デューク・アドリブ帖

超絶変態ジャズマニア『デューク・M』の独断と偏見と毒舌のアドリブ帖です。縦横無尽、天衣無縫、支離滅裂な展開です。

サージ・チャロフは駆け足で、星へのきざはしを登った

2009-10-11 08:41:43 | Weblog
 「星空を眺めていると、それがいかにも小さく感じられる。それは私が大きくなりつつあるか、でなければ宇宙が収縮しているのだ。さもなければその両者が同時に起こっているのだ」と。生の本質や人間実存の究極を追求し続けたドイツの詩人リルケの言葉である。幸運の星の下に生まれるとか、愛するあのひとは星になったとか、星が生や死に喩えられるのは、手が届きそうで届かない星の神秘と重ねるからだろうか。

 「Stairway To The Stars」は、ポール・ホワイトマン楽団のアレンジャー、マット・マルネックが作曲した「パーク・アベニュー・ファンタジー」に、「スターダスト」に詞を付けた星が好きなミッチェル・パリッシュが詞を付け改題したものだ。二人で星への階段を作り、天国を目指して一緒に登って行こう、という典型的な歌詞のラブソングだが、階段とは人生を表し、階段の最上段である星は天国、即ち死をさす。無数に広がる星空を眺め、星の輝きを人生に重ねるとき、過去の忘れえぬ愛惜や未来への夢を限りなく広げるロマンチックなメロディは、生と死の階(きざはし)を一段一段登る力強ささえ感じる。

 ウディ・ハーマン楽団のフォー・ブラザーズで一翼を担ったサージ・チャロフが、「ブルー・サージ」でこの曲を取り上げており、バリトン・サックスで流麗に吹く。ソニー・クラーク、ルロイ・ヴィネガー、フィリー・ジョー・ジョーンズをバックにしたワン・ホーンは、録音数が少ないチャロフだけに貴重であり、最後のレコーディングにあたる。ダウンビート誌でバリトン・サックス部門のトップ・プレイヤーとして数年間輝いただけあり、楽器の重さを感じさせない躍動的なフレーズと、中高音を強く吹いたときに出る楽器特有の乾いた音色が魅力だ。そして、ビブラートが効いた余韻はジャケットの女性のようにうっとりさせるだろう。

 若死にする多くのジャズマンは、音楽性を高めるため麻薬やアルコールに手を染め命を縮めたが、チャロフは脊椎ガンという不可抗力とも言うべき病気だった。チャロフは一音一音重みのある音を、階段を一段一段登るように刻み、その34年間を駆け足で星まで登ったのであろう。夜空に青く光る星があれば、きっとそれはサージ・チャロフのブルー・スターなのかもしれない。
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25 コメント

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本日決定!星へのきざはし・ベスト3 (duke)
2009-10-17 10:23:34
今週もたくさんのコメントをお寄せいただきありがとうございました。

Stairway To The Stars Best 3

Sonny Red / Out Of The Blue (Blue Note)
Dexter Gordon / Our Man In Paris (Blue Note)
Serge Chaloff / Blue Serge (Capitol)

明日にかけて留守になりますので、早めの〆になりましたが、今週はほとんど差がないベストでした。アルト、テナー、バリトンと順序良く並びましたが、やはりサックスで映える曲なのでしょう。音色の違いはありますが、其々にロマンを呼ぶ星への想いはこうも美しくさせるのかと・・・お好みのバージョンで星のきざはしをお楽しみください。

尚、明日のアップは遅れますが、必ず更新しますので来週もご覧いただければ幸いです。
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ボストン・ブロウ・アップ (duke)
2009-10-16 20:47:24
KAMI さん、「ブルー・サージ」が届いたようですね。演奏内容は勿論ですが、ジャケも洒落たものです。ソニー・クラークはまだニューヨークに出る前ですので、素朴な感じがします。

