日本経団連の会長にキヤノンの御手洗会長が就任された。日本経済の繁栄は、技術開発で他国よりも先を行くことにあると見据えた産業界の選択だろうか。身近にあるデジカメや計算機で、いつも「キヤノン」の文字を見ているのだが、「キャノン」と表記するのではない事を最近知った。社名のブランドロゴが英語表記の「Canon」で、観音様に由来しているらしい。
「キャノン」は「cannon」が正しい。ここまで書いたら当然、ジュリアン・キャノンボール・アダレイの話になる。いつもながらに強引、且つ短絡な発想であります。(笑)決定的な「サムシン・エルス」以下、マイルスの目を盗んでマイルス・バンドのメンバーと録音した「イン・シカゴ」、ファンキーな薫りたっぷりの「イン・サンフランシスコ」、エヴァンスと共演した異色作「ノウ・ホワット・アイ・ミーン」等、名盤は数多い。その陰に隠れてあまり目立たないキャノンボールのデビュー盤「プレゼンティング」は、55年の録音で、弟のナット・アダレイ、ハンク・ジョーンズ、ポール・チェンバース、ケニー・クラーク、当時の精鋭メンバーでデビュー盤に賭ける意気込みが伝わってくる。完成度の高いデビューアルバムだ。
最初にキャノンボールを聴いたのは66年の「マーシー・マーシー」だった。度を過ぎたファンキーというのか、ジャズロックとでもいうのか、何の緊張感もないフレーズと展開に驚いた。デビュー当時、チャーリー・パーカーの再来と云われたと本で読んでいたが、どうにも信じ難く、随分と過大評価する耳の悪い評論家がいるものだと思った。その後このデビュー盤を聴き当時の評価に納得したのだった。最初に何を聴くかによって、そのプレイヤーに持つ印象は変わってくる。
名は体をあらわすと言うが、キャノンボールというあだ名は、その丸い身体と砲丸のような迫力ある音から付けられた。 cannon は大砲という意だが、スラングで巨根の意味があるらしい。一方 canon は、規律とか規範という意味だ。どちらも小生には縁がない単語だ。
「キャノン」は「cannon」が正しい。ここまで書いたら当然、ジュリアン・キャノンボール・アダレイの話になる。いつもながらに強引、且つ短絡な発想であります。(笑)決定的な「サムシン・エルス」以下、マイルスの目を盗んでマイルス・バンドのメンバーと録音した「イン・シカゴ」、ファンキーな薫りたっぷりの「イン・サンフランシスコ」、エヴァンスと共演した異色作「ノウ・ホワット・アイ・ミーン」等、名盤は数多い。その陰に隠れてあまり目立たないキャノンボールのデビュー盤「プレゼンティング」は、55年の録音で、弟のナット・アダレイ、ハンク・ジョーンズ、ポール・チェンバース、ケニー・クラーク、当時の精鋭メンバーでデビュー盤に賭ける意気込みが伝わってくる。完成度の高いデビューアルバムだ。
最初にキャノンボールを聴いたのは66年の「マーシー・マーシー」だった。度を過ぎたファンキーというのか、ジャズロックとでもいうのか、何の緊張感もないフレーズと展開に驚いた。デビュー当時、チャーリー・パーカーの再来と云われたと本で読んでいたが、どうにも信じ難く、随分と過大評価する耳の悪い評論家がいるものだと思った。その後このデビュー盤を聴き当時の評価に納得したのだった。最初に何を聴くかによって、そのプレイヤーに持つ印象は変わってくる。
名は体をあらわすと言うが、キャノンボールというあだ名は、その丸い身体と砲丸のような迫力ある音から付けられた。 cannon は大砲という意だが、スラングで巨根の意味があるらしい。一方 canon は、規律とか規範という意味だ。どちらも小生には縁がない単語だ。
スラングのcannonほうは、残念ですが、ボクも全く、ご縁がないです。(笑い!)
さすが専門家、カメラにはお詳しいですね。当地にも京セラの工場があり、カメラ事業撤退は知っておりました。CONTAXファンは寂しいですね。
映画の「キャノンボール」は私も観ましたが、パトカーとのカー・チェイスは面白かったですね。日本では撮影できない類の映画でしょうか。
カノンシュートという名だけは記憶があります。最近のカノンといえばゲームですよ。主人公の名が、え~と、名雪、栞、舞、真琴、あゆ・・・何で知っているのでしょうね。私は、萌え~ではありませんから誤解のないように。(笑)
「イン・シカゴ」私も大好きです。ガンガン吹きまくって、カッコいいですね。さすがのトレーンも圧倒されているようですね。
ところで、キャノンボールと言うあだ名は、大食いだったことから来ていると記憶していたのですが、私の記憶違いでしょうか?
次回を楽しみにしています。
では、では、
朝一コメンターのKAMI さんが、この時刻に起きておられるとは、私同様、酒とジャズに酔い痴れているのでしょうか。
サボイの売り出し政策のため、本名のジュリアンではなく、インパクトのあるキャノンボールにしたというのは周知の事実ですが、キャノンボールの由来は諸種あるようです。名付け親はオスカー・ペティフォードとも、ケニー・クラークとも云われております。KAMI さんが記憶している大食漢説も知っております。私は米ダウン・ビート誌で読んだレナード・フェザーの身体つきと大きな音説が信憑性高いと思うのですが・・・良く分かりませんね。辞書引きながらダウン・ビート誌を読むのは辛かった。語学力がないので誤訳しているかもしれませんね。(笑)
いろいろと面白いですね。
次回を楽しみにしています。
過分な評価頂き恐縮でございます。
寡聞なジャズ知識ではありますが、今後も楽しんでいただければ幸いです。
デビュー盤は、力が有りますよね。オリジナルにも良い曲が多かったですし。それがスタンダードになる時代でしたよね。それに比べ、昨今は耳たこの仕方なし、やらせスタンダードが・・・。ムュージシャンが可愛そう。聴かされるほうがもっと可愛そう。プロデューサー君、頼みますよ。きゃのんな限り自由にやらせてあげて欲しいな、売れないCDがもしかすると私にとって名盤なのかも知れん。
一度だけのもの、時々の欲望もの、何度も聴きたいもの、色々あ利ますが、がその食指に語りかけるduku様のコメント楽しまさせて頂いております。
ワールドカップが迫ってきたな、「サムライニッポン」いいキャッチだと思います。ところで「サムライジャズ」とすれば誰を連想しますか、ええーと
小生も浮かびませんが次回までの宿題としておきます。宿題はいつになっても嫌いですね
では、また
売れる CD が、必ずしも内容が良いわけではなく、見向きもされない女性が、実は好い女だったりするものです。
さて、「サムライジャズ」とは、哲学者ウィットゲンシュタインが火かき棒を投げつけたくなるような宿題ですね。日本にも優れたプレイヤーは数多くおりますが、誰がサムライジャズ・プレイヤーと断言するのは難しい。拙稿「ジス・イズ・ホンダ」で、故本田竹広さんの言葉を引用しております。「けれど俺どうしようもなく日本人だしさ」・・・武士の血が流れている発言でした。
宿題があるから勉強するのか、勉強するから宿題ができるのか、アインシュタインでも解明できなかった。これを考えだしたら直ぐ眠りに就けます。(笑)