バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

ちょうどいいところへ…

2021年02月06日 17時43分15秒 | 仕分け作業(夜勤)
昨夜の仕分け作業・第一ラウンドの最中… 突然、女性正社員の◎◎さんから「松井さん。そのフェイスシールド、音がしませんか?」と声を掛けられ、驚いた私は「あ、あぁ… しますよ。(フェイスシールドに貼り付けてある)小袋に入った節分用の豆がカサカサと…」と答えるのが精一杯であった。実は、これまで◎◎さんとは「お疲れ様です」などのごくごく普通の挨拶しかしたことがなかったので、ドキドキしてしまったからである。(いい年こいて… このジジイが…)

作業終了直後、◎◎さんが「▲▲さんは運搬車を運んで下さい。◆◆さんも運搬車を~」などと指示を出していたので、私も運搬車を運ぼうとしたところ、「松井さんには、これから“第一ラウンドで仕分けしてしまったけれど、何らかの理由で抜き出すことになった荷物”のリストを出しますので~」と言われた。しばらくして◎◎さんからリストを渡された私は、探すべき荷物のある区画へ… パッパッパッと3つの荷物を探し出し、それらを◎◎さんのいる場所へ持って行った。

すると「あ、松井さん。ちょうどいいところへ…」と言われたので、「えっ!? まさか… この探し出した荷物を元に戻して来いって???」とアホな返事をすると、「ハハハ… いいえ、もう1つ抜き出してほしい荷物があるのでお願いしようと思っていたんです」と言われたので、「そうですか… まぁ、本当に“戻して来い”って言われても、冗談だと思ってやりますけどね」と言って笑ったら、近くにいた男性正社員の※※さんが「松井さんの考え方って面白いですね」と笑っていた。

そして、その※※さんから「松井さん、私と◎◎さんとどちらが先に帰ってもいいですか?」と意味不明な質問をされたので、私は「そりゃ、◎◎さんに決まってるでしょ!」と即答した。「やった~」と喜ぶ◎◎さん、「どうしてですかぁ~」と悔やむ※※さん… そこで私が「地球が滅亡しようとも、常に女性の味方ですから!」と付け加えると、たまたま通りかかった派遣男性が「俺も松井さんと同じ意見だから!」と言ったので笑ってしまった。

その後、トラックへ荷物を渡すための作業の最中… 私を含めた4人が配置された地域だけ、なぜか使用している機械が全てエラー、エラー、エラー… 作業を進められなくなってしまった。先程の※※さんと一段階上の男性正社員がやって来て「あ~でもない、こ~でもない」と悪戦苦闘… 結局、我々の地域だけ“最初からやり直す”ことになったのだった。以前は、このような“システムエラーという名のヒューマンエラー(正社員のミス)”が多発していたのだが、最近はほとんどなく… 久々に「それでこそ我が倉庫!」と思った私である。ハハハ…

仕分け作業・第二ラウンド開始前… 「まだ準備が終わっていない区画はあるのかな?」と思いながら倉庫内を歩いていたところ、ある区画内に“仕分け用の大きな箱”が一つだけ置き去りにされていたので、「おや? これは? ひょっとして…」と思っていたところ、◎◎さんがやって来て「あ、松井さん! ぢょうどいいところへ… この箱を入れる棚のコードが使えなくなっていたので作って来ました」と言ったので、私は「あぁ、そういうことね」と言いながら、その箱の準備を完了… 昨日は、なぜか◎◎さんと交流の多いウキウキ気分の一日であった。エヘヘ…