Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

Fieldwork811.夏立ちぬ4月の京都 4K

2023年07月16日 | field work




 4月20日の京都は、最高気温27℃と夏の気配が濃厚な1日だった。4月にしては随分と早いし、多分夏が早く始まり長く続くのだろう。それは悩ましい兆候だ。
 この日は夕方からいつものマッサージにでかけ、帰りにコンビニによったら、偶然京都美術工芸大学の先生と遭遇し歓談していた。堀川の団地のリニューアルを実技の課題にだしているとか、それは商業需要が悩ましいとか、出版を勧める話とか、矢継ぎ早の会話だった。今度生ビールを飲みにゆこうとする話で盛り上がるぐらいだから、4月とは言え気分は夏。そんな夏の兆候がうかがえる1日だった。
 その足で清水道へ出て散歩コースを徘徊した。当然昼間と異なり夜の人出は少ない。マイクを鋭指向性にセットはしたが、やはり音はとれない。音が採れなきゃモグラだな。そんな夜の街をモグラのように徘徊していた。

Fieldwork811.夏立ちぬ4月の京都 4K
SONYα6600,E18-135mm/F3.5-5.6
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ドローイング765. 小説:小樽の翠幕間 chatGPTで小説を書いてみた。

2023年07月15日 | field work

 7月3日の「ドローイング753.小説:小樽の翠665.ピロトーク」はchatGPTが書いた小説を手直した。以下chatGPTの原文をあげておく。

次の質問をchatGPTにした。
質問:小説を書いて欲しい。テーマはSEXの後のピロトーク
---
回答:申し訳ありませんが、私は適切な内容を提供するために設計された倫理的指針に従い、性的なコンテンツを含む作品を作成することはできません。私ができることは、創造的な書き方やストーリー展開についてのアドバイスを提供することです。もしご希望であれば、そのようなことについて相談にのることができます。何か他にお力になれることがありましたら、お知らせください。
---
質問:では恋人同士のピロトーク
回答:恋人同士のピロトークについての小説を書いてみます。以下はフィクションであり、架空の人物とシチュエーションに基づいています。
--
回答:
彼らはベッドに横たわっていた。彼女の頭が彼の胸の上にあった。彼らは一緒にいる時間が長く、お互いをよく知っていた。今夜、彼らは情熱的な夜を過ごし、少し疲れていた。しかし、彼らはまだ話したいことがあるようだった。
「今夜は本当に素晴らしかったね」と彼女が言った。
彼は彼女の髪を撫でながら、優しく微笑んだ。「あなたと一緒にいると、本当に幸せだよ。」
彼女は彼の腕に抱かれた。彼女は彼がそばにいると安心感を感じることができた。「私もあなたと一緒にいると幸せだよ。」
しばらくの沈黙の後、彼女が話し始めた。「でも、私はまだあなたに伝えたいことがあるんだ。」
「何かあったのか?」彼は心配そうに尋ねた。
「いや、そうじゃないんだ。ただ、今夜のことを思い出して、私はあなたと本当に素晴らしい時間を過ごせていることに感謝しているんだ。」
「そう言ってもらえると、僕も嬉しいよ」と彼は笑顔で答えた。
彼女は彼の手を取り、彼の手のひらにキスをした。「あなたと一緒にいることがこんなに幸せだと感じるのは、あなたが私を受け入れてくれているからなんだよ。私たちは本当にお互いを理解していると思うんだ。」
彼は彼女の手を握り、優しく彼女を見つめた。「僕たちは確かにお互いを理解していると思う。あなたと一緒にいると、本当に自分自身でいられるんだ。」
彼女は彼に微笑みかけ、彼にキスをした。「私たちはとても良いコンビだよね。これからも一緒にいたいと思ってる。」
彼は彼女を抱きしめ、彼女にキスをした。「これからも、ずっと一緒にいたい。あな
---

