10/26(土)は池の平湿原へ。この時期に行ったこと、なかったです。標高2000mあるため季節は平地より進んでいて、花は期待できないのでね。
でも比較的楽に行けて簡単に歩くことができる亜高山帯って、なかなかありません。私たちには貴重な場所です。
この日、気温は10度以下で寒いかなと覚悟していたのですが、12度くらいあって風がないため歩き始めると寒くはなかったです。
↓尾根道への坂を登って行くと…。もはや初冬の雰囲気
↓それでも「もしかして残花があるかな」と目を凝らして地面を見つめていたら、ごく小さなマツムシソウが咲き残っていた
↓そして、やはりごくごく小さいイワインチンも!
しかし残花はそれっきりでした。
が、この日は曇りだったため全く期待していなかった眺望が、意外や素晴らしかったのです。
↓まずは南東の方角に富士山
↓続いて南に八ヶ岳
↓北は北信五岳の一部までぐるりと見渡せた。右端のポコッとした頂は、たぶん妙高山
実は上の写真の左側に連なって見える北アルプスの槍ヶ岳や穂高連峰まで目視できましたが、スマホのカメラでは鮮明に写りませんでした。
でも曇りの日に富士山~八ヶ岳~日本アルプス~北信五岳北端までぐるりと見渡せて(かすかに御嶽山らしき山塊も見えた)、思いがけないご褒美のよう。
↓いつもの場所から湿原を見下ろす
↓おお、先ほどのよりずっと大きなマツムシソウの花が1株だけ咲いていました! ありがたや~