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以前に、当ブログでも『虐殺器官』を紹介したが、伊藤計劃の遺作『ハーモニー』がフィリップ・K・ディック賞を受賞したそうだ。
伊藤計劃『ハーモニー』が海外のSF賞を受賞
http://www.webdoku.jp/newshz/ohmori/2011/04/23/150408.html
どういうSF賞なのか知らないが、若い頃熱中したフィリップ・K・ディックの名を冠した賞とは嬉しい。そういえば、黄昏や霧靄のような行間の空気感は似ている気もする。もういないけれど、伊藤計劃さん、おめでとう。
といいながら、『ハーモニー』は未読。『虐殺器官』がよかったので、それより落ちそうでがっかりしたくなく、傑作や佳作のみを記憶しようとする物故作家に早々と分類してしまっていた。今度、読んでみよう。