難しいグローバル化

　日本のように縦割りの中央集権　かつ　権威主義の強い国家においては　時代の転換をはかるのは難しい仕事かもしれない。

　社会の仕組みが　現状の変化より（しがらみ）を優先させる。

　　世界はグローバル化が進むが　国家によってこれが　差異が生じる一因にもなり　先進国の中では不利かもしれない。　

　　　

気づかぬ 時代の変化

　　　
保護主義が世界大戦の原因にもなり　現在にそれを見るかのような言説があるが、全く当たらないと思う。

　　地域紛争など　戦争から引き継いだ負の遺産はあるものの　今は　世界の有限なスケールの認識は　共有しやすくなっている。
　

　　世界を一単位として認識しやすくした情報　　世界が避けられない経済の縮小　人口増　地球環境の異変
　　　　　　　
これらは通商の如何を問わず　大局的には　世界の経済社会を根底から左右し選択の余地を狭めている。

　　　関係する世界の拡がりの変化を見ず　過去の視座のままで　社会を論じたり政策化している事が多い。