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「男性がバレンタインデーにもらって嬉しいものランキング」によると、1位はチョコレートやケーキなどの手作りのお菓子だそうだ。以下ベスト10には手紙、手料理、手作りのマフラー・セーターと手作りが並ぶ。女性にとって特別な日は、ありふれた高級チョコレートやブランド品よりもオンリーワンの手作りこそが愛情を伝える最高の方法であり、もらう男性にとっても手作りの品はたとえ意中の女性でなくても心は動くものである。
「マイ・ファニー・バレンタイン」は、37年のミュージカル「Babes in Arms」の挿入歌で、70年以上経った今でも愛されている曲だ。作詞作曲はリチャード・ロジャースとロレンツ・ハートで、バディ・グレコがミリオンセラーを記録した「レディ・イズ・ア・トランプ」や、ジョージ・ウォーリントがカフェ・ボヘミアで残した名演「ジョニー・ワン・ノート」、シナトラの名唱で知られる「ホエア・オア・ホエン」もこのミュージカルの曲である。贅沢なメロディーをちりばめたミュージカルは、当時どの程度話題になったのか不明だが、湧き出る泉の如く新鮮で美しい詞と曲を書き上げた二人はアメリカを代表する黄金のコンビであったろう。
変った歌詞のラブソングだが、そのバラードの極致ともいえるメロディーに魅せられるのだろう、何度も録音したマイルスをはじめインストも枚挙にいとまがない。名コンビの曲を、ジミーとダグ・レイニーの親子コンビで演奏したのがある。父を師匠とした息子だけあってふたりの音とフレーズはよく似ているが、テクニックを競うでもないチャーリー・クリスチャン直系のギタープレイは上下関係にある親子という堅苦しさはない。「バレンタインデーにはママから手作りのギターケースをもらったもんさ」、「ママからそんな話は聞いたことがないよ、違う女性じゃないの」とダグが笑う。「!・・・」ジミーの弦が揺れる。友達のような親子のバレンタインは和やかだ。
先のバレンタインデーには手作りのプレゼントを贈ったり、もらった人もいるだろうが、手の込んだプレゼントをもらったのは随分昔のような気がする。最近は手を抜いたものに変ってきた。女性は手のひらを返すからご用心である。
「マイ・ファニー・バレンタイン」は、37年のミュージカル「Babes in Arms」の挿入歌で、70年以上経った今でも愛されている曲だ。作詞作曲はリチャード・ロジャースとロレンツ・ハートで、バディ・グレコがミリオンセラーを記録した「レディ・イズ・ア・トランプ」や、ジョージ・ウォーリントがカフェ・ボヘミアで残した名演「ジョニー・ワン・ノート」、シナトラの名唱で知られる「ホエア・オア・ホエン」もこのミュージカルの曲である。贅沢なメロディーをちりばめたミュージカルは、当時どの程度話題になったのか不明だが、湧き出る泉の如く新鮮で美しい詞と曲を書き上げた二人はアメリカを代表する黄金のコンビであったろう。
変った歌詞のラブソングだが、そのバラードの極致ともいえるメロディーに魅せられるのだろう、何度も録音したマイルスをはじめインストも枚挙にいとまがない。名コンビの曲を、ジミーとダグ・レイニーの親子コンビで演奏したのがある。父を師匠とした息子だけあってふたりの音とフレーズはよく似ているが、テクニックを競うでもないチャーリー・クリスチャン直系のギタープレイは上下関係にある親子という堅苦しさはない。「バレンタインデーにはママから手作りのギターケースをもらったもんさ」、「ママからそんな話は聞いたことがないよ、違う女性じゃないの」とダグが笑う。「!・・・」ジミーの弦が揺れる。友達のような親子のバレンタインは和やかだ。
