実登3168763
【暮らしの発明:猪用忌避具】
目覚めてテレビのスイッチを入れるとNHKで猪の被害対策の忌避用薬剤の効果について
放送が印象に残り発明者の名前を覚えておき早速ネット検索するとヒット。それによると
「忌避用薬剤として、豚の皮下脂肪を煮詰めて得られる脂肪液2、あるいは脂肪が多い肉
部分を忌避用薬剤とし、簡単に入手できる吸着材1に忌避用薬剤なる脂肪液2を吸着させ
て、着脱具3により耕作地の周辺に着脱可能に吊り下げことで、入手が容易で、安価であ
り、猪による実害が生じたとき即応が容易で、しかも効果が大きい猪用忌避具を得ること
をができる」ということだ。
この考案の肝は、豚の皮下脂肪、脂肪が多い肉部分を煮詰めた(→安価な皮付の脂肪部分
を2Kgないし3kg入手し、これを約5リットルの熱湯の中で数時間煮詰め、1リット
ル程度の脂肪液2が得られる)脂肪液を忌避用薬剤としていることだ。つまり、いま流行
しているアロマセラピーの逆効果を利用することにあり、猪に限定せず、鳥類(椋鳥、カ
ラス)、熊、猿、鼠など応用展開できる可能性がある忌避剤(忌避用精油)の販売サービ
ス事業が考えられる。そう、世界展開という手だ。ボランティアから事業展開ということ
で考えようによれば、百億円規模の事業化も見えてきそうだから実に面白い。
特開2001-322698
【ラムネ飲み競争の反省点】
ラムネ飲み競争ってご存じだろうか?スタートラインとゴールラインの中間部にラムネ壜
を(瓶)を置いておき球技者が一斉にその場で栓を抜き飲み干し空瓶を置いてゴールする
というものだが、上手く飲み干せる生徒がいるが、殆どの子供達はなかなか飲み干せない。
競技としメリハリがなくダラダラとした感じになり体育振興委員、競技者出場者、自治体
関連者の慰労会で批判的な意見が出ていたが、用具準備係をしていたわたしも同調者なの
だが、それ以上に、逆ねじ加工のキャップを外し飲み干している生徒達もいたので、中の
ビー玉の誤飲の危険はないのかと関係者に尋ねると飛び出さない設計だとの回答だったが
競技を終え点検するとビー玉が簡単に取り出せたので、危険ではないかと指摘しこの種目
の再検討を要請した。老婆心とはいえこんなエピソードもあったのだから面白いものだ。
【INTERMISSION】
リトアニアで14日、日立製作所が受注で合意している同国東部のビサギナス原発の建設の
是非を問う国民投票が行われ、15日未明(日本時間同日午前)までの集計によると、賛成
が34%にとどまっているのに対し、反対は62%に上った。政府の政策は投票結果に縛られ
ないが、民意が「ノー」を突き付けたというし、韓国ではソウルの住民およそ190人が
生活道路から、基準値を超える量の放射線を浴びた可能性が分かり、去年11月、北部地
域の道路から、高い放射線量を測定し、アスファルトに使用されたコンクリートからも、
放射性物質のセシウムが検出されたため、市が周辺住民1万人 あまりの被ばく調査。一般
の人が1年間で被ばく許容量基準値は、1ミリシーベルト以下、189人が、累積で1ミ
リシーベルト以上の放射線を浴びた可能性があるという。このうち、41人は5ミリシー
ベルトを超え、61人が10ミリ シーベルト以上だった。今後50年にわたり、周辺住民
の健康調査を行うという。 このままだと、ここ当分、放射線物質の拡散汚染や原発建設反対に
関するニュースが続きそうだ。
【X年後のノーベル経済学賞:デジタル革命下の制度設計をめざして?】
スウェーデン王立科学アカデミーは15日、12年のノーベル経済学賞を米ハーバード大
のアルビン・ロス教授(60)と米カリフォルニア大のロイド・シャプリー名誉教授に授
与すると発表した。異なる好みや特性を持つ市場参加者同士を効率的に引き合わせる「マ
ッチング」の理論を構築したことが、実社会の制度作りに大きく貢献したと評価されたと
いう。つまり、現代社会では、人によって好みや経済力、学力などが異なる一方、サービ
スを提供する企業や学校、病院などの側も専門性が細分化されているが、どのような制度
設計をすれば、さまざまな特性を持つ参加者を効率的に引き合わせることができるかを、
理論経済学を用いてモデル化。実際の制度設計や実証研究などを通じて理論を具体化した
ことが評価された。マッチングの理論は、米国では臓器移植の提供者と患者を結びつける制度
や、学校選択の制度などの設計に応用されている。
ならば、このブログでも掲載してきたけれど、X年後をめざして「デジタル革命下の制度
設計」を研究テーマに日本から初のノ-ベル経済学賞を獲得してみようか。そうでなくて
も今の日本若者は、自動車や住宅購入のローンを組むことが非現実的な“そんな阿保な!?
