『鉄拳高 同級生はケンカ王』
我的野蠻同學 MY SCHOOLMATE THE BARBARIAN(2001年香港)
監督 ウォン・ジン
ビリー・チョン
脚本 ウォン・ジン
出演 ニコラス・ツェー、スティーブン・フォン
ジョイ・ヨン、サミュエル・バン
■ストーリー■
別れた女生徒にウソをつかれて名門校を退学になったエドワードはTBS高校に転校してくる。しかし、TBS高校は放課後、最上階のクラスで54個に並べられた机の上でのケンカによってすべてが決められている高校だった…。
■感想■
戦いで勝負を決める高校に転校してきたしまった優等生を描く香港コメディアクション映画。
主演は『ジェネックス・コップ』(1999年)、『忘れな草』(1999年)、『トランサー霊幻警察』(2001年)のスティーブン・フォン、ニコラス・ツェー。
そういえば、この主演の2人って共演作が多かったんですね。
ところで、TBS高校の元キング、ストーン役のニコラス・ツェーっは、1980年生まれだから今作の製作時期、当時21歳だから、年齢的にそんなにおかしくないですけど、もう1人の主人公のエド役のスティーブン・フォンは1974年生まれだから当時27歳か、スゴイ!スゴイ!
まぁ『キャリー』(1976年)のシシー・スパイセクは、当時28歳くらいで高校生を演じていたんですもんね。全然大丈夫です!
監督、脚本はウォン・ジン。香港の映画ファンのためだけに香港映画を作り続けるエンターテイメント派!
共同監督はビリー・チョン。
でも、ウォン・ジンのように、観客を喜ばせようとするその製作姿勢が、最もエンターテイメント的には、大傑作を作るんですからね。
『インファナル・アフェア』(2002年)の影響で作られたであろう『ブラック・シティ黒白森林』(2003年)を例に出さなくても、とにかく、面白くなりそうなもの、ヒットしたものは何でも自分の作品に取り入れてしまうウォン・ジンは香港映画で最も好きな監督の1人です!
『インファナル・アフェア』にインスパイアされまくりのノワールアクション『ブfラック・シティ黒白森林』は、10年後も語られるであろう大傑作ですもんね。パクリのような作品でも、ちゃんとしたエンターテイメント作品を作っちゃうんですからね。もうウォン・ジン監督っていうだけで安心して観ていられます!
ところで、今作って韓国映画のトンデモ高校映画『火山高』(2001年)からインスパイアされたんですかネ??“インスパイア”じゃなくて、ウォン・ジンお得意の“パクリ”という言い方でもOKですかね??
アクションシーンがしつこい韓国映画の『火山高』の方が、本作よりもトンデモ度は高いですよね。ウォン・ジン監督作だから、今作の方がトンデモ度が高いイメージなんですけどネ!
『火山高』っていつの時代か、どこの国の物語かわからないくらいトンデモでしたもんね。だから、今作『鉄拳高 同級生はケンカ王』も、かなりのトンデモ映画を想像してたんですけど違いました!
かなり現実的な設定だったんでちょっとビックリしちゃいました。
でも香港映画らしく、秀才でケンカがからっきしだったエドワードが数日で、いや、数ヶ月なのかな??の特訓で超強くなったのにはご愛嬌ですけど。
それも、ケンカの技はTVゲームから得たっていうのも、いかにも香港映画のいいかげんさが出ててスゴク良かったです!