先のバレンタインデーには手作りのプレゼントを贈ったり、もらった人もいるだろうが、手の込んだプレゼントをもらったのは随分昔のような気がする。最近は手を抜いたものに変ってきた。女性は手のひらを返すからご用心である。
My Funny Valentine Best 3
My Funny Valentine / Miles Davis (Columbia)
Bill Evans & Jim Hall / Undercurrent (UA)
McCoy Tyner Live At Newport (Impulse)
明日は留守のため早めの〆になりましたが、マイルスが一番人気でした。何度もこの曲を録音したマイルスはどれも甲乙付け難い内容です。バラード表現は見事なものですし、サイドメンとの調和も素晴らしいですね。他にも多くのバージョンが寄せられましたが、特にスティットはベスト5に入る名演です。お好みのマイ・バレンタインをお楽しみください。
大雪で忙しいです。しかも明日は早朝より札幌行きです。通行止めにならないことを祈るばかりです。
シナトラのダンスとフライをじっくり聴かれたようですね。ともに歌唱、バック、選曲、ジャケ、どれをとっても文句なしですね。
まだまだ素晴らしいアルバムがたくさんありますので、三具さんの著書を参考書にしてお楽しみください。紹介されているアルバムを全部集めるのは・・・私はあきらめました。(笑)
早朝からのコメント、ありがとうございます。
フェルマーの最終定理を証明したのはワイルズでしたが、ヴァレンタインの数式を見事に証明しましたね。拙ブログでは歴史に残ります。皆さん、「数学者しんじ博士」と呼びましょう。(笑)
>三具さん。
ご推奨のダンスとフライのCome With Me、
昨日じっくり聴きました。
57~58年というとシナトラにとって絶頂期ということでしょうか、
声に張りもあって自信が漲っている感じで、
歌伴のビリー・メイ楽団とも相性がいいようで、
甲乙つけがたい内容でした。
敢えて言うと、Just In Time, Dancing In The Dark,
Cheek To Cheek など収録曲に好みの曲が多いのと、
キーリー・スミスとのデュエットが2曲追加されていること、
それにシナトラのウィンクのジャケ・デザインが
洒落ていることで、「ダンス」に軍配でしょうか。
素晴らしいアイテムをご紹介、ありがとうございました。
milesさんのコメント見てふと、
(DUKE+KAMI+25-25)÷3=(DUKE+KAMI)÷3
で、割り切れないかな、な~んてこと考えてましたがお呼びじゃナイッ、失礼しました。
マリガンとのカーネギー・ホールは、若い頃のわだかまりも消えて友情だけが残ったいい内容です。
へそ曲がりのチョイスもファニーで楽しいですね。
シェップがありましたか。Timeless から「Lover Man」のタイトルで出たアルバムですね。一度聴いたきりであまり印象に残っていないのが残念です。アーネット・ローマンのヴォーカルも面白そうです。
Willy Vandewalle は「Bernie's Tune」のときも話題になりましたね。廃盤になっているせいか渋いながらも人気があるようです。
リッチとハンプトンとは意外でした。組み合わせはリッチで申し分ありませんが、Giant Steps あたりの曲はハンプトン向きではありませんね。ヴァレンタインはいい味を出しております。
クリス・ボッティこそロマンテックなデートのBGM向きですね。ホワイトデーを待たずしてお返ししたくなるでしょう。まぁ、相手によりますがぁ。(笑)
ジャッキー・テラソンはブルーノート盤らしい仕上がりですし、チャップリンの名曲をタイトルにする意外性も演奏内容に表れていますね。
一つも挙がらないとは??
人見記念講堂のライブとか、
マリガンとのカーネギー・ホールのライブとか、
ダメですかね?
