7/14(土)~15(日)は富山県の立山へ。立山といっても登山ではございませ~ん。3000m級の山に登れるはずもなく、室堂平(2450m)とその手前の弥陀ヶ原湿原(1930m)が目的地。
20数年前に夏休みの家族旅行で室堂平まで行ったことがあり、長野県側から入ったのでとにかく時間がかかりました。
今回は富山県側からだったのと、立山に詳しい夫の友人夫妻と一緒だったので、思いのほかスムーズに。とはいえ山深いことに変わりはなく、それだけにそこは雲上の別世界でした!
1日目は弥陀ヶ原遊歩道コースの木道を一回りしました。難易度は★一つというお手軽コースなり。気温20度くらいと、下界より10度以上低くても直射日光が強くて日なたは暑かったです。
↓着いたら見事な雲海が広がっていた!
↓弥陀ヶ原には3000以上の池塘があるとか。ラムサール条約に登録されたスケールの大きな湿原が目の前に広がっていました。手前に白く写っているのはワタスゲ
↓歩きやすい木道ですが、日影がありません~
↓現地ではハクサンチドリだと思い込んでいたけれど、帰宅して調べたらテガタチドリらしい
↓タテヤマリンドウ
↓イワイチョウ
↓エゾシオガマ
↓モミジカラマツ
↓シナノキンバイ
湿原にはほかにゼンテイカ(ニッコウキスゲ)、コバイケイソウ、チングルマ、イワカガミ、ミズバショウ、ミツバオウレン、ツマトリソウ、マイヅルソウ、ベニバナイチゴ、タニウツギなどなど。やはり湿原は花の宝庫!
弥陀ヶ原ホテルの前に咲いていた二つの花の名前がわからず、ちょうどそばにいた自然解説員の方に教えていただきました。
↓オニシモツケ
↓イワオウギ。お初かな
その後、弥陀ヶ原ホテルのラウンジで休憩してから、20分ほどで登れる「カルデラ展望台」へ。遊歩道には信州や東北で見たことのある花がけっこう咲いていて、何だか懐かしい気持ちに。
↓サンカヨウ
↓キヌガサソウ
↓コミヤマカタバミ
↓展望台に着くと、霧で何も見えず。でもしばらく待つと一瞬霧が晴れて少し周囲が見渡せました(残念ながらカルデラ底は全く見えず)。写真の山は薬師岳