![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/30/2c7f9d20d477ac0733279ab9833bb080.jpg)
アメリカの心理学者ナンシー・エトコフの著書に「なぜ美人ばかりが得をするのか」という、美人批判論とも思える1冊がある。タイトルはキャッチーに過ぎず美男美女について心理学的、社会学的に分析しているから面白い。美人観は好み、美意識の相違により異なると思うが、総じて美人顔というのは目は大きすぎず小さすぎず、鼻高すぎず低すぎず、額は広すぎず狭すぎず、つまりは平均値パーツを集めると美人、或いは美男になるらしい。
近寄りがたい凛とした例えばグレース・ケリーのような「美しい女性」、マリリン・モンローのような性的中枢を擽る「イイ女(オンナ)」、そして「綺麗な女(ヒト)」と小生なりに美人観があって、その「綺麗な女」はジョニ・ジェイムスである。「アフター・アワーズ」というピート・ジョリーやシェリー・マンをバックにしたジャズ寄りの作品もあるが、どちらかというとポピュラー歌手で、ジャズファンには馴染みが薄いかもしれない。甘くハスキーな声が男心を刺激して一度知ったら止められないフェロモンが漂う。
写真のアルバムはジョニの初LP「When I Fall in Love」で、くっきりした二重まぶた、目、鼻、口、其々のパーツが平均値の見事な美人である。タイトル曲をはじめ「エンブレイサブル・ユー」、「ラブ・レター」等、ラブソングを集めたもので、ストリングス入りのデヴィッド・テリーの伴奏が甘い声を引き立てる仕掛けだ。「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ」が素晴らしく、「貴方への深い想いが私の心を歌わせる」と、甘ったるい声で歌われたら、ジャケット写真でやや分別を失いかけているのに完全に理性を忘れてしまうだろう。
エトコフの実験結果によると、溺れたとき助ける、血液を提供する等の生死にかかわる場面でも美人が得だという。さてジョニの場合、美人で得をしたのだろうか。この初アルバムが予想以上に売れたので、以降10枚以上の作品を残すことになる。小生同様、ジャケットに惹かれて買った人が多いのかもしれない。やはり美人は得だ。
近寄りがたい凛とした例えばグレース・ケリーのような「美しい女性」、マリリン・モンローのような性的中枢を擽る「イイ女(オンナ)」、そして「綺麗な女(ヒト)」と小生なりに美人観があって、その「綺麗な女」はジョニ・ジェイムスである。「アフター・アワーズ」というピート・ジョリーやシェリー・マンをバックにしたジャズ寄りの作品もあるが、どちらかというとポピュラー歌手で、ジャズファンには馴染みが薄いかもしれない。甘くハスキーな声が男心を刺激して一度知ったら止められないフェロモンが漂う。
写真のアルバムはジョニの初LP「When I Fall in Love」で、くっきりした二重まぶた、目、鼻、口、其々のパーツが平均値の見事な美人である。タイトル曲をはじめ「エンブレイサブル・ユー」、「ラブ・レター」等、ラブソングを集めたもので、ストリングス入りのデヴィッド・テリーの伴奏が甘い声を引き立てる仕掛けだ。「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ」が素晴らしく、「貴方への深い想いが私の心を歌わせる」と、甘ったるい声で歌われたら、ジャケット写真でやや分別を失いかけているのに完全に理性を忘れてしまうだろう。
エトコフの実験結果によると、溺れたとき助ける、血液を提供する等の生死にかかわる場面でも美人が得だという。さてジョニの場合、美人で得をしたのだろうか。この初アルバムが予想以上に売れたので、以降10枚以上の作品を残すことになる。小生同様、ジャケットに惹かれて買った人が多いのかもしれない。やはり美人は得だ。
「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ」はフランク・シナトラのヒットで有名になった曲ですが、そのメロディの美しさからインスト、ヴォーカルとも多くのバージョンがあります。ヴォーカルを中心にお好みのマイ・ワン・アンド・スリーをお寄せください。
管理人マイ・ワン・アンド・オンリー・ラブ・ベスト3
John Coltrane And Johnny Hartman (Impules)
Lorez Alexandria / The Great (Impules)
Cassandra Wilson / Blue Skies (Bamboo)
ヴォーカル・ファンが真っ先に挙げるのはシナトラですが、私はコルトレーンとハートマンの「バラードの美」を思い出します。今週も皆さんのお好みアルバム楽しみにしております。美人で得をした貴女のコメントもお待ちしております。 自薦他薦問いません。(笑)
My One And Only Love 男性ヴォーカルですと
