朝早く目が覚めたので、うがいと歯磨きをすませ、台所に立つ彼女の元に行き、うなじにくモーニングキス
をする。すると彼女の口から意外な言葉が飛びだした。「キッスは三歳になるまでダメよ!」。なぜと訊く
と唾液のバイ菌が移るかろよという。「ふぅ~~~ん。そうなんだ」。それが引っかかり夜になってネット
で調べている。ミュータンス菌といって最初からヒトの口腔内に存在してはいないが、口移しや食器の共有
などによって、感染者の唾液が口に入ることによって感染する。生まれたばかりの子は、口内にミュータン
ス菌はいない。なので、互いにマスクしないといけないと思います。ですが、唾液がつく、キス程度ならさ
ほど心配はない。大人の口で噛んだものを与えたり、スプーンなどを共有しなければまず大丈夫とか。普通、
この虫歯菌は食べ物のカスなどが歯にくっついてできた歯垢(プラーク)に棲息し、長く歯の表面に留まり
ます。これら種々の虫歯菌が生産する「酸」によって、歯のカルシウムやリンなどの無機成分が溶け出し、
エナメル質や象牙質が破壊され、最終的に歯根まで達して歯を崩壊させる。
ミュータンス菌
それにしても、近頃は栄養衛生学の知識が普及し、綺麗、キレイ、きれい文化が発達して、少し過剰ではな
いかと思えるところがある。耐性菌などのこともありそれなり注意しないといけないが、人間の免疫能力を
高める(自己免疫耐性)ことも大切なんじゃないかとは思う。思うが、酷い頭痛で朝から、人参たっぷりの
野菜ジュースとともに風邪薬を飲むことに。一番いいのはデスク作業をセイブすることなのだが、判ってい
るけれどやめられないという自堕落な自分にあるのだが。
『PRICELE$S?あるわけねぇだろ、んなもん!?』(第2回:フジテレビ.2012.10.29)脚本・古家和尚、演出・
鈴木雅之)を作業で流しながら観ていると、スゲぇことに、織田信長のレアフィギアが空を舞飛んでいるで
はないか。筋書きは、香里奈が扮する二階堂 彩矢(にかいどう さや)の登場によりこのドラマ展開のキレ
をつくる(拍手・拍手)。ミラクル魔法瓶経理部。休憩時間は株取引に興じている。不正な領収証発行や残
業申請などを許さず、不正な事案を見つけたときは徹底的に調査する。機密情報漏洩の犯行当日とされる日
に、社内にいるはずの金田一の大阪への出張報告を発見し、金田一の空出張を利用した経費着服と疑い、調
査を始めるがそのような事実はなく情報漏洩で解雇されたことこそが誤りだったと気づく。虚偽の内容を統
一郎に進言し、一旦は聞き入れて貰えたと思った矢先に証拠である「大阪タウンビジネスホテル」の領収書
は消え、社史編纂室へ異動になる。それからも諦めず調査を続行し、専務の机を探っていたのを見られてし
まい、解雇処分となる。贔屓にしていた株も暴落してしまい、社員寮も追い出された彩矢は金田一の住んで
いる幸福荘に身を寄せるというシーンだ。
その前にせっかく稼いだ300円を射的に投じた死んだ社長の隠し子だったためにミラクル魔法瓶を解雇さ
れた金田一二三男(木村拓哉)が、世話になった貧乏生活の先輩・両太(田中奏生)の父の形見の北別府投
手(広島カープ)のサインボールを投ずることも厭わす、欲しかった玩具は手に入らずかわりに「トイズ」と
言う名の箱入りキャラメル。このおまけの「戦国武将フィギュアシリーズ」、しかも、レアアイテムである
らしい「山中鹿之助」をゲットするが、猫に小判。・戦国武将に興味のない金田一には「三日月の前立ての
兜」を見ても人形を「信長」と間違えているのが、その金田一の唯一の希望であるミラクル魔法瓶経理部の
戦国武将フィギュアコレクター・二階堂彩矢(香里奈)で歴女で、残り一つ、この鹿之助がそろわないとい
う因果律が伏線が織り込まれドラマ展開する。
ドラマのなかで、彼女(彩矢=香里奈)が突然、徳川家康や山中鹿之助の後世に名言?として伝わる言葉を
喋るのだっが、何々と耳をそばだてるも意味が分からずハラハラするもドラマが進行していくのがとても新
鮮だ。ところで、山中鹿介幸盛は戦国時代の武将で尼子氏の家臣で、尼子家は永禄九年(1566年)に毛利元就
に降り家は没落するも山中鹿之助の名を残す活躍が始る。「お家再興」(忠臣蔵のように)のため「願わく
ば、我に七難八苦を与えたまえ」と奮戦するも、最後は毛利に殺されてしまう義士として有名となる。なぜ、
フィギアが画面上中を舞っているのかもわからずドラマは終わるが、エンディング曲のザ・ローリングスト
ーンズのパンキーな「Jumpin' Jack Flash」。♪ おれが生まれた嵐の夜ママと一緒になきわめく呼ばれて飛び
出て/さあ、楽しもうぜいつでもどこでもおれは楽しむぜなんてったって呼ばれて飛び出て
♪ と、なぜか弾けた乗りがベストマッチし心地よいから次週が楽しみだ。