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平成17年度版農業白書の中に、新規就農者として、19年以降、定年退職を迎える団塊世代に強い期待を示した内容があった。当地は玉葱の産地でもあり、農業に従事している知人もいるが、政府が考えるほど就農は簡単ではない。作物を育てるのは数年、時には数十年というスパンで捉えないと良い物は作れないものだ。今日種を蒔いて、明日芽が出るわけではない。
団塊世代向けの商品が相次いで発売されているが、写真は最近 CD 発売された白木秀雄さんの全盛期の作品「ステレオ・ドラム」というアルバムで、団塊世代が青春の頃の一枚だ。アート・ブレイキーやホーレス・シルバーと交友があった彼らしいファンキーなスタイルで、今聴いても何の遜色もない。リアルタイムで白木さんを聴いていないが、当時の人気は凄まじく今のアイドルの比ではなかったようだ。当然、女性にもて女優の水谷良重さんと結婚したが、この時ふられたのは、いつもコメントをお寄せ頂く 25-25 さん情報によると朝○雪○さんだそうだ。ジャズ界のみならず芸能界の寵児でもあった。小ブログとリンクさせて頂いている喫茶パウエルのマスターが、いみじくも「天国と地獄をみた男」と評しておられたが、人気衰退後はゲイバーで働き、孤独な死を迎えている。
先日、近くの町で若手ピアノ・トリオを聴いたが、空席が目立った。内容は別稿に譲るとして、採算度返しの町主催とはいえ、関係者からギャラを聞いて喫驚した。間にプロモーターが絡むので本人に幾ら渡るのか分からないが、この北海道ライブで幾ら稼ぐものかと、いらぬ皮算用もしたくなる。いつも満席だった全盛期の白木さんは、ワンステージ50万とも言われている。当時人気を二分したジョージ川口さんは、10日間の北海道ツアーで400万だった。美空ひばりさんとも親交があった本間興業の仕切りで、一流のホテルも用意されていたという。
「ステレオ・ドラム」は1961年、昭和でいうと36年の録音で、当時、大学卒の初任給が1万5千円の時代だった。当時の50万、400万というギャラが今ならどのくらいの価値があるのか、どこぞの銀行の総裁に訊いてみたいものだが、「ど素人なので分かりません」という答えが返ってきそうだ。
団塊世代向けの商品が相次いで発売されているが、写真は最近 CD 発売された白木秀雄さんの全盛期の作品「ステレオ・ドラム」というアルバムで、団塊世代が青春の頃の一枚だ。アート・ブレイキーやホーレス・シルバーと交友があった彼らしいファンキーなスタイルで、今聴いても何の遜色もない。リアルタイムで白木さんを聴いていないが、当時の人気は凄まじく今のアイドルの比ではなかったようだ。当然、女性にもて女優の水谷良重さんと結婚したが、この時ふられたのは、いつもコメントをお寄せ頂く 25-25 さん情報によると朝○雪○さんだそうだ。ジャズ界のみならず芸能界の寵児でもあった。小ブログとリンクさせて頂いている喫茶パウエルのマスターが、いみじくも「天国と地獄をみた男」と評しておられたが、人気衰退後はゲイバーで働き、孤独な死を迎えている。
先日、近くの町で若手ピアノ・トリオを聴いたが、空席が目立った。内容は別稿に譲るとして、採算度返しの町主催とはいえ、関係者からギャラを聞いて喫驚した。間にプロモーターが絡むので本人に幾ら渡るのか分からないが、この北海道ライブで幾ら稼ぐものかと、いらぬ皮算用もしたくなる。いつも満席だった全盛期の白木さんは、ワンステージ50万とも言われている。当時人気を二分したジョージ川口さんは、10日間の北海道ツアーで400万だった。美空ひばりさんとも親交があった本間興業の仕切りで、一流のホテルも用意されていたという。
「ステレオ・ドラム」は1961年、昭和でいうと36年の録音で、当時、大学卒の初任給が1万5千円の時代だった。当時の50万、400万というギャラが今ならどのくらいの価値があるのか、どこぞの銀行の総裁に訊いてみたいものだが、「ど素人なので分かりません」という答えが返ってきそうだ。
今は、いい音楽やっているミュージシャンがなかなか稼げないようですね。
さて、デュークさんはお名前から察するにエリントンファンですか?