シナトラ、ハートマンなんでしょうね。
・The Great / Lorez Alexandria
ロレツは色んなアルバムで唄っていますがこれですね。
・Duet / Doris Day with Andre Previn
・I Can't Resist You / Anna Maria Alberghetti
美人ということで、女優のアナ・マリア・アルパゲッティ
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YouTubeで遊んでみた
Sonny Rollins - My One and Only Love
http://www.youtube.com/watch?v=or8ow7lqXo4
Chris Botti のトランペット良いですね。
Chris Botti with Paula Cole - My One And Only Love
http://www.youtube.com/watch?v=MKWJe78nPIw
秋吉敏子の秘蔵子だったバビー・シュー こんなに太っちゃって
Bobby Shew & Las Vegas Brass Band My One and Only Love
http://www.youtube.com/watch?v=_HcjfwcTbg8
スティングの歌も良い(映像が面白いので、これで)
My One And Only Love (Kirk/Spock)
http://www.youtube.com/watch?v=QGbpD1Vjs1I
当地もやっと涼しくなってきましたが悪い頭は相変わらずちゃんと働きません。暑さのせいではなかったようです。(笑)
今週は「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」ですか。これも名演が多い名曲ですね。
いつもどおり得意のエイヤーで・・・
「ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン」
「アート・テイタム~ベン・ウエブスター・カルテット」
「ザ・スタンダード」ロリンズ
「ハイ・アンド・マイティ・ホーク」コールマン・ホーキンス
あれ、4枚になってしまいました。(笑)
しかもヴォーカル中心ではないし・・・。
ゴメンナサイ! 退散します。
ロレツの The Great がトップとは美人観が一致しましたね。(笑)
TAKASHI さんからは渋いのが挙げられると思っておりました。いやぁ、ドリスは持っていないのですよ。アナ・マリアはジャケに惹かれましたが、どうもオペラは苦手です。でも顔は好きなタイプです。やはり節操はありませんねぇ。(笑)
YouTube 楽しみました。ロリンズ節爆発で最高です。クリス・ボッティは私も好きですよ。「ホェン・アイ・フォール・イン・ラヴ」のジャケの下はどうなっているんだろう?(笑)
バビー・シューはシュークリームの食べ過ぎでしょうか。
Kirk/Spock 怪しい。勝手に台詞入れて楽しめますね。
そちらも涼しくなりましたか。こちらは秋風が吹いて肌寒いですよ。
やはり「ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン」がトップできましたね。ジャズ喫茶でひと時過ごした世代には忘れえぬアルバムです。
インストで挙げるなら私も同じような選択になります。バラードの極致ともいえる曲ですので、むせび泣くテナーが似合いますね。サム・テイラーやシル・オースティンとは違いますよ。(笑)
「アート・テイタム~ベン・ウエブスター・カルテット」は、テイタムが亡くなる数ヶ月前の録音ですが、スタンダードを演奏するとはこれなのかと聴く度に感心します。
My One And Only Love 、、、大好きな曲です。
ボーカルと言うと やはり
①Johny Hartman with Coltrane
まず、これが想い浮かび、今でもハートマンの低音の
声が耳に残っている感じです。
②Lorez Alexandria / The Great
このアルバムも大好きな一枚です。
そして やはり この曲には テナーサックスが
ピッタリ来ると思います。
Joshua Redman/SpiritOf The Moment
Michael Brecker / Michael Brecker
、、ファラオサンダースなんかも豪快でいい演奏が
ありましたよ。
ボーカルの3枚目は 想い浮かびませんでしたが、、
美人、美男に「3枚目」は不要、、、てな事で。
、、、お後がよろしいようで(笑)
さようなら。
「なかなか美人だし、歌も悪くはないんだけど、
今ひとつインパクトに欠けるかなぁ・・」
という印象です。
で、ジョニの3枚なら「After Hours」を含めて
丁度3枚しか持ってないから、それを書いてオシマイ、
ああ今回は楽でいいや・・・・
と思ったら、
「My One And Only Love」ですか、お題は!