チャロフのアルバムでは、「ボストン・ブロウ・アップ」もあります。タイトル通りのブロウでして、こちらも見逃せません。

来週は悩まず、週初めにベストが決まる話題にします。ベルリン・ライブ・ベストではありませんよ。(笑)
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やっとベスト3が出来た・・・。 (KAMI)
2009-10-16 20:26:26
duke様、皆様、こんばんは。
「ブルー・サージ」本日届いたので、早速聴いてみました。
良いですね!語りかけるように吹くバリトン・・・好きだな。
そしてソニークラークも好演ですね。

やっとベスト3が出来ました。(笑)
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決して冷たいわけではありませんよ・・・ (duke)
2009-10-15 21:39:27
4438miles さんが、もらい物には弱いのは重々承知しておりますので、山本さんにお願いしてお土産をと思ったのですが、酔って名刺同様、置き忘れてもいけませんので、今回はあきらめました。またの機会をお楽しみに。

当日のライブでは、私のお気に入りナンバー、キャラヴァンを演奏してくれました。4438miles さんが、北海道ではこの曲をと、山本さんに頼んであったものと思い心して聴きましたよ。東京と北海道を結ぶホットライン、寒い今日この頃ですが温かくなりました。

今日のコメントはいつになくきれいに決まりました。(笑)
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やはり北海道の人は・・・ (4438miles)
2009-10-15 09:52:25
・・・コメントが冷たいですね。

ジャズ好きは皆、温かい心をもっているものです。
一部脚色と言いつつも本音が見え隠れしてますね・・・山ちゃんとは当分会わないでおきましょう・・・きっと名刺も酔って何処かへ置き忘れているでしょう・・・。

そこへ行くと九州の大宰府のジャズブログ友、Nさんは温かいです・・・何故って・・・未だ会ったこともないのに貢物を沢山贈ってくれるからです。

お世辞ともらい物には弱いのだ!

ナンチャッテ!
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12日の夜は・・・ (duke)
2009-10-14 19:38:54
4438miles さん、こんばんは。

山本さんにお聴きしました。Yさんにお会いしますか、と。昨日、会いたくもないのに、横浜ジャズプロムナードで会いましたよ、と。(一部脚色)いやぁ、驚きました。また、会いたくもないのにお会いしましたら、ブログ仲間からよろしくとお伝えください、と。私の名刺を渡しました。

打ち上げでもビールは飲まず、焼酎でした。チンさんがタバコを吸わないので、禁煙にしましょうかといいますと、ツココは禁煙に挑戦しているので、どんどん吸えとのことでした。(笑)

今回のライブは、チンさんのピアニスト6人とのデュオアルバム発売記念のツアーです。秋吉さんとの演奏も収録されております。

さて、本題ですが、やはりケリー絡みできましたね。

はい、それでは、おっと、宣伝を忘れておりました。

皆さん、ジャズ批評12月号に 4438miles さんの横浜ジャズプロムナード詳細レポートが掲載されるそうです。このページは飛ばしてご覧ください。
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11日の夜は・・・ (4438miles)
2009-10-14 15:56:25
・・・剛君はこっちで一緒でした。横浜ジャズプロムナードの開港記念館の最終回の演奏が山ちゃんトリオでした。楽屋で盛り上がって、そう青森からも聴きにきた方がいて・・。
そういえば、山ちゃんは明日はチンさんと北海道って言ってました!
チンさんは確か別会場で最終ステージは秋吉さんとやっていたのでは・・。
まさか、翌日はDUKEさんの所とは!

因みに、山ちゃんは、お茶のペットボトルに焼酎のソーダ割りを入れて舞台にもってあがり、飲みながらはいつものことですが・・・最後に弾き語りの「ダイナ」で「バカヤロウ!」といつに無い大声で張り切っていましたっけ。打ち上げは中華街でした。
翌日は北海道ですか・・・飲みっぱなしですか。
只今、山ちゃんは禁煙に挑戦中で結構苦労しているようです。

そうそう本題は・・

Sonny Red / Out Of The Blue (Blue Note)
Dexter Gordon / Our Man In Paris (Blue Note)
Serge Chaloff / Blue Serge (Capitol)

と言う順ですか、やはりケリーのバックアップがいいので・・。

はい、それでは、さいなら!

