映画鑑賞会の会場変更

某倉庫仲間との映画鑑賞会は、観客が減った頃の夜の上映を狙って行き、帰りは飲食店で雑談…　という流れになっている。しかし、いつもの映画館Ａにおける“不可能な任務（字幕版）”の上映が早々に一日一回、しかも真っ昼間になってしまったので、今回は映画館を変更…　某大手ショッピングモールに入っている映画館Ｂへ行くことになった。基本料金がＡより２００円高い設定になっていたけれど、“５５歳以上は１１００円”という割引プランがあったので、結果的に私は７００円も安くなった。

映画館Ａでは、鑑賞室の出入口が後方にあったので、「万が一、途中でトイレに行きたくなったら…」と考えて一番後ろの席を選んでいた。今回、真ん中の後方付近の席に“予約済み”が多かったので、「みんなトイレへ行きたいのかな？」と思いながら右端の最後方を選択したのだが、鑑賞室に入って愕然とした。出入口が鑑賞室の左前方だったからである。つまり、私が選んだ席は出入口から最も遠く、右側も背後も壁、左には先客が並んで座っている…　という場所だったからである。券売機の前に人が並んでいて焦ってしまい、座席表をしっかり見なかったから…

鑑賞室へ向かっている時に、仲間の一人が「最前列を選んでいる人がいたけど、ずっと見上げるようになるから首が疲れそう」と言ったので、私も「そうだよねぇ、そんな席は嫌だなぁ～」と同意したのだが…　今回の鑑賞室では、その席こそ“いつでもすぐにトイレへ行ける席”だったのだ。逆に、閉所恐怖症の私は席に着いた途端“閉じ込められた感覚”に襲われ…　トイレへ行ったばかりなのに、軽い尿意を催してきてしまった。そこで私は「そんなはずない！　さっき行ったばかりだ！　閉ざされた雰囲気に負けるな！　仕事中は５～６時間もトイレへ行かないだろ！」などと自分に言い聞かせた。

上映開始…　いつも行っていた映画館Ａの鑑賞室はガラガラ（我々を含めて５～６人）だったけれど、Ｂはそこそこ（２０人くらい？）入っていた。そうなると、いろんな人がいるもので…　私の左側、一つ空いた隣席から漂ってきた匂いによって「映画館にポップコーンは付き物だったな」と思い出した。また、左斜め前方の若い女性や、もう一列前方の外国人男性たちは、ちょいちょいスマホを開いていたので、「なるほどなぁ～　そういう奴らが視界に入らないで済むのは最前列だな」と思った。うん、次回も映画館Ｂだったら迷わず最前列の席にしよう。（別の鑑賞室の出入口は後方だったりして…）