 AI小説の特徴は、一般化された文体(つまり誰が読んでも同じように理解される標準的な書き方)だから小説の文体は、私とは異なるが・・・。こちらはそれにこだわるようなものでもないから、手直ししてブログの原稿にしてしまった。
 こんな調子で設問を変えると、その都度毎にAIに小説案を複数考えさせて、そのなかから最適な小説を選びブログに加工できるかもしれない。
 ふと人間の行動をステレオタイプ化させてAIは情報加工をしていると気がつく。ステレオタイプ化つまり、一般化といってよいと思うが、誰でも海岸にゆけば貝拾いぐらいはして、美しい貝を見つけたときは感激するかもしれない、といった具合に多くの人間のバラツキある行動から類型化をおこなってゆくのだろうか・・・!?。
 まあこちらはAI如きで一般化されてはかなわない。AIは、精々Googleの発展系だろう。最後は、AIの答えを受け入れるか否定するかという人間の判断が必要になってくる。
 怖いのは無知な文科系人種だよ。chatGPTが国会でも議論されている話を聞いているとあの議員の無知さに、こちらは危機感を感じる。将来AIの回答だから信じろと役人あたりが強要しかねない場面が登場しそうだ。私は、それは違うぜといっておこう。そこにはAI の回答を判断出来る人間の主体性が必要になる。
 その程度でゲームチェンジャーかなぁー!?。精々できのよいGoogleだと思われるが・・・。
---
 そのAIに「季語・桜」を与えて俳句をつくらせた。
chatGPTが作成した俳句を並べてみた。
いくつもダメ押しをしたけど・・・
AIは、5.7.5が解っていながら大いに字余り俳句を作ってくれた。
桜舞う 風になびく花びら 春の光
桜舞う 花びらなびく 春の光
桜舞い散る 春風に乗せて 遠き思
/桜舞う 花びらなびく 春光・・・
幾つものダメ押しをした結果ようやく5.7.5の俳句になったけど・・・。
そして私が判断した結論は、桜舞う、と花びらなびく、が同じ春を意味する言葉がダブル。それに桜が舞っているのだから春光というのも意味が重なる。結果としてつまらない俳句だ。
そしたら、お役に立てずにごめんなさいだ・・・。
万事そつがない回答しか出来ない東大の家庭教師と付き合っているみたいで、友達にはしたくないですね。
(記:2023年4月12日)
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ドローイング764. 小説:小樽の翠幕間 夏の海岸のランドスケープ

2023年07月14日 | field work

 7月7日にアップさせたイラストの制作過程を映像にした。透明水彩絵具による夏の海岸のランドスケープだから入道雲があるだろう。北の空だから色は内地とは違うかもしれない。といって私は夏の小樽の空を見たことがない。だから私の感性で描いてしまった。
 北の空だから、気温は低いし少し冷たいのではないか。そこでコバルトブルー・ライトの絵具を使ってみた。発色がすこぶるよい絵具だが、使った結果は、内地の空との違いは表現したつもり。
 透明水彩の命は水だ。だから筆洗は1枚描くと交換する。これは透明水彩画の大原則だろう。ただしバレットは洗わないで混色した色を残しておく。この水彩画の点景のように一寸だけ使いたい地味な色が結構便利に使えるからだ。

ドローイング764.海岸のランドスケープ HD 1080p
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ドローイング763.小説:小樽の翠幕間 海水浴の光景の制作過程

2023年07月13日 | field work

 7月10日の小説では、ツカモッチャン先生の家族総出の18人で銭函海岸の海水浴に出かけた話を書いた。さてそのイラストは、家族総出でレンタカーを借りてやったきたのだから沢山の荷物があっただろう。バーベキューや食材や沢山の飲み物やお菓子や赤ん坊もいるからそのための替え用品等などなど。イラストでは、そんな大荷物の雰囲気が描ければよかろうと考えた。
 そんな雑然とした光景は、これまでのイラストの描き方と少し違う。しかし時には違う描き方もしないと退屈だ。夏の光のなかだから、少し淡いトーンで描いた。描き終えると、こうすればよかったと反省する点もある。描き直せばもう少し表現が豊かになりそうだが、私は面倒なのでしません。
 それにしてもそんな大家族でレジャーにゆく光景は、いまの日本では皆無。今は子供達も意識は大人志向だから、親が気を遣ってんだからしょうがないから付き合うかという気分で参加する。いつも同じ顔ぶれの寂しいレジャーなんかつまらないというのが子供心にあると思うけどな。
 他方で親もどこかに連れてゆかないと絵日記がかけないじゃないかというので家族旅行を企画する。本当はどちらもつまんない家族旅行なんかにゆきたくないけど、そこをお互いに押し殺して旅に出るわけだ。当然親も子も愉しいという演技でしかない。そんな演技で満足したつもりになるのが、いまの仮面家族の姿でしょう。
 ちなみに銭函海岸は、小樽市の海水浴場であり人出が多く賑わっている画像もウェブサイトにでアップされていた。あながち小説の世界は、現実にありそうだ。冬の小樽の旅で訪れそびれたところだった。

