世の中の見える世界から見えない世界まで思いっきり。特に、子供、教育、不登校、自閉症等 情緒に関心あり
天まで届け
もし、お金が無かったら
仮の話だがー急にこの世からお金が姿を消したらどういうことになるのだろう?
お昼は、朝飯の残りで済ませるとして、夕飯は買い物ができないから、ご飯を炊き、冷蔵庫の中をかき回し、何とか食事にはありつけそう。こうして2~3日は持つかもしれないが、底をついたら買い物だ。家の中を物色して
お店で交換してくれそうな物を車に積んでスーパーへ行く。車のガソリンは今日は何とかなりそうだが、明日のことを考えると、スタンドにも何か持って行かなくちゃ。娘は会社の売店で昼飯を手に入れなくちゃとバッグに何やら詰め込んでいる。 (物々交換)
1週間もすると米びつの米もなくなり、家のあちこちに隙間ができる。何でも交換してくれるわけではないから、持ち出すものにも困ってくる。
戦後の1時期(ガキの頃)、ひどいインフレで戦前のお金や有価証券は意味を失い紙切れ同然になった。そればかりか物不足で生活必需品ですら店頭から姿を消したりして、少々のお金やめぼしい金目のものを持って行ってもたやすくは手に入らなかった。
「 お金さえあれば~何でも手に入る~ 」 なんて歌っていられない時代があった。
その頃、必要なものの優先順は先ずは食糧、次に衣類や燃料の生活必需品ではなかったろうか。
こんなあり得ないようなことを考えたのは、
現在のようなお金至上の経済社会が持続するとは考えられないのに、それを前提に成り立っている個人の経済生活に不安を感じ、60数年前見聞きした経済破綻を今1度思いだし、経済の原型を確認しておきたかった 。
経済は、お金ではなく物であり、物の価値は生きるための必要性で決まるのだと 思う。
現状は、かけ離れてる。
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