基本的行動様式

 人間の色んな行動は基本的行動様式(基本的生活習慣)を土台にしてその上に成り立っている。

 基本的行動様式としての食事・排せつ・睡眠は即生命に関わる行動だが、社会生活を営むには、さらに生活様式をはじめ法律や倫理・知識や情報など時代の文化をそれなりに身につけることが求められる。

 ところで、人間の子供はスズメやほかの多くの動物と同じように、親を中心に家族の中で育てられる。

 もし人間は、(家族一緒に食事をする)と言う性質や行動様式があるとすれば、現代社会はどうだろう?

  ちょっとすると、大人社会は化学肥料のような学力と引き換えにこどもの本能にも近い基本的行動様式を無視しその行動を取り上げ、虐待にも似たこ     とをしているかもしれない。 不登校や発達障害の背景にそれはないか?

 原発の安全神話やGDPを指標にした経済成長路線同様、現代の文化に同化して本末転倒した行動の異常さに気づいていないかもしれない。

 

 

 

 

 

 

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