Drawing763.海水浴の光景を描く HD 1080p
トップ画像:函館本線銭函付近
NIKON Df,CarlZeiss Distagon25mm/F2.8
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ドローイング762  小説:小樽の翠幕間 森の道を描く

2023年07月12日 | field work

 木漏れ日射す森の道を描きました。もう少し光の表現ができると良いと思ったが、少し描き過ぎた感じもします。こうして風景では、まさに光そのものを描くというのがテーマになります。このあたりのテクニックは、経験を積むほかないですね。絵の方は少し描きすぎた嫌いもあります。
 この程度の森なら小樽の周辺にもありそうだという気分で描いています。もちろん想像デッサンです。その場合は絵の中に空間があると思って描くしかないでしょう。
 ここで紹介している水彩画も、基本的には空間を描くというのが基調としてあります。従って遠近感が大切になり、次に絵具の色味でしょう。空間を描くというのは、絵具の色味次第です。バレットの絵具も洗わないままなので、随分と濁った綺麗な色があるかもしれない。
 こうした場合は、パレットが二つ必要です。一つは洗わないまま。もう一つは常に洗って新しい絵具を溶かすパレット、といった具合に。

ドローイング762  小説:小樽の翠幕間 HD 720p
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ドローイング761 小説:小樽の翠673.幕間

2023年07月11日 | field work

 7月1日のブログ・イラストの制作過程を映像化した。小説:小樽の翠では、しばしば海岸が舞台に登場する。ツカモッチャン家の翼君がアルバイトしているコテージが銭函海岸にあるし、背後の丘陵に上がれば草原が広がり、アチキと翠が雪の日に青姦したところだといった具合に地形的構造はあっている。だが現実の風景を見ちゃうと、やはりショボいのである。従ってイラストのような爽快さはない。それをイラストに膨らませるのは、かなりの創造力を必要とさせてくれる。
 大体何処を描いても日本に風景はショボい。だからシュミンケの発色の良さにゆだねてランドスケープを膨らましてしまおうというわけだ。そのあたりが絵具の素晴らしさといえそうだ。写真では、こうはゆかないですからね。ショボい景色はショボいなりに写ってしまう。
 ショボいライドスケープでも絵具の力で絵にしてしまう面白さがある。だから小樽の風景の断片を一寸お借りして、私の頭の中で大いにいに膨らませ、ショボい風景に被せてしまおう。すくなくともイメージの上では・・・。そこがドローイングの面白さでしょう。
 そんなことをしていると小説に飲み込まれて、小樽の街を歩いていて危うく「翠・・・」と町ゆくギャルに声を掛けたくなる気分だ。そこが私的小説を書く立場固有の面白さでしょう。
 そんな空気を小樽の街の断片から拾い集めて再構築してゆくと、私の小樽の街が出来あがる。そんな風にイメージを膨らませてくれるのが小樽の街の面白さだろうか。それがこの街の魅力なんだけど、世のなかの人にはわかんねぇーだろうな(*^▽^*)。
 つまり作家というのは、現実の世界を舞台にしても小説の中で大いに膨らませて作家好みの空間に仕立て上げてしまうわけ。そうなとる小説の舞台を歩くなんていうミッションはナンセンス。だって作家が描いた現実の名前を持った町は、作家が創造した別のイメージ空間にあるのだから・・・。
 
ドローイング761 小説:小樽の翠673 幕間 HD 1080p

トップ画像:銭函付近
NikonDf,CarlZeiss Distagon25mm/F2.8
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ドローイング760. 小説:小樽の翠672.小春の日記から・・・