時代”に痛々しく生きているのだから、ここは一丁、救世するのも時代要請か?
そうかと思うと、 携帯電話大手ソフトバンクの孫正義社長は15日夕、東京都内で記者会
見し、米同業3位の「スプリント・ネクステル」を買収することで両社が合意したと発表。
ソフトバンクがスプリントの発行済み株式の70%を取得、子会社化する。買収額は約201
億ドル(約1兆5700億円)で、来年半ばまでに買収手続きを完了する。両社の日米加入契
約数は計約9千万件と、国内首位のNTTドコモ(約6100万件)を上回る。孫社長による
と、買収でグループの年間売上高は計約6兆3千億円となり、世界の携帯電話会社で首位
のチャイナモバイル(中国)、2位のベライゾン・ワイヤレス(米国)に次ぐ第3位の通
信グループが誕生するということだ。海援隊のロゴを現代風にアレンジしたソフトバンク
だからM&Aもいいかもしれないが、実体経済から乖離した世界だからかっての村上ファ
ンド・ホリエモン事件を思い出させる。「ものづくり社会」を疎外する英米流金融主義下
の「円高時代」。未来設計(百年国債)→政治主導有効需要喚起(新中間経済主義=長期
円安誘導)→中間階層の創出というシナリオの背骨が「デジタル革命下の制度設計」なの
だ(諄いってか?!)。
さらにもう1つ。中国・上海市内の飲食店で11日夜、日本企業の現地法人に勤務する日本
人と中国人社員数人が、店内にいた4~5人の中国人から殴られたりビール瓶を投げ付けら
れたりして負傷したことが15日分かった。日本人数人が軽傷を負ったほか、中国人社員の
一人は刃物で切り付けられて手を負傷した。日本人を標的にした暴行とみられ、日本政府
による尖閣諸島の国有化決定以降広がる反日感情の根強さを示した。上海の日本総領事館
などによると、暴行があったのは観光名所・外灘(バンド)近くの飲食店。地元警察が15
日までに中国人容疑者の身柄を拘束し、取り調べているという。社員が暴行を受けた会社
は「入院した者はおらず、既に全員が出社している。詳しいことは話せない」と述べてい
ることが報じられたが、1932年(昭和7年)に発生した上海日本人僧侶襲撃事件この事件
をきっかけに日中が武力衝突する上海事変の悪夢を思わせる事態が終息していない。宗教
では、武力では国家間の紛争は解決できない(例えば、フォークランド紛争ではプエルト・
アルヘンティーノの陥落を受けて、1982年6月15日にはガルチェリが「戦闘終結宣言」を
出したが、すでに求心力を失っており2日後に失脚。20日にはイギリス軍がサウス・サン
ドイッチ島を再占領し、イギリス政府は停戦宣言を出した。こうして72日にも及び、両国
に多大な犠牲を出した戦争は終わっている)。
故吉本隆明は政治過程とは幻想過程であり過剰な共同体意識(幻想)の「過剰」を排除す
ことが真の国家間紛争の解決だと喝破したが、それが理解できなければ「統治能力」も「
学習能力」もないに等しいと思える。またそれは、温故知新、孔子の中庸という言葉にも
見つけることができるのではないだろうか。