あと、エドワードを誘拐する悪いやつが、キャラクターの中で1番強いっていうのも分かりやすくて良いですよね。でも、強すぎですけど…。
まぁ、全体的にはホノボノとしてて良い感じです!少年ジャンプ度は思ったより高くないので、そのあたりは期待しないように。
ちょっと香港の高校のシステムがわからないんだけど、統一試験って高校卒業の証なんでしょうかね??あと、香港の高校ってソーシャルワーカーがいるんですね。知らなかったです。 70点
我的野蠻同學 MY SCHOOLMATE THE BARBARIAN(2001年香港)
監督 ウォン・ジン
ビリー・チョン
脚本 ウォン・ジン
出演 ニコラス・ツェー、スティーブン・フォン
ジョイ・ヨン、サミュエル・バン
■ストーリー■
別れた女生徒にウソをつかれて名門校を退学になったエドワードはTBS高校に転校してくる。しかし、TBS高校は放課後、最上階のクラスで54個に並べられた机の上でのケンカによってすべてが決められている高校だった…。
■感想■
戦いで勝負を決める高校に転校してきたしまった優等生を描く香港コメディアクション映画。
主演は『ジェネックス・コップ』(1999年)、『忘れな草』(1999年)、『トランサー霊幻警察』(2001年)のスティーブン・フォン、ニコラス・ツェー。
そういえば、この主演の2人って共演作が多かったんですね。
ところで、TBS高校の元キング、ストーン役のニコラス・ツェーっは、1980年生まれだから今作の製作時期、当時21歳だから、年齢的にそんなにおかしくないですけど、もう1人の主人公のエド役のスティーブン・フォンは1974年生まれだから当時27歳か、スゴイ!スゴイ!
まぁ『キャリー』(1976年)のシシー・スパイセクは、当時28歳くらいで高校生を演じていたんですもんね。全然大丈夫です!
監督、脚本はウォン・ジン。香港の映画ファンのためだけに香港映画を作り続けるエンターテイメント派!
共同監督はビリー・チョン。
でも、ウォン・ジンのように、観客を喜ばせようとするその製作姿勢が、最もエンターテイメント的には、大傑作を作るんですからね。
『インファナル・アフェア』(2002年)の影響で作られたであろう『ブラック・シティ黒白森林』(2003年)を例に出さなくても、とにかく、面白くなりそうなもの、ヒットしたものは何でも自分の作品に取り入れてしまうウォン・ジンは香港映画で最も好きな監督の1人です!
『インファナル・アフェア』にインスパイアされまくりのノワールアクション『ブfラック・シティ黒白森林』は、10年後も語られるであろう大傑作ですもんね。パクリのような作品でも、ちゃんとしたエンターテイメント作品を作っちゃうんですからね。もうウォン・ジン監督っていうだけで安心して観ていられます!
ところで、今作って韓国映画のトンデモ高校映画『火山高』(2001年)からインスパイアされたんですかネ??“インスパイア”じゃなくて、ウォン・ジンお得意の“パクリ”という言い方でもOKですかね??
アクションシーンがしつこい韓国映画の『火山高』の方が、本作よりもトンデモ度は高いですよね。ウォン・ジン監督作だから、今作の方がトンデモ度が高いイメージなんですけどネ!
『火山高』っていつの時代か、どこの国の物語かわからないくらいトンデモでしたもんね。だから、今作『鉄拳高 同級生はケンカ王』も、かなりのトンデモ映画を想像してたんですけど違いました!
かなり現実的な設定だったんでちょっとビックリしちゃいました。
でも香港映画らしく、秀才でケンカがからっきしだったエドワードが数日で、いや、数ヶ月なのかな??の特訓で超強くなったのにはご愛嬌ですけど。
それも、ケンカの技はTVゲームから得たっていうのも、いかにも香港映画のいいかげんさが出ててスゴク良かったです!
あと、エドワードを誘拐する悪いやつが、キャラクターの中で1番強いっていうのも分かりやすくて良いですよね。でも、強すぎですけど…。
まぁ、全体的にはホノボノとしてて良い感じです!少年ジャンプ度は思ったより高くないので、そのあたりは期待しないように。
ちょっと香港の高校のシステムがわからないんだけど、統一試験って高校卒業の証なんでしょうかね??あと、香港の高校ってソーシャルワーカーがいるんですね。知らなかったです。 70点
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