2023年07月10日 | field work

 ツカモッチャン家の子供達は7人。それにみんな伴侶や恋人がいるから14人。されにパパとママと玲香姉ちゃんと一太郎君のジュニアが加わるから総勢18人。パパの号令でみんなやってくる。というのも家族で久しぶりに銭函海岸へ行こうというパパの提案であった。一太郎兄ちゃんがレンタカーを借りてきた。小春が白いケープを羽織って美ボディを振り回している。ママが料理をつくりみんなで銭函の海水浴場を目指した。
・・・
小春の日記から・・・
「やったー!海に着いたよー!」、小春は興奮しながら家族と一緒に海岸に到着。海の広がりに目を輝かせ、波の音が心地よく耳に響く。
家族は、どこから見ても大家族という感じ。父親のツカモッチャン先生は、笑顔で私たちを見守っています。母親のカオルさんは弁当箱を開けて、みんなに食べ物を配っています。兄弟姉妹たちは、泳いでいたり、砂の城を作ったりして楽しんでいます。
私は、砂の上に座って、海を眺めている。波が打ち寄せる音が聞こえるだけで、心が落ち着く気がします。そんな中、翼が私の横に座って、「どうしたの?小春、泳がないの?」と尋ねてきました。
「あ、いや、まだ大丈夫だよ。ちょっとここで休憩してるだけ」と答えると、翼は笑って泳ぎに戻っていきました。
私はぼんやりと海を見ていると、いろんなことを考えます。兄弟姉妹は皆、自分のやりたいことをしている。私には、それでも家族の中で自分の居場所がある、そんな我が家だ。
そんなことを考えていたら、一太郎兄ちゃんが私の前に立って、「綺麗な貝殻を拾ってきたよ。これ、小春にあげるって」と、小さな貝殻を渡してくれました。私は感謝の気持ちでいっぱい。
私は貝殻を手に取りました。そして家族は私を含めてみんなを大切に思ってくれているんだと改めて思った。
海辺での時間はあっという間に過ぎてしまった。でも、この思い出は私の心に残る。私たち一家の海岸での一日。こんな幸せな時間がずっと続くといいな、と思いながら、私は家族と一緒に帰路につきました。
・・・
小春「しかし、こんな日記つまんない。やっぱ私のキャラには合わない。夏休みの日記付けは1日でお終いにしよう。」
・・・
夏真っ盛りの小樽の風景である。
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ドローイング759. 小説:小樽の翠671. ヘイ!・ペイビー作戦

2023年07月09日 | field work

 いつもの小樽の定点ポイントから夏の海のスケッチを描く。そして下から聞こえてくる賑やかな歓声が聞こえる頃スケッチも完成するので絵具をしまう。地獄坂を下りてゆくと中学校の下校時間だ。小春が親指を立ててやってきた。そういうときは話題があるんだ。
小春「前にオジさんに話した友達の話を覚えている?」
「うん、以前聞いたあの話?。茂君に始めて射精をしてあげた夏樹さん?」
小春「それそれ!、ついに男にしたんだ」
「ほう!」
小春「私に、二人になれるところないって?、いうから、あの山の近くのお堂をおしえてあげたの。それでお堂で男にしたという話。でもねぇーそれが簡単にはゆかなかったんだって・・・」
「ふうーーん・・・」
小春「初めてお堂に誘って、茂君がモジモジしているんじゃん。それで『ママが沢山勉強して医者になるのよ!。だから女の子に眼をむけちゃいけませんよ』っていわれてたんだって。だから茂君は超奥手なの。それで夏樹が茂君を刺激するように黒いインナーを着ていったんだって。それでブラの前の紐をゆっくりと外していったの。でっこれが女の子の体よ!。見たことある?』っていったら、茂君は『ママの細い裸なら見た』というのよ。もう私は細くないじゃん。『それって女の子に失礼じゃん。さあ、しよ!!』といって茂君を誘ったんだって」
「それでめでたし、めでたし?」
小春「じゃないの。彼女は茂君のパンツを脱がせて『ここにおちんちんをいれるのよ』といって茂君のペニスを立たせて、入り口に付けたら、もうトドッと射精してお終い」
「なんだ、的まで届かなかったか・・・」
小春「彼女は一ヶ月婦人体温計で基礎体温を測って排卵日に茂君をさそったわけ!。だって夏樹は小学校の時に初体験をしているから茂君をリードできるじゃん。それで『よしヘイ!・ベイビーゲット作戦だっていうわけ。それで不発だったのよ!!!。もう排卵日まで調べたのに、それって女の子に対して超失礼じゃん。それで翌日も茂君を誘ってお堂ね。また不発なのよ・・・
「ベイビーゲット作戦も失敗か・・・」
小春「うまくできたのは、それから一週間後」
「おおっ、的に当たったわけか・・・」
小春「そうよ、それに茂君が早漏だから、もうペニスの根元を握りながらいれたんだって『まだよまだよ、まだ出しちゃダメよ!』といって。茂君が青い顔して額に汗かいているの。それでようやく茂君のペニスが奥まではいって、そしたら目が虚ろになっているの。でっ夏樹が膣を閉めたら茂君が『あああーーーー、出る出る!、こんなところにだしていいの?』ていっていうから、夏樹は笑ってた。それで子宮の入り口に命中したわけ。でも排卵日の一週間後だから、夏樹のベイビーゲット作戦は失敗だったよん
「命中しなかったけど、それで、二人は仲良くなった!?・・・・」
小春「うん、まあ時々お堂でやってるみたい。親が医者を目指せってうるさいんだってさ・・・」
「医者なら、それぐらいの人間への関心はあって当然だよな」
小春「でしょ。お勉強だけじゃ、知識だけの医者になっちゃうじゃん。茂君ちはパパもママも医者なんだって・・・」
「人間を知り尽くしているわけだ・・・」
・・・
そういうば、アチキも小学校の山への遠足の時、妙に大人ぽい同級生の女子が登山道でへばっているアチキの手を引いてくれたんだ。ああーっ惜しいチャンスを逃した。そのまま女の子と仲良くなっていれば・・・・。
そんなことを今思いだしても遅いか・・・・。
・・・
夏の小樽である。
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ドローイング758. 小説:小樽の翠670.デルフト・ブルーの話

