極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

刈ったバイオマスに価値をつける。

2011年10月12日 | 開発企画

 

   

 

【バイオマス回収事業構想】

平野部はもちろんのことスロープや凹凸の激しいところや狭いところを自在
に自走し草を刈るそんなかゆいところに手が届く草刈機がまたも、日本から
開発され商品化されている。
 

 

 

 P2011-125261

【符号の説明】

1前輪 2後輪 3走行機体 4運転席 5エンジン 6刈取り装置 7ハンドル
8上下昇降レバー 9HSTレバー 10走行ペダル 11ブレーキペダル
12クラッチレバー 12a先端辺 12b側辺 12cピン 21取付座


しかしながら、草刈中に小石等が衝突して刃先が損傷するため衝撃から刃先
を保護する必要がある。刃先が障害物に衝突した際に根元から自由に回転す
るように構成し、大きな衝突力が加わった時、回転して衝突力を逃がす構成
が採用されている。それでも、刈取り装置をどの程度下降させて作業を行う
かは、現場の凹凸、草の状況、作業者の経験によるところが大きい。刈取り
装置を必要以上に下降させると、刃先が小石に衝突して損傷しやすくなり、
刃先の小石等との衝突を検知することで刃先を保護と耐久性を向上する。下
記の件は回転方向の後部に、刃先よりも下方へ突起する突設部位を形成し、
この突設部が刃先よりも先に地面の小石等と接触する構成することで、刃先
の保護と接触音による刃先の位置を検知する草刈機の回転刃構造えをしてい
る。(ロ)は従来のの構造。(イ)は小石があっても、まず突設部分が小石
15に衝突して刃先14を保護し、
小石の高さであることを衝突音によって検知
する。作業者は衝突音を検知して回転刃を上昇させて刈取り作業を行う
こと
で回避するという新規考案だ。

P2005-218311A

【符号の説明】

7ステー 8刈刃 10ボルト 12ナット 13キャップ 14刃先 15小石


P2010-183868A

ところで、装置の基本機能および構成は、走行機体に草刈装置を下降させ草
刈り作業を行い、同装置を上昇させることで作業を中止する。上図の(a)は
草刈装置を下降させた作業姿勢を示す一部破断側面図、(b)は草刈装置を
上昇させた非作業姿勢を示す一部破断側面図を示す。草刈装置20(下図左参
照)をを昇降させた場合、動力伝達装置(実施の形態のベルト24に相当)は、
出力軸8aと入力軸34との接続部(両プーリ8b、33の中心で、この接
続部→伝動系接続部)を支点とし、第2接続部側が上下。この場合、出力軸
カバー12及び入力軸カバー13に対する中間カバー14の第1及び第2接続部15,
16を、側面視で伝動系接続部と一致させて、草刈装置20の昇降に、動力伝達
装置の上下動と中間カバー14の上下動が一致し中間カバー14の上下幅は、動
力伝達装置の上下幅に近い幅の狭いカバーでも動力伝達装置がカバーに接触
せずコンパクト化が可能だ。
 また、第1接続部15に支持部18を形成すると、
出力軸カバー12の係合部材(ピン81)と中間カバー14の長孔84とによる接続
構造により、支持部18が構成されているので中間カバー14が出力軸カバー12
に対し、係合部材(ピン81)の軸心周りに回動でき、出力軸カバー12に対し
て上下動が可能となる。つまり、出力軸を覆う出力軸カバー、入力軸を覆う
入力軸カバー、及び動力伝達装置を覆う中間カバーを、動力伝達装置と非接
触状態に保ちながら動力伝達装置を露出させずに、コンパクト化できる

    
P2010-183868A

【符号の説明】

8エンジン 8a出力軸 12出力軸カバー 13入力軸カバー 14中間カバー 15第
1接続部 16第2接続部 18支持部 20草刈装置 22刈り刃ハウジング 23カッタ
ーブレード 24動力伝達装置 34入力軸 81係合部材(ピン) 84長孔85固定部
材(第3カバーの天板最上部の前端角部) P縦軸心

尚、上図右は草刈装置20のベルトカバーを外した状態の平面図。また、下図
左は、草刈装置の刈り草放出部の一部縦断面図、下図右は草刈装置の平面図。


  
P2010-183868A

下図(上段)は集草器付き乗用草刈機の特許例、下段は集塵器(冷却器)付
きの特許例(いずれもクボタからの出願)。

   
P2009-201274A


 P2009-240214A

刈った草はそのまま放置してもやがて一部は還元分解するが、バイオマスは
分解してバイオアルコール、バイオ燃料化できるし堆肥化できる。これを回
収し、バイオディーゼルなどとして草刈機の燃料として再利用できる。全国
のユーザ(自治体、集落など)からネット受注し、草刈り→回収→燃料など
に加工→バイオ加工品やバイオエネルギーを販売という事業モデルの素描が
今回のブログテーマ。それにしても、この狭い国土を自在に疾走し凄技は他
国に真似が出来ない。ということはこのモデルの成功は世界化を意味してい
る。さしずめ『里山美化バイオマスプロジェクト』(仮)と銘打ってみよう。




手織りの綺麗な爪楊枝入れが隣の奥様から頂いたのだが、こういった細やかな
作業がどこの家庭でもなされていることに、めっきり秋らしくなった夕暮れも
手伝ってか妙に感心するのだが、その思いに陰翳が伴っていことにも年齢を感
じさせているのだと腑に落としている自分がいる。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする