1人1人の視野の確認 

 

   世界の基本的な仕組みは 自然―人―社会 の順序で成り立っている。そんな中で地上の人間社会は70億人存在し(世界の平和や繁栄)を考えたら70億の人間全体を視野にしてものを考えるべきだが、現実的な問題解決で そんな言説を目にすることはほとんどなく 現状では、期待も出来ない。

 脳が発達し教育が高度化すればするほど 人は視野を狭くし(世界の平和や繁栄)とは逆方向に走っているかのようだ。

  グローバリズム(地球化)は 自然の帰結であって 人為に依拠していないから好い。 

  世界では 今日も何千の難民が命を落とし 日本では70人からの自殺者を出している事実。

  これから目を逸らせ、平和や繁栄を語って 何の意味があるか。視野の確認は 主義主張で議論する以前の作法だろうと思う。

  見ているところを異にしながらの議論を 国会でよく見るが、これは政治問題ではなく 文化の問題だろう。

   

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