久しぶり

 タンポポの花が夜すぼみ朝開くのに気づき、星がいっぱいある夜空の下の自分を久しぶりに見た。

 

 

 

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背景との違和感

自然の美しさや不思議さに魅入られ追い求める心と、自然在っての自分だと気付くのとは同じではなく、かなり距離があるのかもしれない。

 自然の美しさを賛美しない人はいないが、同じ人間が自然を汚し壊すのは一般的とも言える。

 自然の美しさゆえ、自然の本質や己との関係を見失うのかもしれない。

 神(権化)があまりにも気高いゆえ、その本質や己との関係を見失うのかもしれない。

 自己中心的に自然や神や権威を利用して、自らが目くらまされたような状況が 現代文明に広くみられないか?

 G8やサミットはいつも自然環境の美しいところで実施される。似合うような似合わないような…

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『自然と人間』

テーマを「(自然)と(人間)」とするか「(人間)と(自然)」とするかの違いは大きくないだろうか?

  自然あっての人間か? 人間あっての自然か?違いに通ずるような気がするからである。

 基本的な関係は前者だが、夜になっても星も見えない都市の生活ではもちろん、現代社会の生活様式ではいつの間にか後者の認識に立ってしまいかねない。

 端的に原発に見られた(安全より経済の効率化)を求める産業構造は逆転した「(人間)と)(自然】」の認識から生まれたのではないだろうか?

  民主主義と自己中心の紛らわしさは自然と人間の関係を基本に戻すことによって区別しやすいかもしれない。

   

  

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