数年前板橋さんがエリントンを集中して演奏したことがありましたが、それ以来エリントンが気になっています。お勧めアルバムをご指導ください。現在手持ちは「ポピュラー・エリントンⅠとⅡ」「ニューオリンズ組曲」「女王組曲」「極東組曲」です。
平岡正明さんの著書に「ジャズより他に神はなし」というのがありましたが、私は「エリントンより他に神はなし」でしょうか。
のほほんさんがお持ちでないものですと、「ハイ・ファイ・エリントン・アップタウン」、「ニューポート’56」がお薦めです。板橋さんがエリントンを演奏していたのは1999年、エリントン生誕100年のときです。エリントン・ナンバーを弾いても何ら可笑しくはないのですが、以前当地で「ボヘミア・アフター・ダーク」を演奏したことがありました。板橋さんがバップ・スタンダードを弾けるとは思わなかったなぁ。思わずビール噴き出すところでした。(笑)
私のネット上の知り合いで、白木秀雄と共演した経験がある方がいます。
学生時代に白木バンドと同じコンサートに出演した時、いざピアノに向かうと、ドラムの音が違う。振り向くと、あの白木さんがドラムをたたいていたそうです。一曲だけのセッションだったそうですが、その方にとっては一生忘れられない思い出だという事でした。
私なんかリアルタイムで聴いた事もないのに、一曲だけとはいえあの白木さんとセッションしたなんて。羨ましい限りです。
では、では、
含めて4枚ゲットしましたが、いずれも
素晴らしい内容です。
おそらく追加プレスもないでしょうし、廃盤になったら
当分は再発もされないでしょうから、買っておいて
損はないと思いますよ。
>「ハイ・ファイ・エリントン・アップタウン」、「ニューポート’56」がお薦めです。
エリントンのアルバムは10枚ちょっとしか
手持ちにないので、コメントするのもおこがましいのですが、
「エリントン、聴くなら50年代」かな?
という印象を持っています。
40年代のものは演奏内容がよくても録音に
難があるし、60年代以降はさしものエリントニアン達も
少々くたびれてきているかな、と。
僕はお薦めのもの以外では、「Masterpieces」や
「Seatle Concert」も好きですね。
それと、duke さんや皆さんは、ピアニストとしての
エリントンをどう評価されますか?
僕はカウント・ベイシーについてはバンド・リーダー
としてだけでなく、ピアニストとしても大変魅力を
感じているのですが、エリントンのピアノは素直に
「いいなあ!」という感想が、今のところは
出てこないんですよ・・・。
>板橋さんがバップ・スタンダードを弾けるとは思わなかったなぁ。思わずビール噴き出すところでした。(笑)
板橋文夫さんといえば、小生も横浜「えあじん」で
鍵盤にエルボー・スマッシュかましていた姿を
すぐ思い浮かべてしまします(笑)。
25-25様
エリントンについてのアドバイスありがとうございます。
次回購入の参考にします。
以前、文藝春秋で指揮者の岩城宏之さんの随想を読んだことがあります。芸大受験当日、机を派手に叩いていた奴がいて、そいつと僕が打楽器部門で合格した。試験では先生方がアンコールした、という内容だったと思います。この頃から並の腕ではなかったようですし、アンコールを呼ぶほど特上のものだったのでしょうね。
25-25 さん、朝○さん情報を拝借しました。ありがとうございます。また、エリントンのお薦め盤も恐れ入ります。のほほんさん、こちらも勿論推薦盤です。
24年から47年までのエリントンの総録音を収録した40枚 CD ボックスが最近の愛聴盤なのですが、1曲の録音時間3分に総てが凝縮されており、改めてエリントン音楽の芸術性の高さに感服しております。
例えば「シアトル・コンサート」を例に挙げますと、「ソフィスティケイテッド・レディ」で、ウイリー・スミスのソロが始る前の数秒のオープニング・イントロのピアノでエリントンは決まりです。
逆にベイシーは、多少退屈する長い演奏でもエンディングで、ベイシーが「ポロン、ポロン」とピアノを入れるだけで決まってしまいます。
ピアニストとしての評価は分かれますが、「マネー・ジャングル」という傑作もあります。私の場合はエリントンが握った鮨なら、並も特上の味です。(笑)
質問ですが、エリントンの56年と58年のニューポートの実況盤が有るようですが、どんな違いがありますか?両方とも未聴です。
>後は、パブロ盤で、レイ・ブラウンとのデュオも大好きです。ピアノが硬質で、とてもパーカッシブですね!
そんなのが、あるんですか?
知りませんでした!
エリントンのピアノを指して、よく
「ハーレム・スタイル」のピアノというのを
聞きますけど、これは具体的にどういうことを
言っているのでしょうか?
>質問ですが、エリントンの56年と58年のニューポートの実況盤が有るようですが、どんな違いがありますか?両方とも未聴です。
僕は「ニューポート\'56」しか知りません。
\'58も探して、ゲットしたいですね。
エリントンはボストンポップスをはじめ、シンフォニー・オーケストラのメンバー、またコルトレーン等、異色メンバーと共演しておりますが、何れも素晴らしい作品に仕上がっております。人も音楽も幅が広いのでしょうね。
さて、お尋ねのニューポートですが、残念ながら58年盤は一度も聴いたことがありませんし、ジャケットすら見たこともありません。naru さんは、ジャケットをご存知なのでしょうか?コロンビア盤なので、直ぐに廃盤になったビクター盤「シアトル・コンサート」ほど幻ではないと思うのですが・・・見かけない一枚です・・・記憶に誤りがなければ、マリガンがゲストで参加しているはずです。
56年盤は私も CD 2枚組完全版を持っておりますが、一押しです。ポール・ゴンザルヴェスのテナーソロは圧巻ですよ。「A 列車」ではエリントンがイントロで、長いソロを弾いております。テーマに入るあの瞬間、堪りませんね。思わず漏らしそうです。(笑)
これのこと?
↓
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