ありすぎて、迷ったあげく選んでも、
大事なのを忘れてアッチッチ・・・ってパターンですかね。
☆ヴォーカル
1)「The Great/ Lorez Alexandria」(Impulse)
これは、全く異論なし!
非の打ち所がありません。
ロレツではCBSソニーから出た「電気スタンド」盤も
いいですね。
2)「Duet/ Doris & Previn」(CBS)
これも、TAKASHI さんに同意。
ほんと、意見がよくあいますね。
ドリス36才、プレヴィン29才の、共に絶頂期の
共演盤で、悪かろうはずがありません。
3)「The Warm Sound/ Francis Wayne」(Atlantic)
迷いましたが、三枚目はこれで。
TAKASHIさんが仰る「4畳半小唄」的なフィーリングを
少し感じる、温かみのあるヴォーカル。
次点は、「As Time Goes By/ Carol Sloane」(Baybridge)
☆インスト
トレーン、テイタム勿論いいですが、ここはあえて・・・
1)「Acoustic Band/ Chic Chorea」(Grp)
スローな出だしから、徐々に繰り広げられるvivid な展開が
とてもスリリングです。
コリアは、「電気」コリアより「アコースティック」コリアが
断然好きです。
2)「Money In The Pocket/ Joe Zawinell」(Atlantic)
My One And Only Love は、なな、なんと・・・
ザビヌルのアコースティック・ピアノのソロです。
これには参りました。
一聴の価値あり!
3)「Pepper Adams Quintet」(Mode)
最近、CDで復刻されましたね。
ふふふ、みんな持ってないだろう、とほくそえむ
アイテムが段々減っていくのは、寂しくもあり、
皆に聴いてもらえて嬉しくもあり・・・
複雑な気分です。
今回は美女問題とか、美女とブスでやはり格差問題ですか・・・。
先ずは「MY ONE AND ONLY LOVE」の三枚から。
1、トレーンとハートマン、この盤でこの曲を知ったようなものです。
2、ロレツのザ・グレートですね、ロレツのゆったりとした包容力がいいです。
3、カーメンのグレート アメリカン ソングブックですね。これはこの歌のみならず、歌う人聴く人の雰囲気がバッチリですね。
美女について・・・・面食いの当方としては、美女選びには自信がありますが、美人は必ずしも、美しくはないのであります。
綺麗と美しいは少々異なるようで、やはり内面を伴わないと・・・などといいつつ、やはり外面に目がいってしまうのであります。
美女は食事代が不要とか、従って当方の食事代はかさむのであります。
しかし、美女にもいろいろありますなぁー。
でも最近、作ったような、無機質な美女が多いのでうんざりです。
昔は絵から抜け出したような・・・という表現も、今ではCGから抜け出したような・・・美女・・これはお断りです。
>「The Warm Sound/ Francis Wayne」(Atlantic)
トランプ・ジャケですね。
ニール・ヘフティの奥さん。
このアルバムで唄っていたんですね、聴きこみが足りないなぁ(反省)
>次点は、「As Time Goes By/ Carol Sloane」
LPではキャロルの「母性」を感じるアルバムですな。
なかなか、どのアルバムに何の曲が入っていたかは、よほど思い入れがないと思い出せないものです。あまりじっくり聴く習慣も無かったので。
そこで、自分のブログでMY ONE AND ONLY LOVEが入っているアルバムを検索したら、
ロレツ・アレキサンドリアのグレイト
ペッパー・アダムスクインテット
そして
ホーキンズのハイアンドマイティーホークの3枚でした。無難なところです。
歌となると、他にハートマンが思い浮かびますが、やはり自分の好きな歌手というとカーメンマクレー。
グレートアメリカンソングブックもいいですが、古いところで、バイスペシャルリクエストですかね。
番外編でもう一枚というと、先日何となく買ったCHRIS BOTTI のLIVEのDVDで、PAULA COLEがこの曲を歌ってました。なかなか良かったです。おまけに、その次の"THE LOOK OF LOVE"も。