そうだ、この横浜ジャズプロムナードの詳細レポートは12月号のジャズ批評に掲載予定です、お楽しみに・・・じゃないか、楽しみになんかしてないか・・・。


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チェットも星の階段を登った (duke)
2009-10-13 20:17:14
クミさん、チェットのこのタイトルはオムニバスのようです。

オリジナルは Comin' on with the Chet Baker Quintet と思われます。手元にありませんので、内容は確認できませんが、所謂ジャケ買い対象のアルバムです。
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思い出した・・・ (duke)
2009-10-13 20:09:56
KAMI さん、デックスのアワ・マン・イン・パリスを思い出されたようですね。
他にもまだありますので、次は選ぶのに悩むかもしれませんよ。
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ロマンチスト (duke)
2009-10-13 20:06:01
ロマンチストな azumino さん、こんばんは。

月や星を眺めると誰でもが詩人になれるといいますが、暫し夢心地にしてくれる月や星の存在がなければ、名曲は半減したでしょう。

デックス、チャロフ、レッドと管楽器正統派の選出ですね。こうして並べますと、個性が際立ったプレイヤーですが、ロマンチストなことだけは共通項です。

ハートマンのジャケーのソロに注目されるとはさすがですね。ハートマンの名刺の肩書きは、「俳優」だそうですが、映画と同じように主演をひき立てるのは、力のある周りの俳優です。これなくして名画も名唱も生まれないのを実証したジャケーでしょうか。
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天才はえてして早世する (duke)
2009-10-13 19:28:35
25-25 さん、こんばんは。

チャロフがトップとは嬉しいですね。おっしゃるように、早世しなければマリガンやアダムズを凌いでいたかもしれません。フォー・ブラザーズのソリは、当時のゲッツやシムズでは及ばないほど格調が高いものでした。

そして、アッと驚くコニッツですか。まさか 25-25 さんから挙がるとは思いませんでした。コニッツが変化を見せ始めた時期ですので、面白さはあります。フェララもいい演奏ですが、サル・モスカもコニッツのクールラインのサル真似で終わっていないのが聴き所です。

バグスmeets ウェスを外したとは、コニッツ以上に驚きです。そちらでは今週は星が見えないのでしょうか。(笑)

ニューボーンにヘイグもありましたね。この曲のピアノベストは簡単に決着が付きそうです。

>Bags and Traneというコルトレーンとの共演

CD追加曲です。

男性ヴォーカルを敬遠される 25-25 さんもマホガニーを薦めるのでしたら、よほどいい内容なのでしょう。期待が高まります。
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ブルーノートのレッド (duke)
2009-10-13 19:09:54
bob さん、こんばんは。

ソニー・レッドはジャズランドに「Mode」がありますが、断然こちらのほうがいい内容です。ブルーノートというカラーが合っていたのでしょう。レッドなのにブルーという音色は魅力があります。

デックスはパリの星空を見上げて何を想ったのでしょう。この曲をどう料理するか、というよりパリジェンヌの料理でしょうね。(笑)
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マホガニー (25-25)
2009-10-13 01:47:02
>Keven Mahogany は聴いたことがありませんが、クミさんのお気に入りでしたら素晴らしい内容なのでしょう。聴いてみたくなりました。

これは、数年前どなたかのお薦めで(多分、クミさんか
A.tomy 君)ゲットしました。
男性ヴォーカルは、自主的に購入することは
まずありませんので(笑)。
これの、Stairway は確かにしっとりとした、
いい内容ですね。
Teach Me Tonight も、よかったですよ。



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ソニー・レッドも輝いていた (duke)
2009-10-13 00:15:48
miyuki さん、こんばんは。

ソニー・レッドがトップにきましたか。実を言いますと、この曲を話題にするにあたり、チャロフとレッド、迷いました。ともに録音数は少ないので、アルバムベストはお題にできませんが、好きなプレイヤーだけに話題にしたかったわけです。

Bags and Trane のこの曲は未発表曲として発売されましたが、お蔵になったのが不思議なくらい両者ともに素晴らしいソロを取っておりますね。如何せん聞き込みが足りませんので外しましたが、レコードに収録されていたなら、また違ったベストになったかもしれません。

