とっくに赤信号だよなぁ？？？

今朝８時半頃…　私は、片側二車線の道路から片側一車線の道路へ右折するため、先頭から３番目で止まっていた。しばらくして信号が右折矢印になり、１台目が右折…　２台目も右折…　そして私のバスも右折…　念のため、右斜め後ろを目で確認…

すると、１人の自転車野郎が“右折した先の完全なる赤信号の横断歩道”を右から左へ渡ろうとしたので、私は「はぁ～？？？」と思ってブレーキを…　その時、自転車野郎が少しだけ横断歩道へ飛び出したところで止まったので、私はそのまま惰性で右折を続行…

と思ったら、止まった自転車野郎の横から、なぜか“上半身裸のお爺さん”がヨロヨロと渡り始めたのである。「おいおい…」と思った私がブレーキを踏んでバスを止めると、お爺さんはコチラを見ることなく、ただ真っ直ぐ前を向いたまま立ち止まった。

私は多少の不安を感じながらも、交差点の真ん中で止まっているわけにもいかず、慎重に右折を続行＆完了…　交差点から２０～３０ｍ進んだ先にあるバス停で止まって右ミラーを見たら、“信号の真っ赤な横断歩道をヨロヨロと渡っている”お爺さんが映っていた。

その後、乗降客扱い後に左ミラーを見たら、横断歩道を渡り終えてガードレールに掴まり、やっとこさ立っているお爺さんが映っていた。その姿は…　全力で２００ｍを泳ぎ切った選手が、プールから上がれずに呆然としているような感じであった。約１０年後には、高齢者の５人に１人がニャンチ症になるとか…　とても他人事とは思えない私である。