一昨日、某老舗温泉旅館の和室(2階)での宴会は午後6時から、同旅館のカラオケラウンジ(1階)での二次会は午後8時から、男性四人部屋(3階)での三次会は午後10時頃から… そして日付が変わった頃に散会となった。私が“Aくん、Bくん、私”の三人で寝ることになっていた部屋へ戻ったところ、三次会に参加しなかったAくんが暗い室内の一番奥に敷かれた布団の中で寝返りを打っていた。
私は、その手前の布団に入ってzzz… と思ったのだが、お酒のせいなのか、久しぶりに会った仲間たちに興奮していたのか、とても寝付きが悪く… 20~30分は布団の中でゴロゴロしていた。「これは時間の無駄だな。今のうちに風呂に入っておこう」と思った私は替えのパンツとタオルだけ持って、「お酒好きのBくんは三次会の延長か… それじゃあ、このままでいいな」と浴場(1階)へ行った。
時間は午前1時、さすがに誰もおらず貸し切りの温泉… そんな状況でも、温泉に興味のない私は湯船に浸かることなくシャワーだけで体と頭を洗っていた。すると、一人の男性が入ってきて「松井?」と言ったので驚いた。それは幹事のCくんで、「三次会の延長も終わったから風呂に来た」と言っていた。それからいろいろ話しながら洗った後、私は一足先に浴場を出て、タオルを返却箱へ放り込み、使用済みパンツを持って自分の部屋へ向かった。
そして静かにドアを… ドアノブを回し… 「ん? 鍵が掛かってる!? マジかぁ~ 他にも宿泊客がいるから、大きな声も音も出せないよなぁ~」と固まってしまった。「きっとBくんはかなり酔っ払っていて、ドアを締めると同時に“反射的に”施錠ツマミを回しちゃったんだろうなぁ~ 部屋の中も暗いし、人数の確認もしないだろうし… こんなこともあるんだなぁ~ 面白くなってきた」と思った私は、三次会が行われていた四人部屋へ向かった。
その部屋では幹事のCくんも寝ることになっていたので、ドアも開いていたし部屋の中も明るかった。その時、「この部屋の応接セットの横でゴロ寝させてもらおう」と思ったのだが、「いや、きっと… Cくんが戻ってきたら“松井が布団で寝ていいよ”とか気を遣わせてしまうなぁ~ どうしよう? あ、そうだ。フロントへ行って合鍵で開けてもらえばいいんだ」と閃いた私はフロント(1階)へ向かった。
エレベーターを降りて浴場の出入口の前を通り、廊下を進んでフロントへ… そこは真っ暗で人の気配はなかった。“防犯のため、午前0時から5時まで玄関を施錠します。その時間に外出される場合は事前にお申し付けください”みたいな貼り紙があったので、「つまり、誰も申請していなければ… そういうことなんだな」と腹をくくった私は、フロントの前のソファーに腰掛けて「とりあえず、Cくんが風呂から出て部屋に戻るまで、ここに隠れていよう」と思った。
時計を見ると午前2時… 「ここは少し寒いし“一人掛けのソファー”しかないから、後で浴場の出入口の前にある“長いソファー”へ移動しよう。しかしまぁ、本当にこんなこともあるんだ… 楽しい土産話が出来た」と頭の中で“一連の流れ”を忘れないように“復習”していた。しばらくすると、こちらへ向かってくる足音が聞こえたので「こんな時間に何処の誰だ?」と思ってたら、再び「松井?」と言うCくんの声がしたので驚いた。
私は「あ、いや、ちょっと涼んでいたんだけど…」と誤魔化そうとしたのだが、Cくんが「あのさぁ、部屋の鍵が掛かっていて入れないんだけど… 松井の部屋も鍵が掛かってたよ」と言ったので、驚いた私は思わず「えっ!? なんで? さっき私が上がった時は、Cくんの部屋は開いてたし、灯りもついていたんだよ」と叫んでしまった。が、1階には誰もいないので問題はなかった。