ゴードンの「アワ・マン・イン・パリ」は予想していた1枚です。星に手が届くかと思うような骨太のラインは見事です。

チェット・ベイカーの「Stairway To The Stars」は聴いておりませんが、プレスティッジにこの曲を吹き込んでおりますので、おそらくそのバージョンかと思われます。
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ないような (まん丸クミ)
2009-10-12 23:57:32
Miyukiさん、このタイトルでチェットは出していないと思います。

彼がこの曲を吹いている記憶が無いので、多分違うと思うのだけど、最近の私の記憶はかなりあやういので絶対にとは言えないのだけど。
また未聴の盤が沢山あるのでその中にうずくまっているのかも。私も知りたい!

どなたか聴いた事がおありでしょうか?
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グレン・ミラー (duke)
2009-10-12 23:57:14
クミさん、こんばんは。

今宵は鈴木良雄さんと、山本剛さんのデュオライブを楽しんできました。打ち上げで腹一杯飲み、星空を見上げましたが、今週の話題のように青い星が輝いていました。

トロンボーンではアービー・グリーンが演奏しておりますが、おそらく記憶にあるのはグレン・ミラーではありませんか。ミラー・サウンドもこの曲にぴったりです。

Keven Mahogany は聴いたことがありませんが、クミさんのお気に入りでしたら素晴らしい内容なのでしょう。聴いてみたくなりました。
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忘れていた・・・ (KAMI)
2009-10-12 21:34:11
duke様、皆様、こんばんは。
大好きなデックスのアワ・マン・イン・パリス、すっかり忘れていました。
いよいよボケがひどくなって来たようです。(笑)
「バグス・ミーツ・ウエス」と「アワ・マン・イン・パリス」やっと2つ出来ました。(笑)
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イリノイ・ジャケーの伴奏 (azumino)
2009-10-12 20:20:28
dukeさん こんばんは

月の次は星と、このところロマンチックなお題で、僕の趣味にあっていて嬉しいです(笑)。横道ながら、ジョニー・ハートマン「I Just Dropped By To Say Hellow」収録の「Stairway to The Stars」におけるIllinois Jacquetのテナー伴奏にはしびれています。僕のベスト3です。

①Dexter Gordon / Our Man In Paris (Blue Note)
②Serge Chaloff / Blue Serge (Capitol)
③Sonny Red / Out Of The Blue (Blue Note)

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星への階 (25-25)
2009-10-12 16:29:14
一番は、チャロフかなあ・・・。

この曲をバリトンでというと、骨太なトーンが
曲想に会わないんじゃないかなあ、と思ったものですが、
聴いて見ると意外にソフトな仕上がりで、驚いたものでした。
病に斃れなければ、マリガンやアダムズに勝るとも
劣らない業績を残したであろう逸材、惜しいですね。

アルト・サックスなら、私はソニー・レッドより
「Very Cool / Lee Konitz」ですかね。
テーマはドン・フェララを前面に押し立てての
アンサンブルに徹し、展開部分で流麗なソロを
存分に聴かせてくれます。

バグスmeets ウェスは、アルバム自体ミルトの作品の中で、
それほど好きなほうでもないので、あまり聴き込んでません。
3枚目は、少し聴き込んでからにします。


>ピアノの演奏は少なく、他にはピーターソン

「Phineas Rainbow」でも、やってますね。
あと、「Prezervation/ Stan Getz with Al Haig」では、
ゲッツのテナーに期待して聴いたら、ヘイグの
ピアノ・トリオのヴァージョンでした。
これも悪くなかったですが。

>Bags and Traneというコルトレーンとの共演

私が持っているLPには未収録ですが、
CD追加曲でしょうか?

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こんにちは (bob)
2009-10-12 15:07:09
SONNY RED / OUT OF THE BLUE (BN)
DEXTER GORDON / OUR MAN IN PARIS (BN)

アルトとテナーの違いもありますが、ずいぶん音色、ムードが異なりますね。
ソニー・レッドは残された作品が少なく、ウィントン・ケリーの好サポートもあって、その昔よく聴きました。時にはケリー目的で聴くこともあるほどこのケリーは快調ですね。
デックスは男臭く豪快に吹ききり、ソニー・レッドとは同じ曲ながら受ける印象が異なります。巴里で思いを馳せる星空は意外と現実的?

