一昨日の着付け教室にて。昼間は、暖かいというより暑いような日だったので、白っぽい大島紬ふうの着物に、今シーズンはもうこれで最後かな、な紫木蓮の刺しゅう帯を選びました。
着物も帯も母のお下がり。教室でほかの講師の方に、「いつもとちょっと感じが違いますね」と言われ、そういえば着物か帯かどちらかお下がりを着ることは多いけれど、両方ともはあまりなかったような…。お下がりとはいえ、自分のではない「人の趣味」の装いをするのは久しぶりだったのでした。
着物を着始めのころは、お金をかけずにすむわと、せっせと母の着物&帯を着ていたけれど、だんだん違和感を感じるように。好みが母とは違うのと、洋服ほどではないにしろ着物や帯にも流行があって、母のものは何だか古臭いなぁ、と。…結局、自分の好きなものを買うようになっちゃった。
↓白大島ふう紬に木蓮の名古屋帯。これで羽織まで母のを着たら、まんま「昭和のお母さん」なので、羽織は自分で購入したアンティーク(セミアンティーク?)