Cくんと私は浴場の出入口の前へ移動… テーブルを挟んで置いてある二つの長いソファーでそれぞれ寝ることになった。私は、金曜日の夜から土曜日の朝にかけて十分な睡眠を取れていなかったのに、なぜか睡魔に襲われず困っていたのだが… 横になってから3分も経たないうちにCくんのイビキが聞こえてきた。その後、私はソファーの上で体の向きを変えたりしながらウダウダ… いつの間にかzzz…
午前5時前に目を開けると、Cくんが立っていて「松井、よう寝とったなぁ~」と言ったので、「いやいや、すぐにイビキをかいて寝られた人に言われたくないわぃ」と笑いながら反論した。するとCくんが「今、旅館の人がいたから部屋を開けてもらおうと思って…」と言ったのでフロントへ向かった。そして、各部屋の鍵を開けてもらって入室… 「午前7時半の朝食まで、2時間くらいは寝られるな」と思いながら布団に潜り込んだ。
目を閉じると睡魔に襲われ… と、その時! 「ピー、ピー、ピー…」とアラームらしき音が鳴り響いた。どうやらBくんの持ち物らしかったのだが、Bくんは爆睡中… 「他人の物に勝手に触るのは良くないよなぁ~ ま、スヌーズ機能が付いていたとしても、2~3回で止まるから放っておこう」と思った。実際、しばらくしてアラーム音は止まり、再び鳴り響き、再び止まり… なぜか知らないけれど、それはBくんが目覚めて止める午前7時過ぎまで続いた。いや、そんな延々と2時間も… 遅刻確定じゃね?
また、実はAくんも眠りが浅かったようで… 夜中に何度も目を開いていたらしい。そして、その度に「松井がいないけど… 何処へ行ったんだ?」と怪訝に思っていたようだ。で、この学生時代の軟式庭球部の同期会は、今後も続けていく予定なのだが… 数年後には、本当に「Dくんが旅館からいなくなった!」と騒ぎになったり、宴会後にEさんが「まだ何も食べてない!」と言ったりするかもしれないなぁ~ ハハハ…(そりゃオマエじゃないのか?)
私は、その手前の布団に入ってzzz… と思ったのだが、お酒のせいなのか、久しぶりに会った仲間たちに興奮していたのか、とても寝付きが悪く… 20~30分は布団の中でゴロゴロしていた。「これは時間の無駄だな。今のうちに風呂に入っておこう」と思った私は替えのパンツとタオルだけ持って、「お酒好きのBくんは三次会の延長か… それじゃあ、このままでいいな」と浴場(1階)へ行った。
時間は午前1時、さすがに誰もおらず貸し切りの温泉… そんな状況でも、温泉に興味のない私は湯船に浸かることなくシャワーだけで体と頭を洗っていた。すると、一人の男性が入ってきて「松井?」と言ったので驚いた。それは幹事のCくんで、「三次会の延長も終わったから風呂に来た」と言っていた。それからいろいろ話しながら洗った後、私は一足先に浴場を出て、タオルを返却箱へ放り込み、使用済みパンツを持って自分の部屋へ向かった。
そして静かにドアを… ドアノブを回し… 「ん? 鍵が掛かってる!? マジかぁ~ 他にも宿泊客がいるから、大きな声も音も出せないよなぁ~」と固まってしまった。「きっとBくんはかなり酔っ払っていて、ドアを締めると同時に“反射的に”施錠ツマミを回しちゃったんだろうなぁ~ 部屋の中も暗いし、人数の確認もしないだろうし… こんなこともあるんだなぁ~ 面白くなってきた」と思った私は、三次会が行われていた四人部屋へ向かった。
その部屋では幹事のCくんも寝ることになっていたので、ドアも開いていたし部屋の中も明るかった。その時、「この部屋の応接セットの横でゴロ寝させてもらおう」と思ったのだが、「いや、きっと… Cくんが戻ってきたら“松井が布団で寝ていいよ”とか気を遣わせてしまうなぁ~ どうしよう? あ、そうだ。フロントへ行って合鍵で開けてもらえばいいんだ」と閃いた私はフロント(1階)へ向かった。
