先日、アンティークの昼夜帯を名古屋帯に作り替えようと、帯を解いて洗って失敗(帯皮が裂けた&穴が広がった)。いじらなければ何とか締められた帯をダメにしてしまった心の傷(!?)が意外に大きく、帯作りの傷心は帯作りでしか癒せない…とばかりに新しい名古屋帯を作りました。
今までの経験上、木綿地ならお手頃価格で入手できて縫いやすく、アイロンがきくとわかっていたので、いろいろ探しました。できれば店頭で実物を見て決めたかったけれど、なかなか気に入った布に出会えず、仕方なくネット通販で。届いたら、画面上の色とニュアンスが少し違っていましたが、仕方ないですね。
↓ウイリアム・モリスの「アネモネ」というコットンプリント地です。柄のピッチが大きいのでお太鼓、たれ先、前柄にちょうどいい柄がくるように配置するのが難しく、数ヵ所接ぐことに。でも、小さな古布と別布を見えないところで何ヵ所も接ぐ手間に比べればラクなほうだったかも
そういえば、初めて帯教室(花邑さん)へ行ったときも、木綿のプリント地を持って行ったっけ。なんとあれから11年もたっている! しみじみ懐古したくなり、思わず自分の過去のブログを読み込んでしまいました(2016年10/11、12)