しあわせセブンティーズ

小さな幸せ、たくさん見つけたい!

林真理子さんの着物本②

2006-08-15 21:47:41 | 本・雑誌
どんなに高価な着物や帯でも、ものがいいからといってそれがあなたを素敵に見せるとは限らない…これは、服でも、バッグでも何にでも当てはまることですよね。

でも、林真理子さんがすごいのは、そのいい着物や帯を自分の側に引き寄せる努力を惜しまないってこと。着付けを習い、お茶、踊りを習い…。



写真は2点とも、2年前の雑誌メイプル2月号に掲載されたもの。

左は作家ものの加賀友禅の訪問着に相良刺繍の袋帯。これを買った当時の写真を見たことがあるけれど、ゲゲッというほど似合っていなかったのよ~。本人も「どつき漫才といわれた」というほど。それが、ここまできれいになったのですね~。

右は京都「斉藤」の紬の訪問着にすくい織の袋帯。

林さんの主張は「着物は奇をてらわずにシンプルに普通に品よく着る」。

…わかるけど。それって、あくまでも「林さんの」着物の世界なのよね…。
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林真理子さんの着物本①

2006-08-15 21:14:13 | 本・雑誌
さっそく図書館へ行き、林真理子さんの着物本を借りてきました。
(『着物の悦び』光文社)

あらら、14年も前の本なのね~。それなりにおもしろく読みましたが、そもそも林さんの着物は訪問着などの社交着が中心で、かなり高そう。う~ん、あんまり参考にならず。

それより、このころはまだ中野翠さんと仲良しだったのね。着物友達として、何回も登場する中野翠さんの着物のセレクトに興味津々。

「高いものは買わない」「本物の古典は実はモダン」「帯を工夫して、新しい着物を昔のモダンガールっぽく着る」などなど、チラチラ出てくる中野さんらしい主張が気になっちゃって。

一度、『七緒』に着物姿で登場してたけど、思っていたとおり好きな着姿でした。

…って、林さんの本なのに、な~に言ってんだか。(続く)
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