好きなマイ ファニー ヴァレンタインを聴きなおしていました。
皆さんのお好きなマイルスは私の好みじゃないので今回もなんだかへそ曲がりのチョイスですが。
一番にきたのが
Archie Shepp featuring
Annette Lowman 1988
これヴォーカル入っているのですが、Sheppがブキブキとテナーサックスを吹き荒らしているのです。
とても熱いヴァレンタインというか、どこから聴いても熱い意外に言葉が思い浮かびません。ロマンテックなデートのBGMには絶対にむきませんです(笑)
でもこれが一番私のお気に入りなんです。
二番目にきたのが、
Willy Vandewelle - Jazz After Midnight 2002
この演奏を聴いていると、この人と一緒なら安心ずっと私を見守ってくれる、そういう暖かさを感じられるプレーです。チェットのマイファニは不安感があるのですね。なにか線上に危機感というか。
この曲に関してはチェットはヴォーカルが好きです。
三番目にきたのが、
Buddy Rich featuring Lionel Hampton - Buddy’s Rock
ハンプトンのVibesがなかなか素敵、ピアノのBarry Kienerもいいです。
この3曲は私の大好きなプレーです。
それともう二つ、Chris BottiーA thousand Kisses deep 2003年です
これはもうひたすらにロマンテックですね。
それとJacky TerrassonーSmile 2002年のマイファニはとてもイノヴェーティヴです。この人のアレンジはいつも斬新、ドキッとさせてくれるので、はらはらします。
マリガンがありましたね。ブルックマイヤーやズートが入ったセッションですが、バックのよさもありマリガンも生き生きしております。完全版が聴きたくて4枚組のCDをけっこう苦労して入手しました。
「Jazz Greats of Our Time/ Manny Albam」は、レコードではVol.1とVol.2に分かれて発売されましたが、どちらにも収録されていなかったはずです。調べましたらこれも完全版に入っているのですね。聴きたくなりました。
アル・コーンは昭和30年代のジャズ本でサックスの名手と紹介されておりました。そのときの名前は「アール・コーヘン」でした。なるほどバームクーヘンに似たジャケがありました。(笑)
歌の内容とこの日はまったく関係はありませんが、この日にしか話題にできませんのでご容赦ください。まぁ、ネタがないだけですがぁ。(笑)
やはりこの曲のベストといいますとマイルスが中心になりますし、次いでエヴァンス、スティットと定番ばかりですが、これらを凌ぐ演奏がないことからこの3枚は完成度が高いことになります。
チョコレートが苦手な方のためにハート型の別商品も出ているようです。お煎餅はもらったことがありませんが、ハート型ボトルのウィスキーは嬉しかったですね。若いときの話ですが、ボトルが空いたころにはハートも空っぽでした。(笑)
チョコレートは義理の冠が付くものをいくつかもらいました。お返しはパンティに決めているのですが、脱がす楽しみがない相手ばかりで力が入りませんね。(笑)
マイルスはコロムビア盤がきましたか。クッキンとの好みの差はリズムセクションによるものでしょうか。
キースは初登場です。メンバー、スタンダードの選曲、演奏内容と申し分ありませんが、ECM という音のせいか今一ジャズのインパクトが欠けているように思います。
マッコイはおっしゃるようにインパルス盤中、最もいい内容ですし、ニューポート・ライブを記録した中でも印象に残ります。
Jimmy Jones の Swing 盤というとパリ録音ですね。気分によってはメローでブルーのアルバムですが、Lush Life で気分を変えましょう。(笑)
タオルが投げ入れられてしまいましたね(笑)。
そこを、しつこく続けますと・・・。
いや、マリガンやチェットが誰からも挙がらないのが
不思議に思っていました。
マリガンなら、
「Gerry Mulligan Cncedrt Jazz Band
Live at Olympia Paris 1960」でしょうか。
カーネギー・ホールと迷いましたが、マリガンのソロは
こちらのほうが光っているように思いました。
同じくビッグバンドものでは、
「Jazz Greats of Our Time/ Manny Albam」の
マイバレは、とてもよかったです。
サックスのソロが凄くいいけど、誰だろう?
と思ってクレジット確認すると、、、
なな、なんと・・・アル・コーン!!
いや、この人がこんなに吹ける人だったとは?!
マイファニ・ヴァレンタイン/Miles Davis
Bill Evans & Jim Hall / Undercurrent (UA)
ソニー・スティット
次点:本田竹広
25先生がスティットを挙げてくれたことに感涙に咽んでおります。
ところで、ヴァレンタインにチョコはありませんでした、当分控えめを知っていて、ハート型のお煎餅でした。
もう、バレンタインデイにこの話題・・やめませんか。
歌の内容とこの日はまったく関係ないのだし・・・。(いつになく大人しい言い方)
チョコレート、ああチョコレート。
今年はほとんどもらえず泣いています。家族からのものを除くと2個だけです。まあお返しが少なくて済むのでいいですが。そんな気分を晴らすのは次の3枚。
①Miles Davis / My Funny Valentine(COLUMBIA)
②Keith Jarrett / Still Live (ECM)
③McCoy Tyner / Live at Newport (Impulse)
おなじみのものですが、特に③はマッコイのインパルス盤中最もいいと思っているものです。
ちょっとはかない気分にさせてくれるJimmy Jones(P)のSwing盤が今の気分にあってるかもしれません(笑)
Lorraine Geller は At the Piano ですか。「あなたと夜と音楽と」はいい感じでした。
ダコタの「Madame Foo-foo」は好きな1枚です。Groove Holmes のオルガンがまさにグルーヴィーでして、ジャケの出で立ちはマダムです。貫禄がありますよ。
