内需拡大の愚

 

     政府や報道機関が社会的に重要な意味を持つ出来事やデーターを都合よく断定し≪公≫として報じることは少なくない。

内需拡大や経済成長路線は　人類が地球の容量を超えてグローバルに動いている現状にあっては　成り立たない【愚】ではないか。

家庭であれ国家であれ　消費を増やして家計や国家財政が良くなることはあり得ない。その愚をお犯しながら世界の各国は与野党の枠を超えてその【愚】をおかしている。私たちは地球を壊し借金を山積し子供を犠牲にして　幸福を求めているような気がしてならない。

安易に子供や孫を[愛している。」振りは出来ない。

　　

勘違いか？

 

  「この5か月間、日本の経済やゆるやかに景気回復している。」　これは　日本の景気の現状に対する政府の公式見解である。

　政府の公的機関は　4～6月は0.4パーセントのマイナス成長を発表し、７～8月の結果は　発表されておらず、正式には10月に発表される予定の筈。

　政府の公的機関とは違った政府の公式見解が発表されている。　目にするマスコミの論調は政府見解にそったものだが、大本営発表を思い起こす。先日の世界同時株安で緊急記者会見した担当大臣は　世界経済の根幹（経済成長の意味だと思われる）を揺るがすようなものではない　との断定に現状認識への疑問を感じた。　私の勘違いだろうか？