エレベーターを降りて浴場の出入口の前を通り、廊下を進んでフロントへ… そこは真っ暗で人の気配はなかった。“防犯のため、午前0時から5時まで玄関を施錠します。その時間に外出される場合は事前にお申し付けください”みたいな貼り紙があったので、「つまり、誰も申請していなければ… そういうことなんだな」と腹をくくった私は、フロントの前のソファーに腰掛けて「とりあえず、Cくんが風呂から出て部屋に戻るまで、ここに隠れていよう」と思った。
時計を見ると午前2時… 「ここは少し寒いし“一人掛けのソファー”しかないから、後で浴場の出入口の前にある“長いソファー”へ移動しよう。しかしまぁ、本当にこんなこともあるんだ… 楽しい土産話が出来た」と頭の中で“一連の流れ”を忘れないように“復習”していた。しばらくすると、こちらへ向かってくる足音が聞こえたので「こんな時間に何処の誰だ?」と思ってたら、再び「松井?」と言うCくんの声がしたので驚いた。
私は「あ、いや、ちょっと涼んでいたんだけど…」と誤魔化そうとしたのだが、Cくんが「あのさぁ、部屋の鍵が掛かっていて入れないんだけど… 松井の部屋も鍵が掛かってたよ」と言ったので、驚いた私は思わず「えっ!? なんで? さっき私が上がった時は、Cくんの部屋は開いてたし、灯りもついていたんだよ」と叫んでしまった。が、1階には誰もいないので問題はなかった。
Cくんと私は浴場の出入口の前へ移動… テーブルを挟んで置いてある二つの長いソファーでそれぞれ寝ることになった。私は、金曜日の夜から土曜日の朝にかけて十分な睡眠を取れていなかったのに、なぜか睡魔に襲われず困っていたのだが… 横になってから3分も経たないうちにCくんのイビキが聞こえてきた。その後、私はソファーの上で体の向きを変えたりしながらウダウダ… いつの間にかzzz…
午前5時前に目を開けると、Cくんが立っていて「松井、よう寝とったなぁ~」と言ったので、「いやいや、すぐにイビキをかいて寝られた人に言われたくないわぃ」と笑いながら反論した。するとCくんが「今、旅館の人がいたから部屋を開けてもらおうと思って…」と言ったのでフロントへ向かった。そして、各部屋の鍵を開けてもらって入室… 「午前7時半の朝食まで、2時間くらいは寝られるな」と思いながら布団に潜り込んだ。
目を閉じると睡魔に襲われ… と、その時! 「ピー、ピー、ピー…」とアラームらしき音が鳴り響いた。どうやらBくんの持ち物らしかったのだが、Bくんは爆睡中… 「他人の物に勝手に触るのは良くないよなぁ~ ま、スヌーズ機能が付いていたとしても、2~3回で止まるから放っておこう」と思った。実際、しばらくしてアラーム音は止まり、再び鳴り響き、再び止まり… なぜか知らないけれど、それはBくんが目覚めて止める午前7時過ぎまで続いた。いや、そんな延々と2時間も… 遅刻確定じゃね?
また、実はAくんも眠りが浅かったようで… 夜中に何度も目を開いていたらしい。そして、その度に「松井がいないけど… 何処へ行ったんだ?」と怪訝に思っていたようだ。で、この学生時代の軟式庭球部の同期会は、今後も続けていく予定なのだが… 数年後には、本当に「Dくんが旅館からいなくなった!」と騒ぎになったり、宴会後にEさんが「まだ何も食べてない!」と言ったりするかもしれないなぁ~ ハハハ…(そりゃオマエじゃないのか?)
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