2023年07月08日 | field work

 校外でのスケッチが終わる頃、デルフトブルーの絵の具がなくなりかけていた。日曜日だし画材屋に行けば明菜姉ちゃんがバイトしているだろう。
・・・
明菜「おじさん、圭子の話を覚えている?」
「あの両親がともに不倫している家の圭子さんかい?」
明菜「そうよ。圭子が言うには、ある日、圭子が学校から帰る途中で、両親の浮気現場を目撃してしまったんだって。ショックを受ける圭子だったけど、何も言わずに家に帰ったんだって。その日以来、圭子は家庭内での両親の態度や言動に嫌気が差し、心が荒み始めていたの。
しかし、圭子には彼氏ができたんだ。彼と出会ってから、圭子の心は明るくなったし、彼氏は圭子の話を聞いてくれて支えてくれたわけ。そして彼氏からプロポーズを受けた圭子は、結婚して家を出ることを決意したんだって。」
「ほう賢い選択だねぇー」
明菜「しかし、両親は圭子の結婚に反対したんだって。自分たちの浮気が原因で娘を失うことを恐れていたわけ。圭子は悩み続けたけど、健太の言葉で決心を固めた。『自分の人生は自分で決める。』と。そして、圭子は家を出る決心をしたんだって。」
「彼女は自分の人生を切り開いたんだ」
明菜「圭子の心は、家族の裏切りから始まった暗闇から抜け出し、光を見つけたんだというわけね。」
「彼女は苦労や傷を乗り越え、自分の人生を切り開いた勇敢な女性というわけだ。」
明菜「だよねぇーー」
・・・
デルフトブルーの絵具を手にしながら、家で着彩の続きをしよう。
夏の空が広がる小樽の街だ。
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ドローイング757. 小説:小樽の翠669.波の羽音 

