世界同時株安

2月27日の上海証券取引所の大幅下落を受け、世界中はどこも大幅に株価を下げた。

 世界経済における、中国の影響力の大きさを、誰の目にも見える形で表した。インパクトの強さは世界を揺るがし、グローバリズムの構造そのものの変化の表れでもある。

 世界のトップリーダーであるブッシュ大統領の国内の信頼度が22パーセントの数字と共に、アメリカの驚きが察せられる。

 かつて「アメリカがくしゃみすると日本が風邪を引く」と言われていたが今は『中国がくしゃみをすると世界が風邪を引く」と言えそうだ。世界経済の大きな変化である。

 日本は否が応でも、東側と西側の両方を見なければ、経済も何も立ち行かない。
 世界の力学がこのように変わっているのに、日本は相変わらず政治は内向きで、暴走し、機能せず壊れるばかり。メディアや庶民の感覚も暴走をチエックできない。 今後我々は大変なリスクを覚悟しなければならないが、皆がが気が付くのは、どんなに大きな否定的なインパクトのある(多分、経済)を目の前にしたときなのだろうか?(個人的には興味がなくはない。)
 国の借金・自殺、少子老齢化は世界1を誇る。今回のような世界を震撼させる国際経済の変化にも反応しない。
  日本人は「鈍感力」に長けているのか、そとてつもなく「大物」か?日本は世界のトップランナーの感じもしなくはないが、倫理(モラル)よりお札を自慢する他の国も、似たり寄ったりのようだ。

 

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