Gogi Grant/More Than Forever は持っておりませんが、「Suddenly There's a Valley」」や「Wayward Wind」が収録されておりますので、若い頃のヒット曲を集めたものですね。Gogi といえばあのアルバムでしょうか。時事ネタも尽きたころに来週のネタがありました。(笑)
>三具さん。
随分以前にネットで注文していたシナトラ盤、
ようやく入荷の通知が来ました。
↓
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商 品 名 :Frank Sinatra/Nice N Easy - Remaster
数 量 :1
商品番号 :33745
価 格 : \1,804
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商 品 名 :Frank Sinatra/Come Dance With Me - Remaster
数 量 :1
商品番号 :94754
価 格 : \1,883
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商 品 名 :Lorraine Geller/Lorraine Geller Trio
数 量 :1
商品番号 :MVCR20044
価 格 : \2,039
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商 品 名 :Chet Baker/Sings, Plays At The Keystone Korner
数 量 :1
商品番号 :7112
価 格 : \1,883
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商 品 名 :Joy Bryan/Sings
数 量 :1
商品番号 :68
価 格 : \1,568
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商 品 名 :Frank Sinatra/Come Fly With Me - Remaster
数 量 :1
商品番号 :96087
価 格 : \1,883
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商 品 名 :Polly Podewell/Don't You Know I Care
数 量 :1
商品番号 :ACD276
価 格 : \1,647
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商 品 名 :Peggy King/Peggy
数 量 :1
商品番号 :NOCD1504
価 格 : \1,575
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商 品 名 :Dakota Staton/Madame Foo-foo
数 量 :1
商品番号 :510
価 格 : \1,962
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商 品 名 :Gogi Grant/More Than Forever
数 量 :1
商品番号 :ROYCD270
価 格 : \1,449
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小 計 : \17,693-
ダコタの盤とか入手困難だったらしく、時間が
かかってしまいました。
おそらく一両日中には届くと思います。
聴いたら、感想を書きますというお約束だったと
思いますので、週末あたりに書きますね。
私は全て義理の冠がつくチョコをたくさんもらいましたよ。お返しのホワイトデーを考案したのは日本人のようですが、あれは余分だなぁ。(笑)
マイルスの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」は、ハンコックがリーダーでしょう。(笑)
ボビー・ティモンズもいい味を出しておりますね。ファンキーで括られるティモンズですが、叙情性もありますので見逃せません。
本田さんがありましたか。黒っぽさを捨てて日本人に帰った演奏ですね。当地で3デイズ・ライブを催したときに、リハで弾いていましたよ。因縁があるようでして、なかなか赤い糸が切れませんね。(笑)
スティットは予想していた1枚ですが、マイルスを差し置いてトップにきましたか。クインシーの贅沢なバックに淡々と吹くスティットには感動すら覚えます。クインシーのアレンジの上手さは、役者を立てるところにありますが、これはそれを証明したものでしょう。録音するのが趣味のようなスティットの100枚以上のリーダーアルバムでは群を抜いておりますね。
そして外せないマイルスではコロムビア盤がきましたか。ハンコックが素晴らしいですね。親分以上にいいので私は外しました。(笑)
いやぁ、ズートがありましたね。これもいいなぁ。四角い顔が丸くなる好演です。
ポール・デスモンドの音色は曲想に合っておりますし、おっしゃるエド・ビッカートの美しいコードワークは芸術品です。
>モーリス・ヴァンデールの10インチ盤
入手先は最近頻繁に通っておられるあそこでしょうか。マイ・バレならぬバレ・バレで荒らされますよ。(笑)
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」本田竹広
ああ、これもありましたね、私も好きです。
ピアノでは、意外な穴場としては、
モーリス・ヴァンデールの10インチ盤がありますね。
Sensitive で、いいですよ!
ヴァレンタインデイとは無縁の小生は、義理チョコ一つだけでした。(笑)
マイ・ファニー・ヴァレンタイン、好きな曲です。
お気に入りは
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」マイルス
「クッキン」も良いのでどちらにしようか悩みました。
マイルスのソロ最高!コールマンに続くハンコックのソロは名演だ!
「ジス・ヒア」ボビー・ティモンズ
ファンキー・タッチのマイ・ファニー・・・痺れます。
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」本田竹広
我らが本田、イイゾ!!!