棚の中に忘れていたソニー・レッド、久しぶりに堪能しました。
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星がきれいな季節になってきました (miyuki)
2009-10-12 12:52:14
ソニー・レッドの「Out Of The Blue」での演奏が一番好きです。
情緒豊かなメロディラインに軽やかなアドリブを交えて聴かせてくれます。
ウィントン・ケリーのピアノも聴きどころだと思います。

テナーでは、デクスター・ゴードンの「アワ・マン・イン・パリ」のStairway To The Starsが好きです。
無駄のない音と心和むような演奏です。バド・パウエルのピアノも良いですね。

この曲はヴァイブでの演奏がまた一段と良いですね。この曲にはヴァイブが似合うと思います。
dukeさんは、Bags Meets Wes を挙げられていますが、ミルト・ジャクソンには
Bags and Traneというコルトレーンとの共演もありますね。これも良いです。

チェット・ベイカーに「Stairway To The Stars」というタイトルの盤があったような
気がしますが、思い違いかな。クミさんならご存知かしら。

Sonny Red / Out Of The Blue (Blue Note)
Dexter Gordon / Our Man In Paris (Blue Note)
Bags and Trane / Milt Jackson & John Coltrane (Atlantic)
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二人であの星まで (まん丸クミ)
2009-10-12 03:50:21
dukeさん、こんにちは。

今日は晴天、気持ちの良い秋空です。

御題が Stairway To The Stars、 今夜は沢山のお星様が見れそうです。
でもインストがピアノとトロンボーン以外に頭に浮かばないのです。ピアノは、 MoonBeams のBill Evans ですが。 トロンボーンは誰だったのか確かでないのです。ちょっと知らべてみます、記憶力の低下を最近かなり意識さされてます(泣)。
この曲は、私にとって一番にくるのがヴォーカルの Keven Mahogany なんです。彼のちょっとかすれた低音でしんみりと歌うところにBobby James(p) が絡んでなんとも言えなく好きです。二人でこの階段をあのお星様まで登っていきましょうという気持ちにさせてくれますね。
。。。。インストでなくてごめんなさい。

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エヴァンスは星が好きだった (duke)
2009-10-11 23:30:54
KAMI さん、こんばんは。

ビル・エヴァンスは2度この曲を演奏しておりますね。「Moon Beams」、「Undercurrent」ともに形態は違いますが、エヴァンスならではの解釈です。意外にもピアノの演奏は少なく、他にはピーターソンが思い付いたくらいです。

「バグス・ミーツ・ウエス」は、真っ先に挙げたい素晴らしい演奏です。多くのサックス奏者が演奏しておりますので、お持ちのアルバムで意外なプレイヤーが演奏しているかもしれませんよ。

今週はゆっくり階段を登りましょう。星までは行かないでくださいね。(笑)
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これは困った・・・。 (KAMI)
2009-10-11 20:45:13
duke様、皆様、こんばんは。
星へのきざはしは、ビル・エヴァンスの演奏が印象に残っています。
しかし今回は、管楽器(含ヴァイブ)とは・・・これは困った!

duke様の挙げられた「バグス・ミーツ・ウエス」しか思いつかない。

どうしたらいいんだ!(泣)
返信する
星へのきざはし・ベスト3 (duke)
2009-10-11 08:49:39
皆さん、今週もご覧いただきありがとうございます。

タイトルに星の付く曲は美しいメロディを持っておりますが、「星へのきざはし」は格段にロマンティックな曲です。今週は管楽器(ヴァイブ含む)でお好みをお寄せください。ピアノとヴォーカルは機を改めて話題にします。

管理人 Stairway To The Stars Best 3

Milt Jackson / Bags Meets Wes (Riverside)
Serge Chaloff / Blue Serge (Capitol)
Sonny Red / Out Of The Blue (Blue Note)

サックス奏者が好んで取り上げる曲のようです。

今週もたくさんのコメントをお待ちしております。
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