バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

いよいよ明日が正念場!?

2009年10月18日 21時19分33秒 | バス運転士

ただいま帰宅しました。明朝5時に出勤です。通勤時間等を差し引いて、明朝3時に起きなくてはいけません。もうあと6時間しかない… また、明日の夜の帰宅予定は23時頃で、明後日の朝の出勤時間は7時頃となると、やはり5時頃に起きなければならず… やはり6時間しかない。まぁ、バス運転士の生活パターンなんて、こんなもんですかね?(ちなみに、昨日は深夜1時頃に帰宅しましたが、今日は11時出勤でした)。

今日の仕事は、日曜日ということもあって、のんびりムードが漂う路線でした。お年寄りが多いのは相変わらずですが、とても良い雰囲気の中で仕事ができました。ただし、他の運転士が走っていた某駅と某住宅を結ぶ路線では、“平日並みの超満員”という時間帯もあったようです。しかし、そんな話も他人事ではなくなります。いよいよ明日は私も“平日デビュー”です。しかも、朝から例の“バス専用レーン”を走ります。教習中に注意されたことを思い出しながら、事故だけは起こさないようにしなければ…!!! あ、もちろん“事件”も起こさないように… 気を付けます!!!


新天地での運行 初日

2009年10月18日 01時45分49秒 | バス運転士

現在、10月“17日”25時10分です。しかし、ここのカレンダーは無情にも“18日”になってしまう。なんとか頑張ってカレンダーを塗りつぶしてきましたが、とうとう途切れてしまいました。あぁ、残念… 実際、今の営業所の勤務を見ると、今後もちょくちょく午前様になりそうです。予めご了承下さい…

さて、よく眠れないまま迎えた緊張の朝… まず、車庫を出る前にやるべきことが以前に比べて増えたので、一つ一つ順番に確認した。そして、例の“土日乗り放題カード”を追加しようと思ったら、ある上司が「その路線はほとんど売れないから大丈夫だよ」と言ったので、通常の10枚所持のまま出撃した。

まず、車庫から表通りに出たところが、今朝の私の始発地点だった。私の発車時刻は50分だったが、その前に46分があると運行カードに書いてあったので、45分過ぎに営業所を出た。私が48分頃にバス停に着けると、すぐ後ろに一台のバスが… チラッと見ると46分発と同じ行先… すぐに後ろのバスへ行って、運転士さんに「46分ですか? どうもすいません…」と言ったら、「あぁ、いいよ。気にしなくて…」と言われた。その優しさに感謝…

午前中は、その路線を3往復したのだが、朝の上司の予想を裏切って“土日乗り放題カード”が売り切れてしまった。そこへ、さらに購入希望者が現れたので「申し訳ありません、売切れてしまいました。駅まで行かれますか? それならば駅でお買い求め下さい」と案内をした。売り切れた場合の台詞を、事前に聞いておいて助かった…

聞いていた通り、この地域は本当にお年寄りが多く乗られる。そして、あるバス停から盲導犬を連れたお母さんと二人の子供が乗ってきた。バスが発車して、赤信号で止まって… すると、一人のお婆さんがそのお母さんに席を譲ろうとして席を立った。お婆さんは「どうぞ、どうぞ」と言い、お母さんは「いえいえ、いいですよ」と言い… そのうちに信号は青に変わり… しかし、その状況でバスを発車させるわけにもいかず… 私はジッと待つしかなかった。なんとか青信号のうちにお母さんが折れて席に着いたので、バスの運行にはそれほど影響はなかったはず…

中間休憩では、午後に走る路線を最終チェックするため、マイカーで復習してみたのだが… 案の定、曲がるべき交差点の一つ手前で右折してしまった。そこは片側3車線の広い道路が交差しており、右折レーンのある大きな交差点が二つ連続するので…(そんな言い訳はともかく、そのお蔭で本番では間違えずに済んだのである)

午後6時頃から、その路線を4往復したのだが… 辺りはすっかり真っ暗で… 特に最初の1往復は、バス停を探しながらの走行となってしまった。バス停を覚えた後の3往復は楽勝だったかと言えば… そうではない。その路線は野球場のすぐ横を通っているので、クライマックスシリーズの影響をモロに受けてしまい… バスは遅れてしまった。もともと休憩時間がほとんど取ってないので、ずっと走りっ放しになってしまった…

今日は平穏無事に過ごすことが出来ました。噂に聞いているような“お客様”に遭遇することもなく… では、また明日… 否、今日ですね。