば、大きなランドスケープ環境の中では、さしたる影響もないだろう。このモデルをベースとして、バルコニーや建具が開いている状態のコテージも含め4タイプ制作した。
 コテージの制作が完了したら、Vueのライブラリーに登録しておこう。コマンド「オブジェクトの保存」で、volファイルがデスクトップ上にできるので、これをVueのオブジェクトファイル、アーキテクチュアにいれておけばよい。こうしておくと、Vueを開いたときにいつでも、読み込めるのである。
 このようにコテージを制作する手順も、ヴァーチャルアイランド環境をつくるときと同じである。以後このような方法で、上物ストラクチャーを制作してゆくのである。さて次は、アイランドに設置してみようか。

制作:Vue5
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11.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年04月01日 | Design&3DCG
 Illustratorの平面オブジェクトを、3DCGソフトstrataで押し出し機能を用いて立体にして、組み合わせるとこのような形になる。startaのメッシュの間隔をillustratorと同じ単位に設定し、このメッシュをモジュールとして組み立てればよい。
 この作業は、比較的簡単なのであるが、私は、この3DCGの状態でVueに読み込むことはしない。それは壁、屋根、建具とテクスチャーが異なるので、それぞれ毎にファイルを分けてつくり、読み込むことが必要になる。つまりVueは、読み込んだ時点でオブジェクトを1種類のマッス(塊)としてあつかう。つまり読み込み1回につき1テクスチャーという設定になる。従ってテクスチャーを変えたいときは、その都度毎に読み込みをする必要がある。そこで壁やバルコニー、建具枠、ガラス、屋根と4ファイルに分割した。そしてVueで再度組み立てている。この方がVueの環境になじんだ質感を反映できる上に、このほうが自然なレンダリングが可能だと思われたからだ。shadeでは、この3DCGの状態で、オブジェクトの質感を設定した上でvueへ読み込めるので、こちらをおすすめする。それにしても、strataでは面倒なので試みていない。
 さてここまでできたら、Vue5が読み込めるOBJファィルへ書き出しておこう。strataの旧バージョンでは、オブジェクトを全てポリゴンに変換し、DXFファィルに書き出したのだが、startaCX5.5jからは、OBJフィルに書き出すだけでよい。

制作*StrataCX5.5J
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21.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年04月01日 | Design&3DCG
 さて前回ブログにおけるVueのバグだが、手探りでトライ&エラーを繰り返しながら解決方法があった。それはオブジェクトの部材を、幾つかに分割することである。写真は建築オブジェクトの床や壁の一部を示したのだが、左2点はバグを起こしたもの。そこで右2点のように大きな床を分割したり、四周が囲われているオブジェクトをデザインに影響がない範囲で切り込みを入れたりした。そしたら、バグは起きなかった。
 つまり不整形であったり、サイズが大きすぎるオブジェクトは、バグを起こす可能性があるようだ。そこで幾つかに分割する方法で、ようやく解決できたわけだ。再びヴァーチャルアイランドの制作に復帰できそうだ。そんなわけで建物も2棟同時制作というわけにはゆかず、1棟毎に制作することにした。つまり手間がかかるわけだ。
 このバグの解決に丸1日費やしてしまった。外はもう桜が散りかけているというのに、なんとも不運な1日であった。といって、散歩には出かけたが。それにこの制作は、春休みには完成させようと目論んでいたが、その春休みももう終わりだ。やれやれといった感じではある。やはりこのような3DCGの制作は一ヶ月かかるな、という予想である。
 さて今週は初夏のような暖かさだ。実際に街を散歩していると、暖かいと言うよりは、暑いといったほうが正解だろう。少し急ごう。
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