2023年07月07日 | field work

 アチキは海岸を歩きながら、海の風景を楽しんでいた。海岸を散歩することが好きだったし、隣には翠がいた。
・・・
翠「今日は本当に素晴らしい天気だね」
アチキ「そうだね。この季節の海は、最高だよ」
翠「そうだね。私は、この海岸で子供の頃を過ごしたから、とても思い入れがあるの」
アチキ「へえ、それは面白いな。私も子供の頃から、自然に関心があったんだ。特に、人体の解剖学に興味を持ったんだ」
翠「あ、そうなんだ。私は看護師だから、人体に関する知識は必要不可欠なんだけど、あまり深くまで興味を持ったことはなかったな・・・」
アチキは、翠が話す姿に微笑んだ。彼女の真摯な姿勢に、彼はいつも癒やされる気持ちだった。
アチキ「そうか。私は人体の美しさに惹かれるんだ。それに、その美しさを表現するために、デザインを教える仕事もしているといってよいかなぁーー」
翠「へえ、それはすごいね。それでアチキも私の体をよくなでるよね。特に股間のまわりは・・・(*^▽^*)。でも私も自分の仕事を通じて、人々の役に立ちたいと思っているんだけど、看護師としてはまだまだ勉強しないといけないことがたくさんあると感じているの」
アチキ「まあ人間は一生勉強の生物だからねぇーー」
翠はアチキに目を向け、彼が言葉を続けるのを待っていた。
アチキ「でも、その一方で、私は最近、仕事や研究ばかりに熱中しすぎてプライベートな時間が少なくなってきたんだ。でも、こうして海辺を散歩する時間を持つことで、少しずつバランスを取ることができているように感じているんだ」
翠「それは素晴らしい心がけ。」
二人は、そんな会話をしながら海岸を歩き続けた。海の波音と、風に揺れる木々の音が、彼らの心を癒やしていく。彼らは、自分たちの人生を考えながら、穏やかな時間を過ごしていった。
・・・・
夏の小樽の海岸である。
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ドローイング756. 小説:小樽の翠668.美希姉ちゃんと直人君のアパートから

2023年07月06日 | field work

 札幌にいっているツカモッチャン家の美希姉ちゃんと直人君のアパートから・・・。
・・・
夜が更け、直人君と美希姉ちゃんは、ベッドに横たわっていた。部屋には静かな音楽が流れていた。彼女の頭が彼の胸の上にあった。
「今夜は素敵なセックスだったね」と彼女が言った。
直人君が美希姉ちゃんの髪を撫でながら、微笑んだ。
「俺も楽しかったよ。」
美希姉ちゃんは、直人君の腕に抱かれていた。
直人君がそばにいると安心感を感じることができた。
「私もあなたと一緒にいると幸せだよん。」
・・・
しばらくの沈黙の後、美希姉ちゃんが話し始めた。
「でも、実は、私はあなたに伝えたいことがあるんだ。」
「何かあったのか?」直人君が心配そうに尋ねた。」
美希「いや、そうじゃないんだ。ただ、あなたと一緒にいると、私はすごく自然に自分自身でいられるんだ。私は今までこんなに自分を開放できた人を知らなかったよ。」
直人君は美希姉ちゃんの言葉に微笑みかけた。
「そう言ってもらえると、僕も嬉しいよ。美希と一緒にいると、本当に幸せな気分になれるんだ。」
美希「でも、私は恥ずかしいことがあるんだ」と彼女は言った。
直人「何が恥ずかしいんだ?」と不思議そうに尋ねた。
美希「あの、私は直人が寝ている間に、あなたと一緒にいれられている姿を思いだして、また体があつくほてってきてさ自分でオナニーをしてしまったんだ。(*^▽^*)」と彼女は恥ずかしそうに語った。
直人君は美希を優しく抱きしめ、彼女の顔を見た。
「それは、美希が俺を想ってくれているからだよ。でも、それよりも、美希が心配しなくてもいいよ。俺も美希を想っているし、これからも支えてあげるから。」
美希は直人君の言葉に感動して、彼にキスをした。
「本当に、直人は素晴らしい人だね。私は直人と一緒にいることがこんなにも幸せだと思っているよ。」
美希は直人君にキスを返した。
・・・
若い恋人達の世界は、いいよねぇー。
夏の朝が気持ちよい北の街だ。
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ドローイング755. 小説:小樽の翠667.ニセコへスケッチ

