お供のご褒美

夕食の買い物のお供で、スーパーの食品売り場を一回りしてきた。

 かごいっぱいに買い込んでカートを押す流れの中の自分に違和感を感じた。

 きれいな棚からきれいに整った食品を無造作にかごに移す。車に積んで何事もないかのように家路に向かうと、あちこちで、またまたきれいな売り場を思い出させるような住宅の新築工事。

 きれいで便利なんだけど、どこかスッキリしない。

 「未曽有の出来事」をただただ沈黙して待っている感覚かもしれない。

 ただ、生花売り場で匂いを確かめていたら店員さんんが「こっちの方が良く匂いますよ。」と教えてくれた。

 お供のご褒美かもしれない。

 

 

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