やっと赤い糸が切れたようです。良かった。(笑)
真っ先の思い浮かぶのが、これです。
4438miles さんが仰るように、若きクインシー率いる
フルバンドを向こうに回して、一歩も引けをとらない
スティットのアルトは、圧巻です。
黒字に黒人のスティットというモノクロのジャケの
デザインも、渋い!
似たようなジャケ・デザインで思い出すのが、
「Howard Rumseys Lighthouse All Stars」(Contemporary)
ハワード・ラムゼイって、黒人のベーシストだと
割と最近まで思い込んでいました(笑)。
2)「My Funny Valentine/ Miles Davis」
マイルスなら、やはりこれでしょうか?
やや長尺なのが気になるところですが、やはり
初聴きのインパクトということで。
3)「Zoot at Ease」
3枚目は迷いましたが、やはりズート好きの小生としえては、
これは外せませんでした。
次点に、ポール・デスモンドのトロントでのライブ。
エド・ビッカートの円やかなテレキャスの音色は、
殆ど奇跡的!
「夢見るレコード」では、Pacific10インチ盤を巡っての記事で80越えのコメントで賑わい、今度は旧記事のバド・シャンクのpacific盤で盛り上がっているようですね。新しい記事を書く暇がないでしょう。(笑)
ワンツーは迷わず挙げたのですが、3枚目はどれにしようかと悩みました。悩んだマッコイ・タイナーがトップとは嬉しいですね。ニューポートジャズ祭のためだけの臨時編成ですが、とても臨時編成とは思えないほどのコンビネーションです。マリアーノとクラーク・テリーがよく歌い、ボブ・クランショウもかなり熱が入っております。一流が揃うとレギュラーバンド以上に燃えるのでしょう。「セルフネスレス」の2日前の録音というのも興味深いですね。
マイルスはザ・プラザがきましたか。録音のバランスのせいかチェンバースの唸り声がよく聞こえますし、ライブでもノリのよさをみせます。一方、乗り切れないのがエヴァンスですね。悪いエヴァンスを捉えた貴重なアルバムともいえます。
これが同じエヴァンスかと思うのが、Undercurrent です。 ホールの信じられない技は、ジミー・ジュフリーと共演したなかで編み出されたようですが、凄いですね。
どちらも同じようですね。豆もチョコレートも家人は意識より先に行動がある「手が出る」です。私といえば、意識のあとに行動がともなう「手を出す」です。行動で負けております。(笑)
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」ですか・・・それじゃ「あれだ!」と思って、dukeさんのベスト3を見たら・・・ちゃんとありました。
1. マッコイ・タイナーのLive At Newport(impulse)です。チャーリー・マリアーノの吹くテーマが、なんともチャーミングです。クラーク・テリーも入ったこのクインテット・・・このニューポートジャズ祭のためだけの臨時編成だったのかな? マッコイにマリアーノというのも意外な組み合わせなんですが、やけにいい感じのバンドになってるんですよ。
2.マイルスものもどうしても入れたいのですが、ちょいとへそ曲がりかもしれない僕も、cookin'は外して(笑)
miles davis/ジャズ・アット・ザ・プラザ(columbia)でいきましょう。このLPでのチェンバースのベースソロ~チェンバースが自分の得意のテンポ(ちょいとテンポを遅くしてしまう感じ)に持ち込んで、じっくりと唄い上げてます。いやあ・・・ホント、いいですね。ピアノやベースの音がオフ気味ですが、そういうライブのザワザワ感のある録音も悪くない。
3.やはり・・・ビル・エヴァンスとジム・ホールのヴァージョンも入れなくてはなりません。エヴァンスのソロ途中でホールの信じられない技~コード伴奏の4ビート・カッティング)が飛び出てきます。凄い!
昨日のバレンタインデーは如何お過ごしでしたか。月並みな話題ですが、今週は「マイ・ファニー・バレンタイン」のお気に入りをインストでお寄せください。ヴォーカルは来年を予定しております。
管理人 My Funny Valentine Best 3
Miles Davis / Cookin' (Prestige)
Bill Evans & Jim Hall / Undercurrent (UA)
McCoy Tyner Live At Newport (Impulse)
ジャズのプレイヤーであれば取り上げていない人はいないくらい多くのバージョンがありますので、何が挙がるか楽しみです。
今週もたくさんのコメントをお待ちしております。