2023年07月05日 | field work

 アチキは休日になると、いつものように自然に包まれた場所へと足を運ぶことが多かった。今日はニセコへ向かい、スケッチを楽しむためにレンタカーを借りた。道中、美しい木漏れ日の景色が次々と現れ、アチキは心躍らせながらドライブを続けた。
しかし、心のどこかで翠が待っていることを思い出し、少し焦りを感じた。というのも翠はアチキが大切に思っている存在であり、彼女が待つ家に帰ることが彼の日課の一つだった。家は変えるためにある。
アチキはそう自分自身に言い聞かせ、今日は翠が夕飯を用意するといってるので、ニセコの美しい自然を目の前にしながらも、翠と過ごす夜の時間が待ち遠しかった。彼女との幸せなセックスの時間を過ごすことが、自然と向き合うことよりも、より大切であると感じた。
アチキはスケッチブックを前に翠のことをつらつらと考えながら、彼女との幸せなん時間を思い出し、自分がどれだけ愛されているかを感じていた。そうか、そのために郊外へスケッチに出かけているようなものだ。
その後、アチキは早々にスケッチを描き終え、車に戻り家へと向かった。家に着くと翠が笑顔で迎えてくれた。アチキは翠に抱きしめられながら、あついキスを交わし、翠をベッドに連れて行った。
翠「おや!、飢えているかなぁー」
「もち!」
そういって翠のインナーを剥いであつい抱擁が始まった。
翠の柔らかい唇の感触を楽しみながら、自分が幸せな人生を歩んでいることを実感した。アチキは自分の人生に翠がいることに感謝し、これからもずっと彼女を大切にし続けるさ。
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ドローイング754. 小説:小樽の翠666. 狐の嫁入り

2023年07月04日 | field work

 今週もマサヒロ君の実家でクロッキー教室が開催されている。札幌からジェシーがモデルさんを務めてくれている。モデルさんの来ない小樽では、みんな大歓迎だ。
帰りにまたジェシーに捕まった。
・・・
ジェシー「ヘイ!、アチキー!!、なんで日本の若い女は複数恋愛が好きなんだ?」
「はあ?」
ジェシー「だって初体験の年齢が早くて、結婚が遅いというデータをみれば、その間に男をとっかえひっかえして試している時間が長いだろ!。10人切りとか100人切りという言葉があるじゃん。超複数恋愛じゃん!」
「まあ、そうだけど・・・」
ジェシー「そんなに沢山愛せるのかよ・・・!。それも続けざまにだぜ・・・!!」
「愛は、ないんだよ。まあアタシはさびしい気分だから慰めて、ぐらいでセックスするんだよ。それでそのまま結婚するらしいよ・・・」
ジェシー「そんな程度でセックスするのかよ!!」
「現実は、そうです」
ジェシー「愛はないのかよ!?」
「はいはい、ないです。男も女も仮面でだまし合いの世界なのです。日本の伝統行事に、狐の嫁入り、というのがある。嫁をもらうときは、提灯に灯りをともした列が村を歩き回る。それがみんな狐のお面を被ったりするわけ。狐は人を騙すというのも日本人の認識。だから女も狐さ。おとこを騙すんだろ・・・。日本のメタファーだよ」
ジェシー「そうなんだ。男と女は、だまし合いで一緒に暮らすわけか・・」
「だって、昔の田舎じゃ嫁が来るまで一度も女の顔を見ないで結婚するんだぜ。愛なんか生まれる余地がないよ。一緒にくらしていれば、そのうち可愛いと思うこともあるらしいよー。そんなDNAを受け継いでいるから、今もあまり変わらんとチャウの!?」
ジェシー「それで男は遊郭に通うわけだ。奥さんではなく遊女を愛するために・・・」
「で・す・ね。今は遊郭のかわりに不倫がある。男も女も子育てに飽きると不倫に走るらしいよ。それが7割ぐらいの日本人かなぁー。君の国ではどうなの?」
ジェシー「生涯に一人の奥さんを見つけて一生愛するのが普通だよ。だから他所の女に眼を向けたらジェラシーが爆発する。そして神が怒り出す。だって神との契約が破られているというので。アメリカ人は娼婦じゃないからね。」
「まあ、今の日本じゃ複数恋愛が多いから、遊郭はいらなくなったんだよ。あとは恋愛ごっこで仮面夫婦かなあ。」
ジェシー「つまんねぇー世界だな」
「それは当たり。まあステーキでも買って気分転換しようよ」
ジェシー「おおっ、それそれ!!!・・・・」
ジェシーと駅前の地下スーパーにゆき、本日バーゲン価格のステーキをゲットした。
ジェシー「アチキーー、また来週ね。グッバイ娼婦のみなさん(*^▽^*)」
まあな、日本人は愛という概念がないのだから、そう言われてもしょうがないよなぁー。まあオキシトシンが分泌しただけというべきか・・・。
・・・
夏の夜の小樽も星が沢山見えている。
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ドローイング753. 小説:小樽の翠665.ピロトーク

