コタツ評論

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十八禁

2013-08-26 01:15:00 | 音楽
どうしてか気分がブルーでダルなとき、私はこの歌を呼び出します。とたんに、青空にすっくと立つ丸木の電信柱と、夜空に揺れる盆踊りの提灯が浮かび、賑やかな音曲がやってきます ♪ ハイ、キタカサッサー、ヨイサッサ、ヨイナー ♪

秋田音頭ですっ♪
ハイ キタカサッサー
おめだつおめだつ踊り子見るだてあんまり立て見るな
ハー ソレソレ
立ってよいのは電信柱とあんちゃのがもばかり
コエ サッサー♪

(続きは以下で)



「人のなにして あけたあなこサ なにしにがも入れた♪」と歌っている「がも」は、先の「あんちゃのがもばかり♪」の「がも」と同じ、秋田地方では男性器を表します。悩ましいカーブと大胆な色使いで有名なイタリアの高級婦人靴メーカーは、秋田では赤面の小声で呼ばれるそうです。

ついでに、そのアレについてだが、かねてから、アレくらいバカバカしいものはないと思ってきた。とても性技とは認められない。断言してもいいが、アレはここ2、30年がところ、AVやフェミのおかげで流行して一般化した珍技珍説に過ぎない。性技としての根拠も論理性も、じつはありはしない。秋田音頭で歌われないように。

娼婦の手管としては江戸時代の吉原あたりからあっただろうが、その目的は客を早く終わらすための手抜きか、せいぜい中折れ対策。能動の男に施される受身の悦びという論理的な破綻も明らか。攻守ところを変えてってところがフェミに気に入られたんだろうが、ゴルゴ13が鼻声出すところなど誰がみたいものか。

なにより、アレしているときの女の表情の滑稽なこと。上目遣いでもされたら、ひょっとこ顔だ。性欲減退に奉仕する以外のなにものでもない。女にしたら、なにが哀しくて、なに嬉しかろ、と思っているはず。男にしたって、おなじ口舌の奉仕なら、「おっきいから、ちょっと痛い」とか、世辞のひとつも云われたほうが、よほど下半身に響く。

とりあえず、10月8日をアレの撲滅を誓う記念日に制定して、少なくとも少年少女を愚かしく歪んだ性行動から守るべきだ。「そんなことはしなくていいよ」「そんなことはしたくないわ」とすんなり云える健全な性教育を! 誰も云わないなら私が云う。アレは嘘ンコ!
コメント
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