ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

沖縄はドラマ教育の波頭―第3回ドラマ教育研究会と講演会報告

2008-05-07 21:16:11 | 研究会報告

「2007年はドラマ教育に関係する本が立て続けに出版された。ドラマ教育の波が来ている。その波頭に沖縄がある」。

これは沖縄国際大学の公開講座としておこなわれた講演会で、渡部淳先生が言われた言葉。ドラマ教育がこれからの学校教育の中でどのように位置づけられていくのか。否応なくグローバル化していく社会の中で、その位置づけがよく分かる講演でした。

「その波頭に沖縄がある」かどうかはまだこれからですが、年々大きくなっていく児童青少年演劇のお祭りであるキジムナーフェスタと連動しながら、ドラマ教育研究会が沖縄で立ち上がったことは、ドラマ教育の見通しとしては明るいでしょう。

今回はワークショップの話が先に決まっていました。さらに渡部先生に講演をお願いし、沖縄国際大学の公開講座として取り上げていただくことになり、M先生には大変お世話になりました。

とてもよい講演会だったのに、参加者が少なくて残念。いろいろ努力はしたのですが・・・。新聞を見てきてくださった方もおられましたが、大半はドラマ教育研究会のメンバー、もしくはその知り合いでした。

翌日のドラマ教育研究会のほうは、順調に申し込みがありました。「モンスター・ブラディン」は最後に大どんでん返し。おもしろい構成のワークショップでした。小林由利子先生から、構成と進行手順を書いたものを預かっています。「自分もこのワークショップをやってみたい」と思われる方はご連絡ください。

渡部先生はワークショップの前半はティーチャーインロールで役割をこなしつつ、後半は前日の講演とつながる「話せる心」「動ける身体」をつくるワークの数々を披露してくださいました。

渡部先生のワークショップは、講演とつながって深く理解できるものであったと思います。

20084_020ワークショップの記録は後日に。

(写真は沖縄国際大学から普天間基地を見ているところ。25日は渡部先生、26日は小林先生を案内。25日はタッチアンドゴーの練習で、すごい騒音だったが、26日はウソのように静かだった)

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第4回沖縄ドラマ教育研究会のお知らせ

2008-05-07 10:36:06 | お知らせ

第4回ドラマ教育研究会は私が進行役をさせていただきます。

「学びの即興劇」を紹介します。テーマを設定して、それを考えるために即興劇を使うというのが、「学びの即興劇」です。テーマは、学校に関係のあることにしようと思っています。学校でおこりそうなことを題材に、表現をしながらともに考えたいと思います。

第四回ドラマ教育研究会
「学びの即興劇とは―ドラマワークで豊かな人生を体験する」

6月5日(木)19:00-21:00
沖縄国際大学厚生会館4Fホール
会費500円

参加ご希望の方はご連絡ください。
drama-ee☆cap.ocn.ne.jp(☆を@に変えて)

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第12回「学びの即興劇」研究会のお知らせ

2008-05-07 09:02:53 | お知らせ
今回は特別なことを用意していません。
テーマは「だれにでもできるアクティビティ」

5月16日(金)19:00-21:00
場所は沖縄国際大学、教室未定です。

それぞれのアクティビティを持ち寄ってみましょう。
25日の講演会の様子も紹介します。
あとは、今年度の予定を話し合います。
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