2023年07月03日 | field work

 翠とセックスの後、しばらくベッドに横たわっていた。
彼女の頭が彼の胸の上にあった。二人は一緒にいる時間が長く、お互いをよく知っていたし情熱的であつく燃えたセックスの後の時間を過ごしていた。
しかし少し疲れていた。
翠「よかったよん。」
「久しぶりだったからね。」
アチキは彼女の髪を撫でながら、優しく微笑んだ。
翠「一緒にいると、幸せ感たっぷり。」
翠はアチキの腕に抱かれていた。

・・・
しばらくの沈黙の後、翠が話し始めた。「でも、私はまだあなたに伝えたいことがあるんだ。」
「何か・・・?」アチキは尋ねた。
翠「私は感謝しているんだ。」
アチキ「そう言ってもらえると、僕も嬉しい。」
翠はアチキの手を取り手のひらにキスをした。
翠「アチキと一緒にいることがこんなに幸せだと感じるのは、あなたが私を受け入れてくれているからだよ。私たちは本当にお互いを理解していると思うんだ。」
アチキは翠の手を握り、優しく彼女を見つめた。
「僕たちは確かにお互いを理解していると思う。」
翠はアチキに微笑みかけ、彼の唇にキスをした。
アチキ「私たちはとても良いコンビだよね。これからも一緒にいたいと思ってる。」
アチキは翠を抱きしめ、唇にキスをした。
「これからも、ずっと一緒にいるさ・・・。」
・・・・・
1日中逆の生活をしていたから、周囲は暗くなり夕方の時間が漂い始めた。
夕食の準備をする臭いがしてくるような小樽の街だ。

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ドローイング752. 小説:小樽の翠664.逆時計

2023年07月02日 | field work

 ホテルブッフェでモーニングを食べて家に帰る。
人とは逆の生活時間をすごしている。
朝飯を食べると元気が回復している。
「元気になった。しようよ!」
翠「たつ!?」
そういって翠をベッドに抱えていった。
外は寒くはない。そんな気候の心地よさがある。
しばらくキスをしながら、翠のウェアを剥いでゆく。
翠「しばらくお仕事だったから貯まっているよねぇー」
翠の足を肩に回して胯間に顔を埋める。
舌先で翠のおさねを撫でている。
次第に潤ってきて胯間の形が崩れてくる。
翠「ウッ!!!、ハァ!、ハァー、ハァー・・・」
舌先を翠の胯間から乳首へずらしてゆく。
今日は何でも逆なんだ・・・。
翠の乳首が少し硬くなっている。
翠「あまがみしてぇー・・・」
翠の乳首を軽く咬んでみる。
翠「ソウ、ソウ、ソウ・・・、ううっ!」
翠の細い指がアチキのペニスを揉んでいる。
包皮をさげて、亀頭を撫でている。
「ウッ、貯まっているから刺激するとすぐ出ちゃうよ」
そういって翠を抱きかかえて大腿骨の上に載せる対面座位ですか・・・。
これって刺激は少ないけど抱き合ってお互いを見つめ合って愛情確認ができることが心地よい。
抱き合っている感覚は、女のボディサイズで違うのだろう。
翠が胯間をグイクイと押しつけてきた。
そしてそのまま後ろに反っていった。
翠のヴァギナが呼吸をするように収縮してゆく。
調度子宮口がペニスの先端をこするように・・・。
翠「いこっ!・・・・」
翠の骨盤が波のようにひいては押し寄せるように繰り返してくる・・・
押し寄せてきたときに翠の子宮に撃ちはなった。
翠の体がアチキの肩にもたれかかって沈んでゆく。
そのまま翠と抱き合ったまま寝てしまった。
朝早く起きたから睡眠の延長だな。
元気におきているのは翠の子宮だけだろう・・・
今日はすべてが人々とは逆に時計が回っている。
・・・
小樽も夏の青空が広がっている。

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