極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

だらだらの選択

2012年10月08日 | 日々草々

 



 


 

 

    少し前に、僕はその部屋の中をのぞき込んでみた。
    そこで僕が目にしたのは-
    窓の近くに置いてある僕の椅子と、
    テーブルの上にうつ伏せに置かれた本。
    窓際の灰皿からは、吸いかけの煙草が、
    静かに煙をあげている。
    のらくらもの! ずいぶん前のことだけど、叔父にそんなふうに
    怒鳴られたことがある。言われてみれば、そのとおり。
    僕は今日いちにち、ただだらだらと時間をつぶしていた。
    毎日、毎日、そのくりかえし。
    まったく、何もしないで、だらだら。

 

     I looked into the room a moment ago,
       and this is what I saw--
       my chair in its place by the window,
       the book turned facedown on the table.
       And on the sill, the cigarette
       left burning in its ashtray.
       Malingerer! my uncle yelled at me
       so long ago. He was right.
       I've set aside time today,
       same as every day,
       for doing nothing at all.

                                      
                                                                       レイモンド・カーヴァー  “ Loafting 
                                                      村上春樹 訳 『だらだら』


     ※「マリンガラー」(Malingerer)とはフランス語源言葉。仮病を使って「さぼる」ひとのこと。

 

    Malfatti

【イタリア版食いしん坊万歳:マルファッティ・卵とホウレンソウ入りのニョッキ】


材 料:小麦粉 300g、リコッタチーズ 300g、ホウレンソウ 1kg、バター 150g、卵2個、
    卵黄1個、パルメザンかパダノのおろしチーズ 120g、
タマネギ 1個、塩、コショウ、
    ナッツメッグ、(スーゴ・ディ・カルテ)

作り方:リコッタチーズ、小麦粉 250g、ゆでて水気を絞ってみじんに切り、裏ごししたホウレ
    ンソウ、パルメザンかパダノのおろしチーズ 100g、卵、卵黄、塩、コショウ、ナッツ
    メッグを全部一緒に混ぜよく練る。ソフトでしっかりしたものに練り上げ、そこから
    ニョッキを作る。その間に鍋に水をたっぷり入れて火にかけ、塩少々を加えて沸騰さ
    せる。そこにニョッキを入れてゆでて、水気を切る。鍋にバターを溶かし、大きめに
    切ったタマネギにれは最後に取り除く)、ゆでたニョッキ,残りのパルメザンかパダ
    ノのおろしチーズを加えて味をつける。パイ皿(オーブン皿)にニョッキを入れオー
    ブンで数分焼く。

    最も簡単な作り方は、小麦粉 250g、ゆでて裏ごししたホウレンソウ 1kg、 パン粉
    250gを練り、さらに練ったものを柔らかくするためにぬるくした牛乳を大さじ数杯と
    ひとつまみの塩とナッツメッグ、みじん切りのパセリひとつかみも加える。練ったも
    のを最初はいくつかの固まりに分け,そこからクルミ大のニョッキを作り出す。それ
    らをゆでた後、溶かしたバターとパルメザンかパダノのおろしチーズ、またはスーゴ・
    ディ・カルネで味付けする。

 

 

 

ドライブにでかけないということで、急遽、水が浜のシャーレへでかける。シェアの浜辺脇にはデイゴの
花が美しく咲いていた。レストランでは彼女はチーズケーキとミルクティのセット、わたしオレンジジュー
スを頂いて、秋晴れの湖岸道路をドライブし帰ってくる。 

コメント
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