『ドッグ・ソルジャー』
DOG SOLDIERS(2002年イギリス)
監督 ニール・マーシャル
脚本 ニール・マーシャル
出演 ケビン・マクキッド、ショーン・パートウィー
リアム・カニンガム
■ストーリー■
スコットランドの山奥で演習中のウエルズ軍曹率いる小隊が危険を知らせる信号弾を見つけ、その場所に行ってみると演習相手の特殊部隊が隊長のライアン大尉を残し全滅していた。行方不明者が連続して発生しているその森で、謎の巨大生物に追われた小隊は偶然車で通りかかったメーガンという女性の車に乗り込み森の中の1軒屋に逃げ込むのだった。
■感想■
現代を舞台に描く狼男ホラー映画!
演習中の軍隊の1部隊が、森の中で狼男に襲われて森の中の1軒屋に篭城する『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』型のアクションホラー映画です!
監督、脚本はこれが長篇デヴュー作のニール・マーシャル。
デヴュー作にしてはしっかりまとまってて、面白すぎるエンターテイメントのホラー映画になってます。
長編デヴュー作というと、なんでもかんでも色んな要素を入れすぎちゃってまとまりに欠ける作品を作る監督さんが多いですけど、今作はちゃんとまとまってます!
ランニングタイム104分というデヴュー作にしては、ちょっと長めのランニングタイムも退屈することなく、最初から最後まで魅せてくれます!
「狼男に傷つけられた人間は、狼男になる」とか
「銀の弾丸でしか倒せない」等々、
ちゃんと狼男映画の約束事を、ちゃんと守ってます!
ニール・マーシャル監督のホラー映画への愛情が画面から、ヒシヒシと伝わってきます!!
なぜ狼男がいるのかとかは説明は一切なくて、人間と狼男たちの攻防戦が徹底的に描かれてます。特にヒネリもなくエンターテイメント作品の見本みたいな作品です。
長編デビュー作にしては、かなりデキが良いでしょう。最初から緊張感が漂う雰囲気作りもウマイです!ただ、登場人物たちが多いので、キャラクターの個性が、ちょっとわかりづらいかも。
DVDのカットシーン見てたら、監督がテンポ考えるとカットして良かったみたいなこと言ってますけど、キャラクターの性格を説明するシーンは、あった方が良いですよネ~!アクションシーンを少し減らしても良いですから!
観てる方は、誰が主人公なのかも最初は良くわからないし。まぁ、ストーリーが進むに連れて主人公がわかってくるんですけどね。
でも、登場人物が良くわからないと感情移入しにくいんですよね。まぁ、特に主人公、主人公してない方が、誰が生き残るのかっていう緊張感はあるんですけどね。
狼男映画といえば『ハウリング』(1981年)、『狼男アメリカン』(1981年)等、1980年代前半にブーム(っていっても、あとは『ハウリング』のシリーズくらいですか??)のあとは『バッドムーン』(1996年)、『ジンジャースナップス』(2000年)等、たまに、ちらほらと公開されてましたけど、そんな狼男映画のラインナップに1本、良質なエンターテイメント作品が増えましたね!
それも、1980年代の狼男映画に負けないくらい面白い作品が!
ホラー映画好きなら迷わず観ろ! 70点
DOG SOLDIERS(2002年イギリス)
監督 ニール・マーシャル
脚本 ニール・マーシャル
出演 ケビン・マクキッド、ショーン・パートウィー
リアム・カニンガム
■ストーリー■
スコットランドの山奥で演習中のウエルズ軍曹率いる小隊が危険を知らせる信号弾を見つけ、その場所に行ってみると演習相手の特殊部隊が隊長のライアン大尉を残し全滅していた。行方不明者が連続して発生しているその森で、謎の巨大生物に追われた小隊は偶然車で通りかかったメーガンという女性の車に乗り込み森の中の1軒屋に逃げ込むのだった。
■感想■
現代を舞台に描く狼男ホラー映画!
演習中の軍隊の1部隊が、森の中で狼男に襲われて森の中の1軒屋に篭城する『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』型のアクションホラー映画です!
監督、脚本はこれが長篇デヴュー作のニール・マーシャル。
デヴュー作にしてはしっかりまとまってて、面白すぎるエンターテイメントのホラー映画になってます。
長編デヴュー作というと、なんでもかんでも色んな要素を入れすぎちゃってまとまりに欠ける作品を作る監督さんが多いですけど、今作はちゃんとまとまってます!
ランニングタイム104分というデヴュー作にしては、ちょっと長めのランニングタイムも退屈することなく、最初から最後まで魅せてくれます!
「狼男に傷つけられた人間は、狼男になる」とか
「銀の弾丸でしか倒せない」等々、
ちゃんと狼男映画の約束事を、ちゃんと守ってます!
ニール・マーシャル監督のホラー映画への愛情が画面から、ヒシヒシと伝わってきます!!
なぜ狼男がいるのかとかは説明は一切なくて、人間と狼男たちの攻防戦が徹底的に描かれてます。特にヒネリもなくエンターテイメント作品の見本みたいな作品です。
長編デビュー作にしては、かなりデキが良いでしょう。最初から緊張感が漂う雰囲気作りもウマイです!ただ、登場人物たちが多いので、キャラクターの個性が、ちょっとわかりづらいかも。
DVDのカットシーン見てたら、監督がテンポ考えるとカットして良かったみたいなこと言ってますけど、キャラクターの性格を説明するシーンは、あった方が良いですよネ~!アクションシーンを少し減らしても良いですから!
観てる方は、誰が主人公なのかも最初は良くわからないし。まぁ、ストーリーが進むに連れて主人公がわかってくるんですけどね。
でも、登場人物が良くわからないと感情移入しにくいんですよね。まぁ、特に主人公、主人公してない方が、誰が生き残るのかっていう緊張感はあるんですけどね。
狼男映画といえば『ハウリング』(1981年)、『狼男アメリカン』(1981年)等、1980年代前半にブーム(っていっても、あとは『ハウリング』のシリーズくらいですか??)のあとは『バッドムーン』(1996年)、『ジンジャースナップス』(2000年)等、たまに、ちらほらと公開されてましたけど、そんな狼男映画のラインナップに1本、良質なエンターテイメント作品が増えましたね!
それも、1980年代の狼男映画に負けないくらい面白い作品が!
ホラー映画好きなら迷わず観ろ! 70点
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