極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

野菜パウダー革命

2011年09月16日 | WE商品開発


【ソフトエネルギー事情】

ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏は、9月12日に開催された
「自然エネルギー財団」の設立イベントで基調講演を行なった。
この2030年には自然エネルギー中心の時代が来る、また、自然エ
ネルギーの発展のためにも、発電と送電の分離は必須であるとし
た。自然エネルギーを生かすためには、スーパーグリッド(直流
高圧送電網)が必須であるとして、日本海を中心に、発電エリアを
結ぶ「ジャパンスーパーグリッド構想」を語った。さらに、ユー
ラシア大陸や朝鮮半島と接続する「東アジアスーパーグリッド構
想」、インドシナからインド亜大陸まで覆う「アジアスーパーグ
リッド構想
」の構想まで語られた。 孫氏は、「過去100年以上、
人類はエネルギーを求めて戦争を繰り返してきた」とし、スーパ
ーグリッドでアジアがつながることが、子供と母親、日本とアジ
アの安全を生むとし「Energy for Peace in Asia」という文字を
掲示した。

なお、孫氏は講演の中で「私のことを政商という人もいるが、私
は金儲けのためにやっているわけではない。日本では議論ばかり
していてチャレンジが行なわれないので
、ちゃんとできるという
形を見せるためにやっているにすぎない。流れができしだい、通
信という本業に専念したい」と語ったという。

※『デジタル革命』の本質から通信と電気は融合するのだ。電流
というアナログ系にデジタルを乗っけると大量の情報がアジア全
体を行き交うことになるのだから、孫正義の意図とは別に、通信
=電力という図式ができる。そこだけがわたし(たち)の想いと
違うところだが、ともあれ、拍手。          
                           

 自国のエネルギを完全ソフト化!

 北朝鮮にも電力を送ろう!

 電送と情報の融合をアジアで!



【規格品外野菜のパウダー】

 

規格品外の野菜をパウダーにして飢餓で苦しむ国民の救済にでき
ないか。勿論、国内の規格外野菜や需給不均衡で過剰となった穀
類や野菜を回収し粉末加工し貯蔵しておくのだが、技術的な残件
もあるが大旨それは可能だ(『ネバネバ・パウダー革命前夜』。
タンパク質は大豆を主体としたパウダー、炭水化物は穀類を主体
としたパウダー、各種ビタミン類は野菜を主体としたパウダーで
構成し、粉砕方法は、常圧加熱乾燥法を主体に高価な凍結乾燥法
やマイクローウェーブ(大がかりな電子レンジ)乾燥法を併用し、
各種粉砕装置を使い、また場合には酵素加工を併用しパウダーに
する。

次に、各種パウダーを単独、あるいは混合し、デンプンやコラー
ゲン、ゼラチンなどの食品ゲル化剤や調味+香辛料などを加え消
費地で二次加工し、調理方法といっしょに供給するというものだ
が、これは食糧支援という意外に、高齢者、病院医療、あるいは
ファーストフードとしてあるいは家庭用食品として供給できる。
つまりは、以下の5つの長所をもつ。

(1)長期保存が可能
(2)規格外品や過剰品の再利用
(3)用途販路の拡大
(4)物流の環境負荷(エネルギー、二酸化炭素排出量)削減
(5)国際貢献

尚、ビジネスモデルが成立したなら世界展開でき、各国の余剰農
産物の効率的な再利用が可能となり【環境リスク本位制】の目玉
モデルなるのではないだろうか。




【技術的残件例】

1.喫食時に熱湯また温水を加えた時、ままこが発生する。

澱粉含有野菜ペーストに澱粉分解酵素を作用させ、ペーストの粘
度が一定になるまで酵素処理を行った後、酵素作用を止める温度
加熱し得られたペースト40~80重量部に対し、酵素未処理の澱粉
含有野菜ペーストを20~60重量部混合するし、得られた混合ペー
ストをドラムドライヤーで常温乾燥し、粉末化することで解決す
る(特開2011-103807「分散性に優れた野菜パウダー及びその製造
方法
」)。

 

2.ニラやケープなどの緑色野菜の機能性をまるごと粉体にする。

 

ケールやニラの植物組織をまるごと酵素分解し、微粉砕および攪
拌作用の相乗作用で酵素分解することで低分子化し、規格外品も
廃棄物も再利用し、滑らかで保健性に富んだ機能性まるごと機能
性緑色野菜ペーストとパウダーにする(抗酸化作用、ガン予防、
コレステロール調整(動脈硬化予防)、外用殺菌効果の効果、効
能があり、ビタミン、ミネラルを多く含む)。

※特開2011-139697「機能性まるごと緑色野菜の製造方法

粉砕装置図例

アブラナ科のケールをpH調整をせず温水と澱粉質液化酵素及び
植物組織崩壊・繊維分解混合酵素溶液で、液中機械的微粉砕作用
し、酵素反応で低分子化し、原料に温水70±10℃、澱粉質液化酵
素0.05~0.5%重量を添加混合。
糖質を液化し、温度を50℃に調整
し、分解混合酵素を添加(添加量0.1~1.0%重量)、反応温度50
±10℃、反応時間30~60分間とし、平均粒径が150~50μmで緑色
野菜ケールペーストを生成、その後ペーストを130~1600℃の瞬
間加熱乾燥機を用いて加熱乾燥を施し、含有固形物の平均粒径が
150~30μm である機能性まるごと緑色野菜パウダーを生成する
(同様にニラに対しても条件を変更し生成)。

 

ということで、アマデウス状態で頭の回転が止まることなく日が
暮れてしまった。事業開拓など構想段階では比較的簡単で、リス
クをとる行動が出来ないというのが世の常だと、これまた経験し
てきたことの繰り返しになるが、ともかくも、これで「もったい
ないビジネス
」がまた1つ完成というわけだ。

 

庭先には秋の気配が。三種類のラベンダーの苗を植える。横には、
赤と黄色の見事なハイビスカスが咲いている。

 

 

コメント
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